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障害者差別 事例(勤務先等) [2017年01月03日(Tue)]
 横浜市は、28年4月の「障害を理由とする差別の解消
の推進に関する法律」(障害者差別解消法)の施行に向けて、
27年1月26日から2月28日まで、障害者差別に関する事例を
募集しました。

寄せられた事例を通して、市民の方々に、障害のある方や
ご家族等の声をお伝えするとともに、障害者差別について
考えていただくことを目的として、寄せられた全ての事例を
市ホームページ等で公表しています。

 障害者差別を受けたと思った事例、適切な配慮がなくて
困った事例など(差別を受けたと思ったこと、嫌な思いを
したこと、適切な配慮がなくて困ったこと、又はそれらを
見かけたこと)を、11の場面別に整理しています。

「障害者差別に関する事例の募集」の実施結果(横浜市)

 勤務先等の場面で、精神障害の当事者等の応募で、
気になった9の事例と、「こうしてほしいこと」の
記載を1つ掲載します。

@企業側も身体障害者、知的障害者だけでなく、
 もっと精神障害者の雇用を促進すべきだと思う。
 能力で言えば身体障害者と精神障害者もそれほど
 差があり、支障をきたすとは思えない。ただし、
 精神障害者は疲労などから体の不調を訴える
 ことがあるので、その点は留意が必要である。

A職場で仲間に「メンタルはサボれて良いよなぁ〜」
 「給料もらってんだからちゃんと働けよ!」等、
 心ない言葉を浴びせられた。

B病院に上司が一緒に来てくれたのはよかったが、
 医師に「この人はもう治っていて、甘えている
 だけでは?」と発言していた。

C障害者の枠で求職中だが、賃金の安い仕事、
 誰でもできるような、やりがいのない仕事しか
 紹介されない。とてもではないが将来を考えて
 生活に希望が持てない。

D一度受診して病名がつくと、回復しても社会で
 受け入れられにくく、隠して就労しなければ
 できないことがある。何かあったときに、
 対応できる人がいないのは、本人にとっても
 不安材料になっている。

E一般企業に障害者枠として採用された場合、
 勤務日・勤務時間も少ない中、精神障害者の
 多くは健常者と変わらず仕事に取り組むが、
 「あの子だけ特別扱いだ」とか言われ、
 病気を理解しない人たちに挨拶しても無視
 され続けたことがあったとのこと。
 「あなた、どこが病気なの?」など、
 目に見えない病のつらいところです。

F就労準備中。 面接も数重ねていきましたが、
 やはり告知することでこういう事例は過去初めて
 だとか、当社の基準に合わない等で片付けられて
 しまいました。お掃除とか軽作業とかでも、この
 病気は恐ろしいものだというのが世間の常識です。

G復職の際に「自閉的特性と刺激過敏性とそれに
 伴う混乱状態に陥りやすいことに対する環境調整が
 職場として可能であれば、復職を許可する」という
 主治医からの診断書を提出したが、「周りの社員へ
 配慮しなくてはいけないので」と言われ、座席を
 刺激の少ない端にしてもらったこと以外は
 ほとんど調整してもらえなかった。

H復職前の面談で「できることはします」と言って
 くれていた産業医に、最終面談では「障害者(発達、
 精神)だからと言って容赦しませんよ」と言われ、
 とても怖い思いをしました。 職場との調整も
 ほとんどしてくれず残念でした。

〇事例について、こうしてほしかったこと
 こうした方がよいと思ったこと

 障害があっても有能な人(場合によっては人並み以上の
 能力を持つ人もいる)や、できることもたくさんあるので、
 理解もないまま決めつけや排除するような言動は避けて
 ほしいです。できないところではなく、できるところに
 目を向けたら強い戦力になる場合があることを企業などは
 理解してほしいです。どちらか一方ではなく、
 双方の歩み寄りが大事のように思います。
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