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協働力を磨く研修会 [2015年01月06日(Tue)]
 26年12月に「協働力を磨く研修会」に参加しました。
対象は、宮崎県の協働事業推進員など。市町村職員の
参加もありました。

 今回は、協働の裾野を広げることが目的の初級編で、
日程も半日でしたが、奥深く、中身がギュッと詰まった
研修でした。

  導入講義の「協働概論」は、宮崎NPO活動支援センター長
井上優氏が、市民参画を促すポイント(下記)や協働事例等に
ついて説明しました。
 @具体的な事実や根拠を提示。
 A目の前で起きていることだけでなく、全体の動きを提示。
 B今困っているから協働してほしいという視点だけでは、
  市民は攻略しにくい。
 C事業名の与える印象は重要。
 D目的と目標は、達成までの期間や具体性の程度を想定。
 E市民団体に公募する必要性が、わかりにくいのはダメ。

 次に、NPO等の活動紹介。豪華メンバーが揃いました。
 @ドロップインセンター(子育て) 黒田理事長
 A宮崎文化本舗 山内事務局長
Bてるはの森の会(環境) 下村さん、相馬さん
 Cゆめ家族(認知症) 吉村理事長

 テーマ別グループワークは、4班(認知症の方の見守り)に
参加しました。

 2時間のワークで、協働事業の企画をつくるという凝縮した
プログラムで、企画のワークシートを各自作成し、グループ内で
回覧・コメントメモをした際には、どうなることかと思いました
が、NPOの方が、進行役のファシリテーターで各グループに
いたので、いい企画づくりが体験できました。

 大牟田市では、12年前から、町を徘徊する認知症の方を探す
模擬訓練を小学校区で実施しています。一つの校区で始めた
訓練が、昨年は、市内の全校区で実施されました。

 研修のワークシートが事前に配付されたので、ネットで調べ
たら、模擬訓練は、全国で実施されていました。県内では、
宮崎市、小林市、西都市の事例がありました。

 生協やヤクルト等の民間企業が参加しての見守りネットワーク
もあり、県社会福祉協議会のホームページには、実際に、
ヤクルトおばさんが異変に気づいて救急車を呼んだ例も紹介
されていいます。

 ☆みやざき地域見守り応援隊

 模擬訓練の前には、実施地域で、認知症の方への声のかけ方
などの講習会も開かれています。全国で、毎年、1万人以上の
行方不明者がいます。

 4グループでは、子どもが学校の行事として、模擬訓練や
その後の訪問活動に参加できる仕組みづくりを検討しました。

 認知症サポーター養成講座には、子どもが参加するプログラム
があり、宮崎県内でも実施されていることが、NPOの方と、
小林市の長寿介護課の方の話でわかったので、その校区で模擬
訓練ができる仕組みができないか考えました。

 事業としては、現在は別々に行われている子どものサポーター
養成講座や模擬訓練の実際の映像を撮影したDVDの教材を
つくり、訓練後の訪問活動までの一連の流れが、どうすれば
できるか、認知症ケアに関わる人たちでストーリーを考える
ドキュメント番組をつくるという企画になりました。

 NPOや市町村の担当者と一緒に考えると、一人の頭の中では
思いつかないような実践的な事業が企画できることを体感しました。
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