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ファンドレイジングと一緒に考えたい。「会計・経営分析の実践」とは。――NPO アカデミー講師:串田隆徳さんインタビュー [2015年07月03日(Fri)]
ファンドレイジングと一緒に考えたい。「会計・経営分析の実践」とは。――NPO アカデミー講師:串田隆徳さんインタビュー

聞き手 / NPOサポートセンター 笠原 孝弘


串田 隆徳さんは、持続的な社会の発展のために会計士スキルを活かした専門家サービスを提供する、株式会社ソーシャルクッションの代表取締役副社長です。2004年より有限責任監査法人トーマツに入社。2013年に起業。

公認会計士としての経験を活かし、NPO経営をテーマに、「会計・経営分析」の解説、演習プログラムを提供いただきます。


Q1:会計・経営分析は難しいイメージがあります。



「ご自身の団体の数値で分析する講座です。」

会計とか経営分析は難しいと思われている方が多いと思います。今回の講座は、まずは難しいものではないと実感してもらいたいと思っています。そして実際に、ご自身の団体の数値で分析していただく講座です。


Q2:会計・経営分析でNPO支援実績をお聞かせください。



「最初はできていなかったNPOも成果が出ています。」

2015年2月も、NPOサポートセンターと一緒に、内閣府の研修を実施しました。その時も今回の講座と同じように、参加者の方と一緒に演習をしました。その演習では、総会に向けた準備・発表を実際にしてもらいました。

ご自身の団体の財務分析もしてもらいました。最初はできなかった方も、研修の最後には、財務分析結果をしっかり発表いただきました。同じような成果を今回の講座でも出せたらと思っています。


Q3:第1回講座「財務・会計の基礎」の内容とは?



「ご自身の団体での活かし方を、演習を通じて一緒に考えます。」

第1回目は、財務会計のマネジメントの基礎、財務情報を正確に作るポイント。それを踏まえて、財務情報をどのように活用していくかを解説します。

実際にご自身の団体で財務情報をどのように活かしたいのか、財務分析をしていきたいのかを考える演習を設けています。実際に手を動かす演習は、経理・財務を担当する事務局長・スタッフ同士の情報交換・交流の場にもなります。


Q4:第2回講座「経営分析の基礎」の内容とは?



「問題の特定、課題の抽出、改善案を、財務諸表の事例をもとにディスカッションします。」

第2回目は、財務分析のポイント、事業別の収支の基礎、予算を作る際のポイント・基礎を解説します。演習では、モデルの財務諸表をお渡しし、それをもとに財務分析をしていただきます。問題点の特定、課題の抽出、その課題に対してどういった改善案があるか、参加者の皆さんでディスカッションする講座です。


Q5:どんな方にオススメの講座ですか。



「会計・経営分析に縁のない、とっつきにくいと思っている人にこそ、参加してほしい。」

会計・経営分析と聞くと、すごくとっつきにくくて、難しくて、縁のないものだと思う方は沢山いらっしゃると思います。そういう方にこそ、分かりやすいものになっております。ぜひ、ご参加いただけたらと思っております。



kushida_web.jpg串田 隆徳(株式会社ソーシャルクッション 代表取締役副社長
公認会計士 / 税理士)

2004年より有限責任監査法人トーマツに入社。クライアントに並走していくことを信条とした上場準備支援、企業の経営管理体制構築に関する相談対応、仕組み構築・運用支援に関与しており、クライアントに寄り添い、いつでも気軽に相談して頂けるサービスの提供に取り組んでいる。また、公認会計士としての経験を活かし、NPO法人等の非営利組織におけるマネジメント体制の向上支援を通じた企業とNPO法人等の協働支援等に取り組んでいる。


NPOに強い公認会計士に出会いたい。
公認会計士が明かす実践手法「NPO会計・経営分析」コースが、
2015年7月15日(水)、7月22日(水)開講します。

(コース紹介WEBサイト⇒) http://www.npo-sc.org/npoacademy/kouza_syousai414.html
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