山口県熊毛郡田布施町馬島(離島)東海域での調査実験が修了しました!
[2016年03月28日(Mon)]
平成14年度〜平成27年度まで行ってきました、山口県熊毛郡田布施町馬島(離島)東海域での調査実験が修了しました!
今までホームページに掲載した実験結果はコチラです。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。
→ 底質改良材(Hiビーズ)による漁場環境改善実証試験(平成14年2月から)
→ 新素材(NAコンクリート)を用いた魚礁による漁場環境改善実証試験(平成14年度2月から)
→ 石炭灰を用いた覆砂・魚礁の長期性能評価に伴う調査業務(平成14年2月〜平成24年10月)
→ アサリ、アマモ育成試験・モニタリング業務(平成16年度)
→ アサリ、アマモ育成試験・モニタリング業務2(平成17年度)
→ アサリ、アマモ育成試験・モニタリング業務3(平成18年度)
少しこの調査の経緯を説明します。
平成17年2月「海洋環境産業創生フォーラム」において瀬戸内海の未来を創ることを目的に下記表題が発表されました。
1、海域環境技術に関する中国地方整備局の取り組み(国土交通省)
2、水産基盤整備事業における環境配慮の取り組み(水産庁)
3、自然再生推進法のその後の展開(環境省)
4、海洋環境修復でのフィールドコンソーシアムの提案(中国経済産業局)
事例紹介では
1、フィールドにおける技術連携について鹿島建設(株)地域環境グループ
2、閉鎖性海域における最適環境修復技術について徳島大学と各報告者4名と事例紹介の2名と、上嶋さんのコーディネーターによる意見交換と会場からの意見の双方向で議論
が行われ大きな期待を抱かせるものでした。
そのような気運に先立ち平成14年度から土木企業が馬島における海砂代替材(石炭灰造粒物)のモニタリング調査を実施していましたが、撤収したことから、当会が調査を引き継ぎ平成16年度から山口県熊毛郡田布施町馬島(離島)の海老養殖跡地池にてアサリとアマモの生息状況を定期的にモニタリング調査しました。
同時に、長期的に見た生物相に及ぼす効果を定量的に評価することを目的に、一般海域における代替覆砂材並びにNAコンクリート魚礁等に対する覆砂・魚礁のモニタリング等の調査も実施しました。そしてこの度、この調査を終えることとなりました。
調査を終えるにあたり、関係者が10月10日に「覚書」を押印し漁業操業施設として漁協が活用すること等を合意したうえ着手し、平成28年3月2日付にて引き渡しが完了しました。
ご協力を頂いた田布施漁業協同組合の皆さま、水産大学校の皆さま、田布施町の皆様に御礼申し上げます。
「石炭灰製品を用いた覆砂・魚礁の長期性能評価に伴う調査報告書」を作成しました。その概要版を掲載しますので、ご覧頂きご意見等頂けますようお願いします。
→ H27馬島報告概要書.pdf
今までホームページに掲載した実験結果はコチラです。
ぜひこちらもあわせてご覧ください。






少しこの調査の経緯を説明します。
平成17年2月「海洋環境産業創生フォーラム」において瀬戸内海の未来を創ることを目的に下記表題が発表されました。
1、海域環境技術に関する中国地方整備局の取り組み(国土交通省)
2、水産基盤整備事業における環境配慮の取り組み(水産庁)
3、自然再生推進法のその後の展開(環境省)
4、海洋環境修復でのフィールドコンソーシアムの提案(中国経済産業局)
事例紹介では
1、フィールドにおける技術連携について鹿島建設(株)地域環境グループ
2、閉鎖性海域における最適環境修復技術について徳島大学と各報告者4名と事例紹介の2名と、上嶋さんのコーディネーターによる意見交換と会場からの意見の双方向で議論
が行われ大きな期待を抱かせるものでした。
そのような気運に先立ち平成14年度から土木企業が馬島における海砂代替材(石炭灰造粒物)のモニタリング調査を実施していましたが、撤収したことから、当会が調査を引き継ぎ平成16年度から山口県熊毛郡田布施町馬島(離島)の海老養殖跡地池にてアサリとアマモの生息状況を定期的にモニタリング調査しました。
同時に、長期的に見た生物相に及ぼす効果を定量的に評価することを目的に、一般海域における代替覆砂材並びにNAコンクリート魚礁等に対する覆砂・魚礁のモニタリング等の調査も実施しました。そしてこの度、この調査を終えることとなりました。
調査を終えるにあたり、関係者が10月10日に「覚書」を押印し漁業操業施設として漁協が活用すること等を合意したうえ着手し、平成28年3月2日付にて引き渡しが完了しました。
ご協力を頂いた田布施漁業協同組合の皆さま、水産大学校の皆さま、田布施町の皆様に御礼申し上げます。

→ H27馬島報告概要書.pdf