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ニチロ―2020 7月 [2020年09月12日(Sat)]
2020年7月18日(土)

夏の日差しが厳しさを増す中での撮影会。

の筈が・・・当日は雨。


天気予報では「あいにくの」等と言われることの多い雨。

でも、本当に雨は「天気が悪い」と言えるのでしょうか??


もちろん、そうとは限らないですよね(^^♪

雨が降らなければ、農作物も育ちませんし。

まあ、人それぞれの事情や都合で変わるモノです。


さて、それでは写真撮影の場合はというと、晴天の写真が必要なら雨や曇りは困ります。

でも「あいにくの雨だから撮りに行かない」のではなく、
  「せっかくの雨だから、撮りに行こう!」と考えれば、きっと素晴らしい写真が撮れる筈。

何と言っても、雨の日はアメージングですから!!

などと、つまらんオヤジギャグも飛ばしながら、
埼玉県は上尾市に有る原市沼で、古代蓮の撮影を楽しんで参りました。


それでは、本題です。
雨の日の雰囲気を出すための、ホワイトバランスの設定は何でしょうか??

いきなり答えですが『太陽光』です。晴れた日の日中に使う設定。え?雨なのに晴れの日の設定??と思いますよね??

ホワイトバランスの設定って、ややこしくて訳が分からんモノなのですが、ポイントを3つだけ覚えてしまえば、案外簡単に使いこなす事ができますよ。

それは、@モノの色 A光の色 B自分の色 です。

ホワイトバランスは、その場所の光源に合せた設定にするのが基本の考え方で、@モノの色の事です。

例えば、電球色の照明に照らされたモノ・被写体を撮る時に、ホワイトバランスを『電球』にすると、被写体の色が本来の色に近く再現されます。これを自動で行うのが、オートホワイトバランスです。

つまり、モノの色を再現したければ、ホワイトバランスはオートでもOK!と言う事ですね(^^♪でも、これだと、電球の温かみの有る色が写りません。どうしましょう??

そんな時は、ホワイトバランスを『太陽光・晴れ』にして下さい。電球なのになぜ?と思うでしょうが、これによって、人の眼では分かりにくい、その場所の光の色が再現されます。なので、雨の日でも『太陽光・晴れ」にすることで、雨の日の雰囲気が再現されるのですね。

これが、A光の色です。電球色の照明の場所で撮ると被写体本来の色では無く、電球の色がとても目立ちます。詳しく話すと長ーーーーーーーーくなるので、このくらいで失礼しますね。

モノの色と光の色、どちらもイメージに合わないと感じる事も有ると思います。そんな時はB自分の色です。

「自分のイメージする色」と捉えて下さい。設定は、ホワイトバランスを色温度設定にして、狙った色が出るまで調整します。イルミネーション等の発光体や、キャンドルライトのムード等を撮る時にもお勧めですよ。


さぁ、今回もまた例にもれず、長話でございますねぇ。

そろそろ御覧くださいマセ。古代蓮でございます。
DSCF0004(1).jpg
今年は早く咲きました。白蓮です。

DSCF0015(1).jpg
これはもう、雨の日の醍醐味(^^♪

DSCF0023(1).jpg
DSCF0040(1).jpg
花以外にも目を向けましょう。

DSCF0100(1).jpg
時には心象風景の様なイメージも。

と、言う感じで
原市沼撮影会 (2).jpg
おかげさまで無事、終了でございます。

次回は、暑い日でもチョットだけ涼しい、都会の避暑地『等々力渓谷』へ行って参ります。

ニチロ―こと、西田がお届けしました。
Posted by PCC at 03:07
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