2018 ツールドフランスさいたまクリテリウム [2018年11月26日(Mon)]
フォトインストラクターの西田です!
フォトカルチャー倶楽部では、写真部以外にもたくさんの撮影会を開催しております! 詳細は下記のURLでチェック↓↓ http://www.npopcc.jp/classroom/ と言う事で、ワタクシが普段滅多にupしない、ニチロ―写真部以外のブログ記事でございます。 2018年11月4日 今年もやってまいりました、お待ちかね年に一度の大イベント『ツールドフランスさいたまクリテリウム』 ワタクシ自身も、かなり気合が入っていて、丑三つ時から現地入りしてスタンバイしました♪寒さが尋常では無かったですね(^^ゞ レース観戦には最高の場所となる、コースサイド・コーナー・ストレートが一度に楽しめる究極の観戦スポットでの撮影です。 目の前を、世界のトップアスリートが駆け抜けて行きます!! 手が届きそうな・・と言う比喩はよく有りますが、この場所なら本当に手が届きます。パレードランでは選手がタッチをしてくれるのですよ(^^♪ ![]() ![]() もちろん、レース本番は手を出してはいけません。 今回は、スポーツ撮影が初めての方も多く、初めは難しいと感じている方が多かったですが、 レースが進むにつれて徐々に慣れてきて、上手く撮れるように成っていましたね(^^♪ ![]() ![]() 今回オススメしたカメラの設定は、露出をマニュアルにする事です。 普段は「絞り優先オート」で撮っている方が多いですが、スポーツ撮影ではシャッタースピードを第一に考える必要が有ります。 それならば、シャッタースピード優先オートで良いのでは?との質問も有りました。 でも、今回のように、様々な色のユニフォームを着た選手が入り乱れて走る状況では、撮りたい選手のユニフォームが何色か?構図はアップか?広い範囲を撮っているのか?等々で、カメラの判断する露出がコロコロ変わります。 その都度、露出補正で狙い通りの明るさに仕上げるのは、絶対に無理! だって、補正したい相手は、既に目の前に居ないのですから(^^ゞ それより、マニュアル露出の方が断然良いです(^^♪ やり方は難しくありません! さあ、これをご覧の皆さまもやってみましょう♪ 試し撮りの段階で、露出オートでも良いので何枚か撮って、仕上げたい明るさを探り当てておきます。 その時の露出、すなわち「絞り」と「シャッタースピード」を確認して、更に「ISO感度」も覚えておいて、撮影モードをマニュアルにします。 そして先程確認しておいた「ISO感度」「絞り」「シャッタースピード」を自分で設定します。 つまり、露出補正ではなく、露出固定です。 こうしておく事で、何色のユニフォームだろうと、どんな構図だろうと、狙った明るさが変わる事は有りません。 明るさを調整したいときは、露出は固定したまま「ISO感度」を上げ下げすることで明るくしたり、暗くしたり出来ますよ♪ 太陽が雲に隠れたら「ISO感度」を上げれば良いですし、露出アンダー気味にしたければ「ISO感度」を下げれば良いのですね。 更に、動きを表現する為にスローシャッターを切りたい時に「ISO感度」を下げても明るすぎる場合は、「絞り」を絞り込む、つまりFの数字を大きくすれば良いのですが、背景や前景がゴチャゴチャしないように気を付けましょうね♪ カメラに入る光の量を減らす、サングラスのような効果の有る「NDフィルター」も有ると良いですね(^^♪ それでは、迫力のシーンをお楽しみください♪ ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() さて、PCCスポーツクラブでは、それぞれの競技毎に異なる《観戦マナー》を学べる事もポイントです! 今回のツールドフランスでの観戦マナーは《応援して盛り上げる!》です。 超一等地で撮影していましたので、近くで観戦していたレースファンの皆さまにも、ワタクシ達の撮影ブースに入って頂いて、一緒になって選手を応援して、みんなで盛り上がりました(^^♪ 撮影マナーの悪さが気になる昨今ですが、ちょっとした気遣いで、撮影する人も周りの人も、楽しく一緒の時を過ごすことが出来る。それって素敵な事ですよね! ![]() 圧倒的なスピードに酔い痴れて、今回のPCCスポーツクラブは無事、閉幕致しました。 それでは、次回のニチロ―写真部ブログも、お楽しみにお待ち下さいマセ(^^♪ ニチロ―こと、インストラクター西田がお届けしました。 |
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PCC
at 12:52