2021年9月 くっきー写真部「残暑を払いに滝を訪ねる」 [2021年10月11日(Mon)]
まだまだ暑い9月のくっきー写真部は、涼を求めてちょっと遠出の三重県にある赤目四十八滝へ。ここもクルマで行くイメージの方が多いかもしれませんが、電車とバスで行けるのです。(近鉄とバス、入山料がセットになったお得なきっぷもあります) 当日は近鉄「赤目口駅」で集合し、バスで「赤女滝」停留所まで。乗車時間はわずか10分ほど。 そこで現地集合組の皆さんと合流して滝の入口へ向かう途中で...... まずは腹ごしらえからw 何しろ家を出たのが早かったので、またこの日は解散が遅めなので「腹が減っては写真は撮れぬ」という格言に従い(※)、名物の「屁こきまんじゅう」で小腹を満たし、渓流歩きと撮影に備えます。 ※クキモト作の格言ですw この屁こきまんじゅうですが、スイートポテトで餡を挟んだもので、お好みの餡を選べるのですが、これがめちゃくちゃ美味しいんです!オススメです。 入口で集合写真を撮ったらいよいよ大小様々な滝の連なる渓谷へ。 この日は雨上がりということもあり、いい感じの靄が出てそこに日がさすととても綺麗です。 上の写真の中ほど、小さな滝の上に掛かる橋からは、赤目五瀑のうちひとつ目の「不動滝」が望めます。 WB : 自然光オート ホワイトバランス(WB)をオート(この日のカメラでは「自然光オート」)だと上のような写真となりましたが、ここでWBを色温度設定にし、オートよりも少し低めの5000Kに設定すると... WB : 5000K 青みが強くなり、水の冷たさが伝わる印象となりました。どちらが正解、というわけではありませんが、どう撮りたいかに合わせて設定を変えるとよいですね。 そのようなことをお伝えしつつ...次々と現れる滝につい足が止まり、なかなか前に進みませんw あっちにええとこあったで〜!と言ってるのかどうかは覚えてませんがw いやしかし、マイナスイオンたっぷりの環境で陽がさすととてもきれいで清々しいですね。 そんなこんなで辿り着いたのが赤目五瀑のふたつ目「千手滝」。 千手観音にちなんで名付けられたとも言われる美しい滝です。 先にWBのことを書いてしまいましたが、滝の撮影といえばやはり肝心なのがシャッター速度。 1/1000秒 3秒 シャッター速度を遅くすることで水が連なって写り、流れる様子が伝わるようになります。ただし昼間にシャッター速度をあまり遅くすると光が多くなりすぎる露出過多(オーバー)で写真が明るくなりすぎます。そこで、「まずはISO感度を下げる」、それでも露出がオーバーとなる場合は、カメラに取り込む光を物理的に減らすために「NDフィルター」が必要となります。 今回も皆さんそれぞれに三脚の他にNDフィルターを持参されている方が多く、スローシャッターでの滝撮影を楽しんでおられました。 私自身はこの赤目四十八滝に来るのは4度目ほどなのですが、これまではいつも時間や天候によりこの千手滝止まりで引き返すことになってしまっていました。 今回、撮影時間を長めに設定することで、各々のペースで歩いて撮影できるようにした結果、私もようやく念願の次の滝へ行くことができました。それがこの、赤目五瀑の三つ目「布引滝」。 この時もまた、ちょうどタイミングよく光がさして非常に綺麗でした。 結局、この布引滝の少し上まで登ったところでタイムオーバーとなり引き返してきましたが、メンバーのうちお一人はかなり先まで進んで赤目五瀑の4つ目「荷担滝(にないだき)」まで行かれたそうです。この荷担滝は赤目四十八滝のパンフレットなどでもよく目にする美しい滝で、私もいつか行ってみたいものです。 ということで、かなりお昼を回った時間に解散となりましたが、皆さんお疲れさまでした! |
Posted by
PCC
at 15:10