2020年3月 くっきー写真部「神戸・塩屋の町をお散歩カメラ」 [2020年03月28日(Sat)]
2020年度も始まりました、くっきー写真部。初回の3月は私の地元、神戸...ですがいつもの神戸とはちょっと違う神戸へ。 神戸市内の海に面した一番西側、垂水区にある塩屋(しおや)。迷路のような路地の続く住宅地に異人館があったり、個性的なお店があったり、そして海に出ると漁港がある、そんな町をご案内します。 まずはJR塩屋駅で集合、そこからJRと並行して走っている山陽電鉄の線路に沿って歩き始めます。この日はあいにくと朝から雨。スタートした午後からはなんとか上がってくれることを願いつつ... 住宅街を走り抜ける山陽電鉄を撮りながら...すでに傘をさしておられます。そう、始まって早々に降り出してしまいました... 気を取り直し、このガード下をくぐって海側へ出ます。 そうそう、これぞ山陽電鉄!というレトロな車両。そして小さな踏切を渡ってすぐ左手に見えているのが異人館「旧グッゲンハイム邸」。ここも撮影できたら素敵ですが、この日はイベントをされており、関係者以外は立ち入れず...。 外観のみ撮らせていただいて先へ進みます。 道路の向こうに見えているのはもう海。お天気よけりゃ、さぞかし...(悲) 電車が通ると撮りたくなっちゃいますよね。 こんな狭い道がくねくね、しかもアップダウンが結構ある...なんだか迷路みたいな町を行きます。 雨は止むどころか、ますます降ってきて...天気予報とちゃうやん!と腹立たしくも仕方がない!雨の日ならではの写真を撮りましょう! ...やっぱり水滴ですよね。(笑) マクロレンズでなくとも、最短撮影距離の短いレンズや望遠レンズをうまく使うといいですね。他にもこんな写真を撮ってみました。 手前の水滴を玉ボケにするべく奥の方にピントを合わせます。ホワイトバランスですが、色温度を低めにして青みが強くなるように設定。 早速チャレンジ! その他歩きながら気になった被写体をパチリパチリと。この塩屋も阪神淡路大震災でもちろん被災し、潰れてしまったおうちは綺麗に建て替わった一方、耐えて残ったおうちも結構あります。 露出をぐっと下げて主役を浮かび上がらせて。 こんな雨の日は猫も諦めモードw 約1時間半ほどかけて駅に戻って来たあたりで雨が上がり、日が差して来ました。ここから今度は駅の南側を走る国道2号線を越えて漁港へ。 すると...! なんと虹が!!みんな大喜びでレンズを向けます。 そのあとぐるりとあたりを一周。 晴れたり降ったり、めまぐるしく変わるお天気も納得!の、なんともドラマチックなこの空模様。 向こうには明石海峡大橋と淡路島も。 そうしてそろそろ駅に戻りましょうか、というところで... またもや、虹!しかもさっきよりはっきりしていてよく見るとダブルレインボー。虹は明るすぎると虹が薄くなるし、暗すぎるとどんよりしすぎた写真になるし...なかなか露出が難しいですが、色の仕上がり設定をVividや風景にして彩度を上げて。 この日はあとで地元の新聞に載るくらいあちこちで虹が観測されたようです。(実際、私たちも帰りの電車の中からもずっと虹を楽しめました) そんなわけで、今回は晴れ女の本領発揮できなかったことが残念でしたが、綺麗な虹をたくさん撮れたので良かったかな、と。気温が上がらずちょっと寒かったですが、皆さんお疲れさまでした! 今回参加されなかった方も含めて、1年間よろしくお願いいたします! |
Posted by
PCC
at 22:01