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ニチロー写真部2022 最終幕 小さな大自然BONSAIの巻 [2023年05月13日(Sat)]
2022年4月 
時折雨模様になる空の下、日本が世界に誇る芸術作品であるBONSAIを堪能して参りました。

早いもので、2022シーズンも最終回です。

今回のテーマは「感性で完成させる」です。盆栽は完成された芸術作品ですので、何気なく撮っただけでも素敵な写真作品に成ります。

でもそれは「写真」が良いのではなく、実はその盆栽が素晴らしいと証明しているだけに成りかねないのです。

もちろん、それが悪いのではありません。ありのままの素晴らしさを再現する技術はとても重要です。

そこから一歩踏み出して、じっくりと感性に委ねて表現する。それが、写真作品に成ります。


少々難解な話ですが、難しく考え過ぎずに、見たままと感じたままを写しきる事ができるように挑んだのが、今回のテーマというわけでゴザイマス。


訪問したのは、さいたま市にある盆栽村の盆栽美術館。盆栽村という呼称は、市区町村の「村」ではなく、昔名残の愛称です。

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最寄り駅から少しだけ離れた駅をスタート地点にして、地域を撮り歩きながら目指して行きます。
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この地域の歴史は、「盆栽村」で検索すれば出てくるので、ぜひ調べてみてくださいね♪ 独特な雰囲気のある場所で、散策にお勧めですよ(^^♪

さて、初めに訪れたのは、こちら。

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2本の大木が迎えてくれます。大きなモノを大きく見えるように撮るのって、実は難しいのです。ここでの撮り方が、後の盆栽撮影に役立つのです。

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次に訪れたのはこちら。

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東屋で少しだけ休んだら、屋内での撮影。日本家屋での撮影の復習でゴザイマス。

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と、その時!突然の大雨に見舞われました。部屋の中にいて良かったですね(^^;


雨が少し弱く成ったので、いざ、盆栽美術館へ。ここは、盆栽村の成り立ちだけではなく、盆栽について詳しく知ることができる、学びと鑑賞の場所です。

ロビーに入ると、一つの盆栽が出迎えてくれます。

DSCF0061縮小済.jpg

こちらの美術館は撮影禁止の展示も多いのですが、撮影しないことによって、しっかりと観る、知る事ができるのです。時にはカメラを降ろして、自分の目に焼き付けることも、写真撮影上達の道の一つなのです。

さて、盆栽の世界観を理解することができたら、撮影OKの場所へ参りましょう!ここからが今日の本番ですよ!

まずは、記録撮影。自分の目線でありのままを撮る。その日の天候や周りの状況も分かる一枚に撮ることが大事。

そうしたら次は、盆栽の世界観での撮影。小さな大自然を描き切ります。そして、自分の気付きを描き出す、表現の撮影。

そのような流れで、一つ一つの盆栽を撮影します。


ちなみにこちらは、今回のレクチャーで使った写真。

縮小 (2).jpg

大樹に見えますよね

縮小.jpg

そして、状況記録写真。実は身の丈よりも小さな盆栽でした。
この2枚を見比べれば、状況記録写真を撮ることの重要性がお分かりいただけると思います♪


モノクロで描くのには、理由が二つ。

縮小(5).jpg

縮小(1).jpg

一つ目は色の影響を無くす事。どちらかというと消極的かも知れないですね。
二つ目は、姿形に注力するため。これは普段から積極的に行いたいものです。

ほんの僅かな違いが、大きな違いに成りますよ♪
縮小(2).jpg

縮小(3).jpg

後ろの瓦に注目(^^♪


中には、推定樹齢1000年とされる盆栽もあります。凄すぎます。

それぞれ、お気に入りの一鉢を見つけて撮りましょう♪

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楽しい時間はアッという間に過ぎるもの。。お開きの時間でゴザイマス。

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そして、これにてニチロー写真部2022は完結です。
お世話になった全ての方々のおかげで、無事に終える事が出来ました。
ありがとうございました!!


では、いよいよ始まりますよ、ニチロー写真部2023_season8!
皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げております!!

Posted by PCC at 11:44
この記事のURL
https://blog.canpan.info/npopcc/archive/1033