1368 (図でわかる)新乳児院評価基準A〜〜〜施設経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 [2022年01月23日(Sun)]
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A 施設経営をとりまく環境と経営状況が的確に把握・分析されている。 評価の着眼点 □社会福祉事業全体の動向について、具体的に把握し分析している。 □地域の各種福祉計画の策定動向と内容を把握し分析している。 □子どもの数・子ども像等、養育・支援のニーズ、潜在的に支援を必要とする子どもに関するデータを収集するなど、施設(法人)が位置する地域での特徴・変化等の経営環境や課題を把握し分析している。 □定期的に養育・支援のコスト分析や施設入所を必要とする子どもの推移、利用率等の分析を行っている。 (1)目的 ○本評価基準では、施設経営の基本として、施設経営をとりまく環境と施設(法人)の経営状況が適切に把握・分析されているかを評価します。 (2)趣旨・解説 ○施設においては、事業の将来性や継続性を見通しながら、子どもに良質かつ安心・安全な養育・支援に努めることが求められます。 ○社会福祉事業全体の動向、施設が位置する地域での福祉に対する需要の動向、子どもの数・子ども像の変化、養育・支援のニーズ、潜在的に支援を必要とする子どもに関するデータ等は、施設経営を中・長期的視野に立って進めていくためには欠かすことのできない情報となります。 ○施設の経営状況について定期的に分析しておくことも、施設経営の安定性や将来展望を描くうえでも欠かせません。養育・支援の内容や、組織体制や設備の整備、職員体制、人材育成、財務状況等の現状分析を適切に行うことが求められます。 (3)評価の留意点 ○評価方法は、訪問調査において外的な動向を把握するための方策・取組と実際に把握している状況、また施設における経営状況の分析状況について、具体的な資料等を確認します。 ○公立施設については、施設長に与えられた職掌の範囲を考慮したうえで、本評価基準の基本的考え方にそった具体的な取組を評価します。 ○施設経営をとりまく環境と経営状況を把握する目的は、環境変化に適切に対応した施設経営の維持や改善にあります。そこで、把握された情報やデータが、中・長期計画や各年度の事業計画に反映されていることが必要です。各計画に情報やデータが反映されなければ、その目的は達成されません。これらについては、「T-3-(1)-@ 中・長期的なビジョンを明確にした計画が策定されている。」で評価します。 (図)乳A.pdf |