1231 乳児院評価基準AM〜発達段階に応じて乳幼児が楽しく遊べるように工夫している。
[2021年10月04日(Mon)]
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AM 発達段階に応じて乳幼児が楽しく遊べるように工夫している。 評価の着眼点 □玩具の色・形や音色などを選ぶように工夫している。 □戸外に出かけ、外界への興味を広げられるように配慮している。 □模倣遊びや職員や他の乳幼児とのふれあい遊びを通して、情緒の育成を図り、人との豊かなかかわりができるように配慮している。 □養育者や他の子どもと楽しく遊ぶことができるよう心がけている。 □子どもの五感を育てる遊びが提供できるよう工夫している。 □月齢により、収納場所を設け、玩具の個別化をし、自分の物という喜びや認識ができるよう工夫している。 □子どもの手の届く所に玩具の収納場所を設け、年齢によっては自由に出し入れして遊べるようにしている。 (1)目的 ○本評価基準では、発達段階に応じて乳幼児が楽しく遊べるようにするための工夫について、各種取組を評価します。 (2)趣旨・解説 ○子どもは遊びを通じて、運動能力、知的発達、手指の操作等を高めていきます。また、探索心、好奇心を満たし、生き生きと充実して遊ぶことは、精神の健康の維持にも大切です。発達段階の初期から遊びを豊かにするためには、養育者が対応できる機会を逃さず、適切なはたらきかけを行ったり、環境的刺激(遊具、玩具等)を工夫するなど、意図的に遊びの機会や素材を準備していく取組が必要です。 ○乳幼児は遊びを通じて、好奇心を育てたり身体機能の発達を促したりし、自分の世界を広げていきます。それぞれの時期に応じた遊びについて適切な援助が行われることにより、他人との豊かな交流を経験したり社会性を育てていくことにもつながります。 (3)評価の留意点 ○それぞれの乳幼児の発達状況や個性に配慮し、専門的視点からの計画や玩具の用意をするなど、具体的な援助が行われているかを確認します。 ○また、一部の玩具については個別化するなど、家庭と異なる環境にある乳幼児に対しての細やかな配慮が行われているかどうかも評価の対象となります。 (図)AM.pdf |