1170 乳児院評価基準I〜〜〜施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 [2021年09月18日(Sat)]
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I施設長は、自らの役割と責任を職員に対して表明し理解を図っている。 評価の着眼点 □施設長は、自らの施設の経営・管理に関する方針と取組を明確にしている。 □施設長は、自らの役割と責任について、施設内の広報誌等に掲載し表明している。 □施設長は、自らの役割と責任を含む職務分掌等について、文書化するとともに、会議や研修において表明し周知が図られている。 □平常時のみならず、有事(事故、災害等)における施設長の役割と責任について、不在時の権限委任等を含め明確化されている。 (1)目的 ○本評価基準は、施設長が施設の経営・管理をリードする立場として、職員に対して自らの役割と責任を明らかにしているかを評価します。 (2)趣旨・解説 ○施設長は、施設の経営・管理において、理念や基本方針等を踏まえた取組を具体化し、質の高い養育・支援の実現に役割と責任を果たすことが求められます。 ○施設長が、施設をリードする立場として、職員に対して自らの役割と責任を明らかにすることは、職員との信頼関係を築くために欠かすことができないことです。質の高い養育・支援の実施や、効果的な経営管理は、施設長だけの力で実現できるものではなく、施設内での信頼関係のもとにリーダーシップを発揮することが必要であり、施設長の要件といえます。 ○施設の経営における責任者として、自らの役割と責任を含む職務分掌等について、文書化するとともに、会議や研修において表明し職員に周知が図られていることが必要です。その際、平常時のみならず、有事(事故、災害等)における施設長の役割と責任について、不在時の権限委任等を含め明確化していることも重要です。 ○法人の経営者に対しても、施設長と同様の姿勢が求められます。 (3)評価の留意点 ○施設長の具体的な取組については、文書化されていること、また、会議や研修において施設の経営・管理に関する方針と取組について表明するなど、施設内に十分に伝え、理解を得ることができる方法で行われているかを評価します。 児童の権利に関する条約(前文).pd f |