皆さんこんにちわ!
2月15日に開催した志的勉強会のレポートです!
今回は『企業のCSRとインターネットを活用したファンドレイジング』と題して,企業とNPOの関わり方などについて勉強会を行いました。
弁護士資格を有し、ヤフー株式会社で社会貢献推進室室長をご担当している妹尾正仁氏にご登壇いただき,当ネットワーク所属の弁護士藤井麻莉と共に発表をしていただきました。
まず,藤井弁護士からCSRの概要について説明があり,ISO26000など、関連するガイドラインの紹介がありました。こういったものを一度読んでみるとイメージが膨らみますね。私も読んでみようと思います。
続いて,妹尾氏からは,ヤフー株式会社における,CSR・社会貢献活動の取り組み状況についてのご紹介をいただき,また,そこから感じるNPOがインターネットを利用してファンドレイジングを行う場合に留意した方がいいと思われる事柄などについてご報告いただきました。
ご存じの方も多いと思いますが,Yahoo!さんでは,インターネット上のファンドレイジング支援のためのプラットフォームの提供や,基金を通じて選考した特定の非営利事業への支援が行われています。
前者の代表例として,Yahoo!ネット募金,Yahoo!ボランティア,Links for Goodなどがあります。
http://donation.yahoo.co.jp/
http://volunteer.yahoo.co.jp/
http://linksforgood.yahoo.co.jp/
Yahoo!さんは,インターネット上のプラットフォーマーを「本業」としていることから,非営利事業への支援も,その本業を活かした形でのプラットフォームの提供を行っているとのことでした。
今回は、Yahoo!が提供するプラットフォームで行われているなかでも興味深い事例(企業とのコラボレーション事例)をご紹介頂いたり、
企業側からみた、NPOとの意識のギャップ、支援したいNPOの最低条件などについて、率直なお話を頂きました。
プラットフォーマーとしての悩みについてもお話頂きましたが,その点は個人的には印象に残りました。
おそらくこの場でしか伺えないような率直なお話をしていただくことができ,お越しいただいた方にはご満足頂けたのではないかと思います。
当日の様子↓
次回の勉強会は,4月11日の予定です。
今後ともよろしくお願いいたします!
(日向寺)