「できること1つ見つけてみてください。」
年度末が5月な山科醍醐こどものひろば。
最後は
「こどもフェスタ」でございます。
5月26日11時〜15時なので、ぜひ遊びにきてくださいね。
山科醍醐こどものひろばのいろんな活動グループも会場にいますので、
みんなに会いにきてくださいね。
あ、もちろん私に会いにきてくださいね。
そんな年度末でございますが、
今国会などでも議論になっている、「子どもの貧困対策法」について
議論がいろんなところで盛り上がっています。
私たちも「子どもの貧困対策事業」として取り組んでいるので無関係でなく、
と思っていたら、昨日のYahooのトップページに、
「連鎖する貧困 それぞれの実情」
http://seiji.yahoo.co.jp/close_up/1295/という記事が。
しかも見てみると、
うちの動画がかなり重要なポジションに配置されていた。
動画(ビジュアルノベル)「貧困を背負って生きる子どもたち 仁の物語」
前編:
http://www.youtube.com/watch?v=IWlmZN7t9JQ後編:
http://www.youtube.com/watch?v=nwsDYBFowew&feature=youtu.be広がった契機となった、朝日新聞さんの記事はこちら。
http://www.asahi.com/national/update/0506/OSK201305060008.html動画再生回数もついに前後編あわせて9万回を突破。
10万もあと少しな感じです。
さてどんな方々が見てくれたのでしょうか。
これが正解でもなんでもなく、生活保護法改正の議論や
経済政策などもあわせて総合的な議論の切り口のひとつとなってほしいし、
政党問わず、「こども」を取り巻く育ちの環境がどうあることが
「ベスト」なのかを多様な方々混じり合い議論し、法制度化できればと。
そのような動きのなか、私たちNPOはもちろんですが、
この日本社会に暮らす市民のみなさんとこの課題にどう向き合うことが必要なのでしょうか。
ひとつは、もっと事実を知ることですよね。思い込みでなく。
これは現在事業をしている私たち自身も十分でないと思っています。
次は、それを踏まえた、議論。
そこから解決へのアクションを生み出すことが必要です。
他には?
このような課題に対し議論を深めてもらえるように広げることも大切です。
友達に話す、家族に話すなんてことで十分ですよね。
今回の動画が広がったように、SNSなどで拡散も大きな力です。
個人としては、クリックだけだと思うかもしれませんが。
また今回のような動画を見てくれることも大切です。
実際にボランティア等の活動に参加することも可能ですよね。
子ども達にとってのモデルにもなる「おとな」の存在。
もちろんすばらしいおとなである必要はありません。ありのままで。
私自身はどれだけ地域のおとなが、子ども達に寄り添い、
子ども達を応援するまなざしで、当たり前に関わってくれるかということが
解決の根本だと思っています。
活動だけでなく、後方支援としての、
寄付なども大切です。
地域の課題、社会の課題だからこそ、市民が支える。
それこそ市民社会だと思っています。
6人に1人が相対的貧困であるなら、6人で1人の子どもを応援するくらいの
イメージでもよいのかもしれません。
1人で何人も応援できることは難しくても、複数人で1人を応援することは可能です。
その複数の数が大きくなれば、子どもにとっても、おとなにとってもよいことですよね。
寄付といっても
お金だけではないですよね。
書籍の寄付や物品寄付などもできます。
現在書籍の寄付であれば株式会社バリューブックスさんの協力で
「チャリボン」という仕組みで応援いただいています。
(みなさんぜひ眠っている書籍あればチャリボンに寄付してください。)
物品寄付も、最近は座布団のお申し出がありました。
これまでも机やいす等の家具や電子レンジ、シャンプー、文房具など
さまざまなカタチで応援いただいています。
子どもの貧困は、簡単に解決する問題ではありません。
どれだけの市民がそれを解決すべき課題だと認識するか。
そこからはじまります。
ぜひその認知を高めることと、そのあとのアクションを
みなさんと一緒にこれからも作っていければと思っています。
ちなみに寄付は公益財団法人京都地域創造基金を通じて募集しています。
税制の優遇が受けられます。どうぞご活用ください
京都地域創造基金の専用サイトはこちらです↓
http://www.plus-social.com/jigyo/shiteikifu/shitei_kifu11.html法人としては年度末ですが、なにやらにぎやかな年度末。
最後まで走りきりたいと思います。
あ、いつものJustGivingもよろしくお願いしますね。
JustGivingのチャレンジ(14日目)
『新理事長100日名刺交換300人で「子どもの貧困解決への仲間作り!」』
http://justgiving.jp/c/8871現在38名 あと262名 残り86日
(今日は名刺交換できなかった。)
名刺交換のお申し出と寄付へのご協力もよろしくお願いいたします。