「みなさまの積み重ね」
2011年度京都こどもファンド助成要項
1、「京都こどもファンド」とは
京都こどもファンドは、京都の子どもたちが様々な悩みや不安、辛い思いから
解放され、未来に希望をもって、すこやかに育つことができる地域社会を築くために、
子どもと子育てに関わる市民の主体的な活動を支えます。
京都地域創造基金と、京都の子ども子育て支援の個人・団体のネットワーク組織
「京都きっずプロジェクト」が協働で設置し、運営しています。
初年度重点テーマ
【脱・孤立】子どもたち、親たちが、楽しく笑える社会を!
子どもたちの明るい未来を願うも、現実には子どもを取り巻く環境に、様々な課題があります。
児童虐待のニュースを見ない日はないほどです。誰にも助けを求められなかった子どもたち、
寄る辺ない思いを外に出すことが出来なかった親たち――。
今こそ、孤立無援の子どもや親たち、悲しさ・寂しさ・辛さを抱えている子どもたち、
社会に助けを求めている家庭を、地域で支えることが必要です。
そこで、今年度は、重点テーマとして【脱・孤立】を掲げ、広く寄付を募集してきました。
そしてファンド設置1周年を機に、孤立する子どもや親たちを支えるための活動を
積極的に行っている市民団体に助成を行い、支援します。
2、助成対象団体
下記の全ての条件を満たす団体
(1)京都府内に拠点があるNPO・市民活動団体 (法人格、活動年数は不問)
例:ボランティアグループ、NPO法人、実行委員会、社会福祉法人
子育てサークルや女性会・子ども会等の地域住民組織 など
※複数の団体が連携して事業を実施する場合、代表の団体が申請してください。
(2)公益活動ポータルサイト『きょうえん』に登録し、ステップ1認証を取得
した団体
http://kyo-en.canpan.info/ ※『きょうえん』は京都府内のNPO・市民活動団体等が、団体の基礎情報
や活動・収支報告などの情報を公開するポータルサイトです。日本財団
CANPAN(
http://canpan.info/)のシステムを活用し、同財団と協働で
運営されています。
登録および認証については、
『きょうえん』運営主体の(特活)きょうとNPOセンターまで
お問合せください。(TEL: 075−744−0944)
(3)事業終了後1ヶ月以内に、所定の事業報告書を京都地域創造基金まで
郵送または持参により提出できること
(4)助成事業で作成するチラシなどの印刷物やメールでの参加者募集などに
「公益財団法人 京都地域創造基金 京都こどもファンド」から助成を
受けて活動している旨を記載すること
(5)次のような団体にあてはまらないこと
●政治・選挙・宗教・特定の思想の普及に関わる団体
●暴力団又は暴力団員等の統制下にある団体
●実体のない団体
3、助成対象事業
下記の全ての条件を満たす事業
※対象事業に該当するかどうか判断できない場合は、事前にご相談ください。
(1)京都府内で行われる市民主体のこども・子育てに関する活動
※今年度の重点テーマは「脱・孤立」です。
※継続的な活動を優先します。
(例)事業例
●子育て中の親子の居場所や仲間づくりにつながる活動
●一時預かり、訪問/巡回/相談などのサポート活動
●生活困難家庭のこどもの生活(衣食住)を支援する活動
●一人親家庭支援、病児/障がい児支援、在住外国人家庭の支援など、
ニーズを抱える家庭やこどもをサポートする活動
●学校等と連携し、こどもや子育てに関わる支援の輪を広げる活動
●その他、「脱・孤立」を目指す活動
(2)2011年12月1日(もしくは助成決定日:11月下旬予定)から
2012年5月末日までに行われる事業
(3)下記のいずれにも該当しない事業
●実現可能性のない事業(関係機関等との調整や連携が不十分、など)
●既に着手・完了している事業(※着手している場合はその必要性を提示)
●営利を目的とする事業
●個人的な活動や趣味的なサークルなどの活動
●宗教活動や政治活動
●地域課題の解決ではなく、団体の活動PRを目的とした事業
●住民の楽しみや懇親を主な目的とした事業
●イベント会社や他団体などへ全てを委託する事業
※施設の老朽化に伴う維持補修事業などは対象外となります。
ただし、本事業の実施に伴い必要な施設整備や備品購入は、助成対象です。
詳しくは次項目「助成対象経費」をご覧ください。
4、助成対象経費
●人件費(アルバイトおよび団体スタッフの人件費は、助成金総額の30%以内)
※保育が必要な事業を実施する場合の保育スタッフ人件費は
この範囲ではありません。
●消耗品費、備品購入費、原材料費
●燃料費、光熱水費、通信運搬費
●広告費、印刷製本費、手数料、保険料
●講師謝金(団体の構成員が講師の場合は除く)
※無償の団体構成員に謝金を支払う必要が場合、「その人が適任者である旨の説明」を
お願いすることもあります。
●講師旅費、スタッフ旅費(スタッフの旅費は、必要に応じて算定)
●会場などの使用料及び賃借料
●その他、必要と認められるもの
※下記のような経費は、対象外です。
●団体の運営に係る経常的な経費、飲食費、土地・建物の取得及び補償費
●イベント等の一般参加者の旅費
5、助成金額
1事業あたり、3万円〜30万円 [助成総額:90万円]
※申請額は万円単位とし、端数が出た場合は切り捨てます
※1団体から申請できる事業は1つに限ります。
6、採択予定件数
7−8件程度を予定
7、助成申請方法
(1)提出書類
所定の「2011年度 京都こどもファンド 助成金申請書」
(
京都地域創造基金ホームページからダウンロードできます)に
必要事項をご記入のうえ、京都地域創造基金まで簡易書留で郵送もしくはご持参ください。
ファックスや電子メールでの申請は受理できません。
※必要に応じて下記資料を添付してください。
●パンフレットやリーフレットなど団体の概要や過去の活動内容がわかる資料
●助成申請事業の参考資料(写真、新聞記事等)
●本事業に付随して施設の整備などを行う場合、設計図案、平面図、見積書、現況の写真、位置図など
●複数の団体による共同事業の場合、構成団体を示す資料
(2)申請期間
2011年10月12日(水)から2011年11月9日(水)18時必着
※持参の場合、最終日の18時までに京都地域創造基金にお持ちください。
郵送の場合、最終日必着です。
(3)提出先
公益財団法人 京都地域創造基金
〒600-8104京都市下京区五条通高倉西入る万寿寺町143 いづつビル3階
8、助成事業の選考
(1)事業内容の追加ヒアリングの実施
京都地域創造基金の事務局職員から、
申請事業の追加情報を電話にてお伺いする場合があります。
(2)選考会の開催
京都地域創造基金が設置する助成褒賞選考委員会による選考会で、申請書類と
ヒアリングの情報をもとに合議の上で結果を決定します。選考会の審査によって、
団体の申請額より助成金額が変更される場合があります。
■ 選考基準
・ 本助成金の趣旨に合う事業かどうか(助成趣旨、対象事業参照)
・ その事業が必要とされる(されている)ものかどうか
・ その事業が他の地域や団体等に広がり、発展していくものかどうか
・ 助成金が効果的に生かされる事業かどうか
・ 実現できる体制や能力があるかどうか
・ 収支予算や事業計画は妥当なものかどうか
※ 孤立する子どもや親たちを支えるための活動を広げていくため、
スタートアップ時期など小さな規模の活動も重要視し、選考時に一定程度考慮します。
※ 継続的な事業を優先します。
(3)助成の可否
提出書類に不備等がない場合、申請受付期間終了後1ヶ月以内に文書で
各団体に結果を通知します。結果は京都地域創造基金のホームページでも
公表します。
□助成金申請に関するご相談、お問い合わせ先
公益財団法人京都地域創造基金 担当:村井
〒600-8104
京都市下京区五条通高倉西入る万寿寺町143 いづつビル3階
TEL:075-354-8792(平日10:00〜19:00)
FAX:075-354-8794
電子メール:office@plus-social.jp
ホームページ:
http://plus-social.jp/□公益活動ポータルサイト『きょうえん』に関するお問い合わせ先
特定非営利活動法人きょうとNPOセンター認証専用窓口
TEL:075-744-0944(平日10:00〜19:00)
電子メール:portal@npo-net.or.j
ホームページ:
http://kyo-en.canpan.info/