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2013年05月23日

同じパッケージではできないけど「つながること」は大事


「同じ的は共有できるかも」


本日は某大手金融機関のCSR担当が今後の企業として
社員の地域ボランティア活動への参加についてのご相談に。
そして箕面で活動されている「暮らしづくりネットワーク北芝」さんが活動見学に。

企業がスマートなプロボノのようなことだけでなく、
実際にどんなことができるのか、ボランティア体験的な機会の創出だけでなく、
そのさきの可能性含め意見交換をさせていただいた。

「暮らしづくりネットワーク北芝」さんとは、知った顔もあるなか、
子どもの貧困対策事業や中3学習会などの学習支援プログラムを中心に、
活動についてお話と意見交換。地域が違えど、その地域に根ざし課題に向き合い、
アクションを作られている取り組みがすごいなと感じつつ、
お互いのノウハウや経験をどのようにいかせるのかを考えさせられました。

私たちのような多様な取り組みができる組織ができてくると、
同じような活動を他地域へパッケージ化して広げればという話もいただく。
しかし、同じような志は共有できても、地域の課題は違うし、資源も違う。
山科醍醐こどものひろばで言えば、地域の住民と多くの学生ボランティアという
大きな資源があって成立する事業運営ですが、大学がマチになければどうしただろか。

そう、こどもを取り巻く課題の状況も、そこに解決に向かうための課題も
性質が違うんですよね。だから何をパッケージ化すればいいのでしょうか。

方法より、その方法を導きだしたプロセスやそこでぶつかった壁を
どのように乗り越えたかなんだと思います。
なにより地域特有の課題と強みを見いだす力と出会う方法なんだと思います。
そしてゼロから新しくアクションを生み出す覚悟。

そんな覚悟等は実践をされている最前線の団体の方々にお会いするたびに
エネルギーをいただく。ほんとうにつながることがまず重要なんだと。
そしてそんな仲間が地域にも全国にどれだけいるのかを実感することが大事なんだと。

私たちは本当に素敵な活動を多くのみなさんとつくっています。
そして、そのみなさんはその地域、そのつながりのオリジナルです。
決して同じ「パッケージ」ではないのです。

しかし、一緒に同じ的をみつめる仲間にはなれるのだと思います。
そんな的をブランディングすることは重要かもしれません。

今日も夜遅くまで職員、ボランティアが週末のイベントの準備などで
たくさん活動していました。
そんな素敵な場を、多くの地域で生まれるとよいなと思っています。

JustGivingのチャレンジ(16日目)
『新理事長100日名刺交換300人で「子どもの貧困解決への仲間作り!」』
http://justgiving.jp/c/8871

現在45名 あと255名 残り84日
(こどもフェスタに、みなさん名刺交換しにきてくださいね。)

名刺交換のお申し出と寄付へのご協力もよろしくお願いいたします。
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