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2012年10月24日

子どもの日常をみなさんで寄付し合って支えてください。


「半年ぶりの更新も寄付のお願い。」


11月からはもう少し本格的にブログ更新します。
そのまえに、みなさんにお願いです。

長文になりますが、お読みいただきご協力いただければ幸いです。



2012年度子どもの貧困対策事業へのご寄付のお願い


山科醍醐こどものひろばをいつも応援いただき誠にありがとうございます。
この一年間、私たちの取り組みとして、理念に掲げる「すべての子ども達」に
いかに活動を届けるかということと、「豊かに育つ環境」をどう整備していくか
ということに向き合い、子どもたちの育ちに寄り添ってきました。

特に東日本大震災以降、被災者支援(特に私たちは避難者への支援を
関西の多くの組織と連携するための場をコーディネートしてきました。)は
もちろんですが、このような災害がおこったときに弱者となってしまう
子どもたちの支えを地域として日常的に取り組むことの重要性を痛感し、
検討とアクションを行ってきました。
その中で、日常的に生活困窮、養育困難な家庭を応援していくことに取り組みました。

 結果、山科醍醐地域でのニーズは多く、生活支援では順番待ちという状況もあります。
生活保護、一人親、子どもや親の発達障害、ネグレクト、といった課題だけでなく、
その福祉的課題と俗にいう「普通の家庭」の間のグレーな部分の家族の苦しみの声を
聞き、支援を行ってきました。
その中で、小学校現場、福祉事務所から従来の支援ではサポートできない子どもや
家庭の支援のあり方について相談が寄せられ、学校長や福祉事務所のみなさまとも
議論をしてきました。現段階で私たちが取り組むことをまとめてみると、

ニーズと課題の段階
  @スタートに立つための生活支援(食事、入浴、保護者との面談)
  A子どもが多くの時間を過ごす学校で、安心して過ごせるための個別学習支援
  Bコミュニケーションやグループ活動、地域参加の機会としての個別余暇支援 
  C最後に多様な体験活動への参加による豊かな育ちの機会として健全育成事業

もちろんこれらは、子ども自身へのアプローチであり、
その保護者への面談や地域での子どもと向き合う担い手の育成は同時に行って参ります。
また、根本的な課題解決に向けての政策提言や貧困世帯に陥っている家庭の経済状況を
支える就労支援や医療が必要な高齢者や障がい者のみなさんへの地域ぐるみの支援の
あり方も検討し、進めていきたいと考えております。
しかしながらこの段階は私どもの団体だけでは到底無理ですので、多くの地域団体や
行政と連携し進めていきたいと思います。

今年度の目標:課題(貧困/発達/虐待/不登校/)への対処的支援の充実と
       担い手の育成、小学校との実践から汎用的な支援枠組みの構築
 (上記の支援事業における達成目標)
  @生活支援(食事、入浴、保護者との面談)⇒20人に支援提供
 A個別学習支援⇒20人の支援と2小学校(約400人)へボランティア派遣(50人)
  B個別余暇支援⇒毎週20人への活動提供、高校生の地域参加支援
  C健全育成事業⇒200人の子どもたちへの定期的活動の提供

そのための寄付目標金額は4,200,000円。
すべての子ども達にはほど遠い目標ではありますが、一つずつ取り組んでいきます。

今回の「子どもの貧困対策事業」に関しては、
寄付募集の窓口を公益財団法人京都地域創造基金の事業指定助成プログラムを
活用させていただいております。京都地域創造基金を通して寄付いただくことで、
寄付頂いたみなさんにも寄付税制の優遇が受けられることと、
クレジットカード決済など手続きとしても寄付ができるということですので、
ぜひご活用いただければ幸いです。

寄付いただける場合 ※窓口:京都地域創造基金 事業指定寄付募集ホームページ
 @生活支援A学習支援B余暇支援のステップ
 「子どもの貧困対策事業ー生活困窮・養育困難家庭への生活・学習・余暇支援ー」
(寄付募集専用ページ)http://www.plus-social.com/jigyo/shiteikifu/shitei_kifu11.html

 C児童健全育成のステップ
 「子どもに体験活動、体験学習をプレゼント事業」
(寄付募集専用ページ)http://www.plus-social.com/jigyo/shiteikifu/shitei_kifu10_2.html

 ※2年間のべ150名以上の方から本プログラムを通じてご寄付いただいております。

地域の子どもたちの状況を踏まえるとさらに必要という思いはありますが、
ひとまず取り組める現状の事業をしっかりやりきることを目指し、
目の前の子どもを支えます。そして、子どもの貧困対策の3年目として、
その成果を元に、行政へのアドボカシー、地域全体でのまちづくりを行っていき、
「対策」として根本的な解決にもつないでいきたいと考えております。
「対処」から「対策」へフェーズも大きく変化が求められる3年目であり、
ここからの3年間は踏ん張りどころと考えておりますので、
何卒辛抱強く応援いただければ幸いです。

 いつもいつもお願いばかりで大変恐縮ではありますが、ご容赦ください。
今後ともご支援ご協力の程何卒よろしくお願い申し上げます。

【事業指定寄付申込先】※インターネットからもお申込み可能。
 (上記寄付専用ページ参照)
 ・寄付申込書(fax送信先):公益財団法人京都地域創造基金 075-354-8794
 ・郵便振替口座(振替用紙同封)
  00930-4-312262 京都地域創造基金寄付口座(通信欄に寄付事業名を必ず記載)
 ・京都信用金庫(事業指定寄付専用口座)
「子どもの貧困対策」本店(普)2027687 公益財団法人京都地域創造基金
「子どもに体験活動、体験学習をプレゼント」本店(普)2027665
  公益財団法人京都地域創造基金
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