よる会(近くて遠いさまざまな社会の課題に心を寄せて語り合う会)第19回:がん患者を支える家族は「第2の患者さん」 泣きたかったあの時に、安心して語れる場や心のケアがあったならと。 [2022年12月28日(Wed)]
よる会(近くて遠いさまざまな社会の課題に心を寄せて語り合う会) 第19回:がん患者を支える家族は「第2の患者さん」 泣きたかったあの時に、安心して語れる場や心のケアがあったならと。 日本人の2人に1人が生涯でがんになるという統計があります。がんは身近な病気かもしれません。しかしいざ自分や、自分の家族ががんと診断されたらどんな思いを持つでしょうか。 がん患者を支える家族は、「第2の患者」とも呼ばれ、患者同様に心のケアが必要と言われています。ところが、本人に「自分もケアの対象である」という自覚が薄かったり、「患者ファースト」の病院ではケアが行き届きにくかったりという状況があります。 一番近くにいて患者の日常を支える中で迫りくる不安。相手を気遣うが故にお互いに素直に語れないもどかしさ。周りに言えず、自分だけで抱えがちな家族の気持ち。 第19回よる会では、そういった気持ちにクローズアップして、すろーす代表の菱沼さんに、ご自身の経験や活動への思いを語っていただきます。 日時:2023年1月26日(木)19:30〜21:00 第19回ゲスト:菱沼 路代(ひしぬま みちよ)さん 第2の患者会 すろーす代表、看護師・保健師 2006年、母が「肝細胞癌で余命半年」と告げられた。 そこから家族である私も苦しみや痛みを心に抱えながら日々を過ごした。心の声を誰かに聞いてもらいたいが気軽に相談できず、患者である母に対してもどう接したら良いか戸惑いを感じた。 母のがん闘病を支える経験から、家族ならではの不安や辛い気持ちを安心して語れる場の必要性を実感し、2018年6月にすろーすを設立。月1回がんカフェを開催。さらに家族ケアについて医療者と考える機会を作ったり、がんを抱える知人がいる方、今はがんとは関係のない方が、がんを抱える方や支えている方がいたらどんなことができるかを考えるきっかけが作れたらいいなと試行錯誤しながら活動中。 よる会は、様々な当事者であるゲストと進行役との対話形式で近くて遠いさまざまな社会の課題に心を寄せて語り合う会です。 ※ゲストへのご質問は申込フォームまで。ご参加の皆さまとの意見交換も予定しています。 対象:テーマに関心がある方、「当事者」から話を聞いて何ができるか考えたい方。 申込時に「誹謗中傷をしない」などの「よる会のルール」に同意いただける方。 参加費:1,000円、学生500円 《集まった参加費の半額はゲストの取組ないしはゲストが選んだ当事者支援団体に寄付します》 問合せ:岡山NPOセンター【メール】 npokayama@gmail.com (担当 しらはた) 【電話】 086-231-0532(電話は担当者勤務地・ゆうあいセンターにつながります) ★よる会にご参加の皆さまには 以下の5つの事項を守っていただきますようにお願いいたします。 【よる会のルール】 1.思いやりのある発言を心がけ、誹謗中傷をしません。 2.いろんな方の意見が聞けるように自分の発言のボリュームを配慮します。 3.撮影は許可を得たもののみとし、録音・録画等の記録を禁止します。 4.会の中で知り得た個人情報の取り扱いに注意します。 5.SNS等への無断での録画や映像・音声の投稿や誹謗中傷する投稿をしません。 ※個人的な感想などは問題ありません。 「よる会」情報サイト ■岡山NPOセンターのサイト⇒ http://www.npokayama.org/yoru-kai-okayama ■「よる会」Facebookページ⇒ https://www.facebook.com/yoru.kai.okayama |