2011.4.16京都新聞を読んで [2011年05月24日(Tue)]
こんにちは(*゚ー゚)v
ユースビジョンインターンの西端です。 インターンの業務の中には新聞からNPOや大学生に関わる記事の切抜きをするという業務があります。 その中で、私の印象に残った記事について、これから少しずつ書いていこうと思います〜 では第二回目☆ 2011年4月16日 京都新聞朝刊、野良猫の姿見て 梅小路公園(京都市下京区)の野良猫の不妊・去勢手術に取り組む市民団体「京都どうぶつあいごの会」が公園の猫を写した「梅猫写真展」を、4月23日まで行っていたそうです。同団体の喜多村賢会長は、「写真のように猫が生き生きと暮らしていけるよう地域で見守ってほしい」と話し、野良猫を虐待したり、飼い猫を安易に捨てたりしないよう呼びかけている・・・という記事でした。 ![]() インターネットで調べてみたところ、同団体は「守ろう!みんなで 小さな命を!をスローガンに殺処分ゼロを目標とし、京都で野良猫の『地域猫活動』『TNR運動』を主に活動する新しく出来た動物愛護団体(http://kyotodak.blog116.fc2.com/)」だそうです。 確かに、犬や猫の殺処分が保健所で行われているというのはよく聞きます。私は実家で猫を3匹飼っており、その猫のうちの一匹は、このような動物愛護団体の野良猫の里親募集がきっかけで飼い始めました。実家の猫もほんの少し運命が違えば殺処分を受けていたかもしれないと思うと胸が痛み、この記事に注目せざるをえませんでした。 日本では、毎年30万匹以上の犬や猫が殺処分で亡くなっているそうです。また、平成19年度の犬殺処分数は100,963匹、猫殺処分数は209,494匹、犬猫合計で310,457匹にのぼり、これは1日850匹、約100秒に1匹の犬や猫が保健所で殺されている計算になるそうです。 大変悲しいことに、数字で見てしまうとイメージがわきにくく、印象だけでなく衝撃や悲しみさえも曖昧に感じてしまうように思います。このような事を考えていると、3月に発売された某週刊誌上でビートたけしさんがコメントしていた言葉を思い出します。(以下、一部抜粋) 「この震災を『2万人が死んだ一つの事件』と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。・・・(中略)・・・そうじゃなくて、そこには『1人が死んだ事件が2万件あった』ってことなんだよ。」 動物に関しても同じで、数字やデータではなく、具体的なペットもしくは大切な人に置き換えてみると良いのではないかと私は考えます。一人ひとりに量ることのできない命の重みと人生があるのと同じように、一匹一っぴきにも命の重みがあります。それを天秤にかけることはできません。私はもう一度この機会に野良猫や捨て犬(猫)の見方を見直し、かかわり方を考え直してみようと思います。 |