災害ボランティアセンターが本日(9日)できるとのこと、
隣県である茨城からオープンの日に駆けつけようと
急遽ボランティアを募集し、11名が参加しました。

ボランティアセンターは、広い敷地内に平屋の建物が数棟とテントなどで
開設されていました。

窓には「がんばっぺ!なこそ」と書かれています。
この日はあいにく朝からずっと雨。
午前は天気の様子を見ながら、センターの周囲にある側溝の清掃をしました。
側溝は底がまったく見えないほど土と草木などがつまっていました。
この土と草木は捨てる場所が違うとのこと、
今日は草木だけ取る予定でしたが、どうしても土が一緒についてきます。
上部の見えている草木のみとるはずが、
いつのまにか土も一緒にかき出していました。

思わずやりすぎてしまいました。
お昼の休憩は、長靴を脱いでしっかり休みました。
やはり靴をぬぐだけでもかなりリラックスできるんですね。

なれない作業なので、やはり少し疲れている感じがしました。

午後からはいよいよ個人宅の作業です。
数名のグループに分かれ、依頼のあるお宅へ伺います。
ご自宅の庭のがれき撤去作業の依頼でしたが、
お話を伺うと、自宅横の通路にもたくさんのがれきが・・・。
かなり遠くから流されてきた物置も横倒しで通路を遮っていました。

所有者不在では撤去できないとのことですが、
いまだに現地は電気も水もきていないことから
みなさんほかへ避難され、不在の方が多いとのことでした。
約1時間半の作業で、庭はすっかりきれいになりました。

依頼者は70代のおじいさんでしたが、
わたしたちが挨拶に伺った後、作業を始めると一緒に作業を開始。
かなりの雨の中での作業でしたが、かっぱも着ていない状態、
「大丈夫です」と何度かお話したのですが、
結局最後まで一緒に作業してくださいました。
木片はくぎがでているものが多いし、
ところどころ割れたガラスもありました。
しかし、危ないガラスがあるところなどは、
場所をご存知で、ご自身でよけてくださったので
けがをすることもなく、安全に作業を行うことができました。
最後には、作業終了の確認もしていただき、
無事に作業を終了することができました。
ライフラインを断たれた生活で毎日大変だと思いますが、
その情況の中、大変お心遣いいただきました。
一日も早く普段の生活に戻れるよう、祈るばかりです。
そして、水戸へもどってから、
バスの中で参加者の集合写真を撮りました。

「ブログ用の写真とりますよ〜、はい、チーズ!」とのかけ声にも、
やはり疲労の色は隠せない感じでしょうか

作業しているときは暑いほどですが、
手を休めると、ずっと雨にぬれている状態であり、
気温も下がり気味だったので、とても寒かったです。
その悪天候の中、みなさん本当にお疲れ様でした。
