• もっと見る

2011年06月24日

ホープ常磐プロジェクトのロゴが決定!




同じ被災地である常磐エリアの茨城と福島が、ともに歩んで支えあおう、というコンセプトでスタートした『ホープ常磐プロジェクト』(詳細は下記参照)ですが、ついにそのロゴが決定しました!温かさ、想いを表す暖色のオレンジを基調に、常磐の「常」と「磐」という文字が茨城県と福島県のシルエットに記されています。

また、かつての鹿島アントラーズの名選手アルシンドがCMで使った「トモダチ ナラ アタリマエ」というメッセージが中央に入っています(ちなみに商標登録はされていません)。この言葉、正にホープ常磐プロジェクトにぴったりだと思いませんか?!同じ常磐エリアの福島が大変な時に支えあうのは、友達として当然じゃないか、ということです。

(注)被災地支援チャリティ・マッチで久々に来日したアルシンドはこの名言を鹿島アントラーズ・スタジアムで語ったそうです。
http://bit.ly/m5pMd1


今後このロゴは様々な場面で登場することになると思います。ノベルティ・グッズの活用(?)も視野に入れつつ、ぜひよろしくお願いします。

ちなみに、来週の6月28日(火)の茨城新聞はぜひ購入してください!茨城新聞の社会貢献活動としては画期的な初の試みで、新聞一面(1ページ目というわけではありません)を全て市民団体に提供することになり、その第1弾としてホープ常磐プロジェクトが任されることになりました。もちろんホープ常磐プロジェクトのロゴも登場します。現在最終的な紙面の調整をホープ常磐プロジェクト事務局のコモンズが行っています。

今後、マス・メディアとより深く連携しつつ、福島と茨城を結ぶかけはしとしてホープ常磐プロジェクトが、ホープ(希望)の輪が広まるようにしたいと思っています。




ホープ常磐プロジェクト


目的

地震・津波被災地の生活と地域コミュニティを再建し、今後の地震や原発リスクに対応する。福島から避難している方々の生活ニーズへの対応、産業の風評被害という様々な課題に、茨城と福島の県民や組織が、民間レベルで協力する機会を増やための仕組みやネットワーク、助け合いのコミュニティを生み出し、常磐エリアに希望と平安な暮らしを取り戻すことを目指す。


事業

1. ボランティア活動を支えるための組織間連携

 @ 茨城県内の社協ボラセンと被災地支援活動を行うNPO、企業CSRなどの情報を共有するための仕組みづくり。情報共有ホームページの構築運営
 A いわき市の支援活動と茨城の支援活動を繋げるための的確なニーズ把握と伝達
 B 県内の支援活動関係団体間の情報交換と協働事業の具体化
 C 支援物資、倉庫、車両の使用に関する連携
 D ボランティアバスの運行、ボランティア募集派遣に関する協力
 E 避難所などと支援活動(炊き出し、足湯、慰問など)のマッチング支援

2. 福島からの避難者の生活再建に関する連携促進

 @ 情報支援(民間の支援情報の瓦版の配布、WEB情報サービス) 
 A 移動支援(福島への移動、茨城県内の移動への移動サービス)
 B 仕事や住居に関する情報提供とマッチング支援、NPOなどでの就労支援
 C 避難者の課題解決に役立つNPOの事業化支援
  
3. 原発リスクへの対応に関する連携促進

 @ 移動困難者(施設入所者、在宅障害者など)の災害訓練、避難時の体制づくり

4. 農業支援に関する連携促進

 @ 茨城・福島の農産物などを販売するイベントの開催に関する連携・支援
 A 茨城・福島の農産物などの定期的な販売ルートづくり
 B 茨城・福島の農産物などのイメージアップに関する連携


組織 

上記の目的に賛同し、活動にかかわる意思のある団体で組織する。当分の間、支援活動に関する情報共有、人的交流、活動面での相互協力を行い、プロジェクト運営チームと事務局をおく。財源は事務局で調達する。組織の構成や意思決定のプロセス、事業計画などはプロジェクトが一定期間展開された後に定めることとする。
posted by 大野(茨城NPOセンター・コモンズ) at 15:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 地震
この記事へのコメント
コメントを書く
トラックバックの受付は終了しました

この記事へのトラックバック