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2024年07月31日

NPO法人に関する問題2

【NPO法人に関する設問】

問「内容が正しい場合には〇を、間違っている場合には×を」

@NPO法は、行政の監督を厳しくするために団体の活動実績や
会計等の情報を広く市民に公開することを義務付けている

A特定非営利活動法人は原則として利益を出してはいけないので、
収益が得られる事業は「その他の事業」にしなければならない

いずれも、解答は「×」です。


解説
@は、「行政の監督を厳しくするため」ではありません。
Aは、「利益をだしてはいけない」ことはなく、また、
「収益を得られる事業」が「その他の事業」でもありません。

★NPO法人の基礎知識に関しては
テキストを教材にしたWEBセミナーの
無料公開動画でも解説しています。
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入門編「NPO法人について」
(講師:今井健至氏)
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posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 09:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(入門)

2024年07月30日

受験票を発送しました(第7回「入門」「基本」試験)

★第7回「入門」「基本」編試験(8月実施)の
受験者への事務連絡です★

昨日(7/29)受験票の発送をいたしました。
お手元に届きましたら
すみやかに内容をご確認ください。

-------
・ 受験内容(入門、基本、あるいは両方)
・ 希望受験会場
・ 住所(申込以降、引っ越しされた場合等)
-------
に間違いがある場合は
事務局までメールもしくは
検定協会HPの問合せフォームからご連絡ください。

受験当日には、必ず受験票をご持参ください。
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 「入門・基本」に関するお知らせ

NPO法人に関する問題1


日常的に接している事柄についての問題です。
正しいものには○を、間違っている場合は×を

@NPOとは特定非営利活動法人のことである

ANPO法人が発行する領収書については、印紙税は非課税である

これについての正解はいかがでしょうか?

@は「×」です
「NPO」は、もっと範囲が広く、
さまざまな分野の社会貢献活動を行い、構成員に対して利益を分配しない
団体の総称のこと、ですね。

Aは「○」です
NPO法人は、営利を目的とせず、利益金又は剰余金の配当又は分配をおこなわない
ことから、営業者に該当しないため、営業者に該当しないNPO法人が作成する受領書は
営業に該当しないものとして、非課税となります。

ただし、契約書には必要ですので注意しましょう。
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 08:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(入門)

2024年07月23日

第7回「入門」「基本」試験会場のご案内

※後日お送りする受験票にも、各会場の住所と地図が掲載されます

【東京】
協働ステーション中央
東京都中央区日本橋小伝馬町5-1 十思スクエア 2F
最寄駅:東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅(4番出口)


【愛知】
協働連携シェアオフィス 地域資源長屋なかむら
名古屋市中村区本陣通5丁目6番1号
最寄駅:名古屋市営地下鉄東山線「本陣」駅(2番出口)


【大阪】
大阪市立総合生涯学習センター
大阪市北区梅田1-2-2-500 大阪駅前第2ビル 5階
最寄駅:JR「大阪」「北新地駅」、私鉄・Osaka Metro各線「大阪梅田」「梅田」「西梅田」「東梅田」駅


【福岡】
第1 よしみビル(2階)
福岡市博多区博多駅東2-8-22
最寄駅:JR、福岡市地下鉄「博多」駅


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◆受験票発送の予定
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7月末〜8月初めの発送予定です。
受験票には顔写真(縦4cm×横3cm、6か月以内撮影)を
貼付する欄がございます。
入門と基本の両方を受験される方は2枚必要です。
お手数おかけしますが
お時間ある時にご準備お願いいたします。


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◆検定協会へのご連絡について
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メール等でお問合せいただく場合は
必ずお名前(フルネーム)を
ご記載いただくようお願いいたします。
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 18:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 「入門・基本」に関するお知らせ

2024年06月10日

第7回「入門」「基本」試験の申込受付スタート!

6/10(月)10時より受付がスタートしました!
たくさんのお申込みをお待ちしています。
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NPO法人会計力検定(8/25試験実施)
第7回「入門」「基本」編
======================

【こんな人におススメです】
・知識も経験もないのにNPO法人の会計担当者になってしまった
・会計担当者として経験はあるけれど
 NPO法人について原則を学び直してみたい
・組織のマネジメントや意思決定に関わっている
 (代表者や事務局長、役員など)
・NPO法人の設立・運営の相談対応をしている
 (中間支援や所轄庁など)

【日 程】2024年8月25日(日)
【会 場】東京、愛知、大阪、福岡、沖縄
【受験料】入門1,650円(税込) 基本2,200円(税込)

【内容】

◆入門◆

◇試験内容・試験時間・出題数◇
NPO法の基本理解、NPO会計に関わる際に必要とされる初歩的な知識
(60分、全10問)

◇出題趣旨および問題構成◇
NPO知識:NPO法、NPO法人会計基準について基本的な理解を問う
(○×式、語句選択式、用語記述式)
会計知識:日々の業務や現金管理において注意すべき事柄について
正しく理解できているかを問う
(○×式、語句選択式、用語・金額記述式)

◇出題範囲◇
NPO法人会計力検定公式テキスト「入門」

◇合格基準◇
100点中70点以上(NPO知識15点以上/会計知識45点以上)


◆基本◆

◇試験内容・試験時間・出題数◇
NPO法およびNPO法人の特性、簿記3級導入レベル+会計実務力の実践的知識
(90分、全17問)

◇出題趣旨および問題構成◇
NPO知識:NPO法、NPO法人会計基準(特に財務諸表)について
正確な理解を問う(○×式、語句選択式、用語記述式)
会計知識:仕訳、総勘定元帳、試算表作成の流れの理解と
それらを作成する力を問う
(○×式、語句選択式、用語記述式、計算問題、仕訳作成)

◇出題範囲◇
NPO法人会計力検定公式テキスト「基本」および「入門」

◇合格基準◇
100点中70点以上(NPO知識20点以上/会計知識40点以上)

★詳細・お申込みは検定協会HPから★

★公式テキストの購入はコチラから★


★過去の出題例など★
本ブログに「過去問題のうち間違いが目立った事例」
として解説を掲載しています。
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 15:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 「入門・基本」に関するお知らせ

2024年05月27日

会計に関する問題3

問:簿記一巡の手続きを簡略に示している下記の図の
(  )に当てはまる最も適切な文言を記入しなさい

簿記一巡.png


入門テキストの「簿記の知識」に説明があります
簿記の流れは、それぞれ意味があってこのような順番になっていますので
正しく覚えておきましょう

@ 取引
A 総勘定元帳
B 試算表

特に、AとBを間違えている人がとても多くあります。

日付順に記録した仕訳帳を
「科目別」に整理したものが「総勘定元帳」です。

そして、それを集計して(科目別に)一覧にしたものが試算表です。


流れ.png

それぞれの役割、流れを正しく覚えておきましょう。

posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 15:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(入門)

2024年05月26日

会計に関する問題2

【会計に関する設問】

問:正しい金額を解答欄に記入して現金出納帳を完成しなさい

解答:
現金出納帳(限定).PNG

解説:

見慣れた現金出納帳の書き方なので、比較的気軽に
解答した方が多かったのではないでしょうか。
ところが、入金や出金は問題なく記載できるけれども、
最後の「月締め処理」を自分できちんと
書いたことがない人が多いのでしょう。
締め処理のあたりでの間違いが多くみられました。

特に、普段、会計ソフトやエクセルで処理をしている人は
このあたりが苦手なのではないでしょうか。
パソコンを便利に利用することはよいですが、
帳簿のそもそもの趣旨をきちんと理解することは
重要です。

現金出納帳は「書きっぱなし」ではだめです。
「書きっぱなし」にしているために、
途中で数字を書き間違えていても
気が付かないままのケースがあります。

よくあるのは、「264円」と2「246円」を
書き間違えるような場合です。
最後の残高を計算し、現金の有り高と照合することや、
月締めをすればこのような間違いを早期に発見できますが、
そういった作業を一切せず「書きっぱなし」だと、
監査などで指摘されて初めて気が付くこととなります。

数字を書き間違えをしているのに、現金の有り高があっている、
それはなぜでしょうか。つまり、担当者が合わない分を
補填したり、抜いたりしている、という風に理解され、
「いい加減」から、そのうち「横領」という話にも
ならないとも、限りません(*_*;

現金出納帳は、
事実を証明する大切な証拠書類の一つです。
最後まで責任をもって記載し、
月締め処理をする習慣をつけましょう。

★現金出納帳に関しては
テキストを教材にしたWEBセミナーの
無料公開動画でも解説しています。
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入門編「日々の業務」現金出納帳
(講師:今井健至氏)
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posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 08:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(入門)

2024年05月21日

会計に関する問題5

試算表作成について

基本レベルでは、取引から仕訳帳を作成し、そこから
総勘定元帳の記帳をして試算表作成までをできる力を問います

それぞれの転記作業も重要ですが「合計残高試算表」の記入方法を
きっちりと押さえておいていただく必要があります

合計残高試算表は、借方、貸方ともに、それぞれ
「当月残高」「当月取引」「前月繰越」項目があります

合計残高試算表.png

一般的に試算表は、毎月作成しますので「前月繰越」となります
そして「当月取引」は総勘定元帳のその月の「借方合計」「貸方合計」を転記します
重要なのは「当月残高」の書き方です

このときに「定位置」が重要です
資産の定位置は、借方です。つまり、資産の残高は「借方に書く」ということです
負債の残高は、貸方に
正味財産の残高は、貸方に
収益の残高は、貸方に
費用の残高は、借方に
それぞれ、どちらか一方に残高を計算して書きます

資産[現金の場合]

前月繰越 30,000 + 当月増加 5,000 − 当月減少 25,000 
= 当月残高は、10,000 で、借方に記載します

合計残高試算表2.png


負債[借入金の場合]

前月繰越 50,000 + 当月増加 50,000 − 当月減少 0 
= 当月残高は、100,000 で、貸方に記載します

合計残高試算表3.png

このように、合計残高試算表の「当月残高」は、それぞれの科目に応じて
借方、貸方のどちらか一方に記載しますので、覚えておきましょう
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 17:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(基本)

会計に関する問題4

簿記の原則

問:簿記の仕訳の原則について(  )に借方、貸方のいずれかを記入しなさい

@費用が消滅したとき、費用科目は(  @  )に記載する
A負債が減少したとき、負債科目は(  A  )に記載する
B収益が発生したとき、収益科目は(  B  )に記載する
C資産が増加したとき、資産科目は(  C  )に記載する

これは、簿記の仕訳をする上で必ず覚えておかなければいけない原則となりますので
間違えた人はしっかり復習をしておきましょう

@貸方 A借方 B貸方 C借方
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 17:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(基本)

2024年05月20日

会計に関する問題3

貸借対照表に関する問題

問:貸借対照表の下記、(  )に適切な語句、及び金額を記入しなさい

NO448.png

解説
この問には、多くの方が苦戦された様子でした。
これは、貸借対照表の構造を正しく理解できているかどうかがポイントです。

NPO法人の貸借対照表は、資産、負債、正味財産が、縦に並んでいますが、
企業ではよく見かける形式、横に並べてみます。

NO449.png

貸借対照表の、資産、負債、正味財産、の関係は、次のようになっています

資産合計 = 負債合計 + 正味財産合計

この式が、成り立っているかどうかを確認するために、資産、負債、正味財産が縦に
並んでいる場合には、いちばん下は、負債合計+正味財産合計、の金額を入れて、
資産合計と一致しているかをみます。

したがって、解答は、次のようになります。

NO450.png
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 16:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(基本)