• もっと見る

2024年02月09日

【会計知識】実践ベーシック NO3


NPO法人会計基準の目的や基本的な考え方、財務諸表の体系と構造などについて、
「基本」で学んだ内容を再確認する問題です。

◆財務諸表の注記
注記の記載項目で決められているのは10項目です。
このうち
「該当する内容がある場合には記載義務があるもの」と
「記載することは、法人の任意であるもの」との区別をする
問いが出されました。以下の10項目のうち、「該当する
内容がある場合には記載義務があるもの」は7項目あります。

1.重要な会計方針
2.会計方針の変更
3.事業別損益の状況
4.施設の提供等の物的サービスの受入の内訳
5.活動の原価の算定にあたって必要なボランティアによる
  役務の提供の内訳
6.使途等が制約された寄付等の内訳
7.固定資産の増減の内訳
8.借入金の増減の内訳
9.役員及びその近親者との取引の内容
10.その他特定非営利活動法人の資産、負債及び正味財産の
  状態並びに正味財産の増減の状況を明らかにするために
  必要な事項

「記載義務」があるものは、
1、2、6,7,8,9,10 の7つです。
10番目は任意のようですが記載義務があります。
次年度以降の財務諸表に影響をあたえるような重要性が高い
事項であると判断される事柄がある場合には記載します。

「記載するかどうかは、任意選択」は、3,4,5 の3つです。
特に、事業別損益の状況については、法人の任意選択事項です。
記載する場合には、「なにを、どのように外部に伝えるべきなのか」
を、しっかりと法人内部で議論しておくことが大切です。

◆NPO法人会計基準が定めている財務諸表について項目名を問う問題
----------------------------------------------------
正味財産の部は、(  @  )と(  A  )の
二つから成り立っています。
----------------------------------------------------

@は、前期繰越正味財産
Aは、当期正味財産増減額

自己資本や、利益剰余金などの解答もありましたが、
この点が、企業の財務諸表との違いの大切な部分となります。

決算書類を作成した際に、自法人の書類に
「NPO法人会計基準に準拠しています」と記載する場合には、
やはり基本的な項目、体系などは押さえておく必要があるでしょう。

★財務諸表の注記に関して
検定テキストを教材にしたWEBセミナーの
無料公開動画でも解説しています。

----------------
NPO法人会計力検定公式テキスト「実践」第1分冊
財務諸表の注記(重要な会計方針)
(講師:今井健至氏)
----------------
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 04:58| Comment(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(実践ベーシック)
この記事へのコメント
コメントを書く