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2024年02月09日

【会計知識】実践ベーシック NO2


給料に関する出題です。

「給料」は、社会保険料、雇用保険料、源泉所得税、住民税、それぞれの
仕組みを正しく理解しておかなければ、正しい仕訳ができません。

さらに、当検定では、仕訳記載の際には、次の点を重要視しています。
◆仕訳の内容と意味を正確に理解しているか
◆自分以外が、その処理をみたときに、内容がわかるように記載しているか
◆各勘定科目の元帳を見たときに、その仕訳が、何についてのどういう処理なのかが
 わかるように記載しているか

給料仕訳の際のポイント
・源泉徴収簿、社会保険料額表を正しく見ることができること
・給料仕訳のうち、費用科目について事業別に分けることを理解していること
・社会保険料の「何月分」の仕組みを理解すること
 いつ支払う給料から、何月分を控除し、さらに、いつ年金事務所に支払っているかを理解していること
・源泉所得税は、給料を払った月が「何月分」です。
 4月10日支払い給料から預かった源泉所得税は「4月分」です。
・雇用保険料の「何月分」の考え方を理解していること
 原則、締め日基準です。労働保険確定申告書の集計と関係します。
・住民税の「何月分」の考え方を理解していること
 特別徴収は6月分から始まります。その6月分をいつ支払う給料から預かってい納付しているかを理解していること
・社会保険料について、本人負担額と事業主負担額の仕組みを理解していること

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【社会保険料】
一般的には、給料支払い時に前月分の社会保険料を預かります。
ただし、給料の締め日と支払日によって、この「何月分」が違ってきます。
注意が必要なのは、社会保険料の「何月分」は、「労働の月」とは違うことです。

通常、社会保険料は翌月末に預金から引落しがあります。
たとえば、4月分であれば、5月末に自動引き落としされます。
その「4月分」を「いつ支払う給料」から預かるのか、を自法人において確認する必要があります。

(例)
・4月分を、4月末締め5月10日に支払う給料から預かる法人
・4月分を、5月20日締め5月末に支払う給料から預かる法人
・4月分を、4月20日締め4月末に支払う給料から預かる法人
などなど、いろいろなケースが考えられます。

それぞれが、どのパターンなのかを理解していなければ、職員が入社したとき、
退職したときに、社会保険料をいつ控除するのか、しないのか、という判断ができません。

とても重要な内容なので、しっかり仕組みを理解して会計処理をしましょう。


★給料にかかる処理に関して
テキストを教材にしたWEBセミナーの
無料公開動画でも解説しています。

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NPO法人会計力検定公式テキスト「実践」第4分冊
給与にかかる処理「控除項目に関して」
給与にかかる処理「労働保険料の処理」
(講師:今井健至氏)
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タグ:NPO会計
posted by 一般社団法人NPO会計力検定協会 at 05:01| Comment(0) | 過去問題のうち間違いの目立った事例(実践ベーシック)
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