早々と冬に備える[
2022年08月19日(Fri)]
水田の彼方に立つ飯豊連峰。僅かな残雪が見えますか?
飯豊連峰には三県の県境が走ります。その線引きは不思議な形をしていて、山形県と新潟県のすき間を福島県が喜多方市山都町一ノ木の三国小屋から触手を伸ばすかのように深く入り込み、狭いところでは1メートルに足りない幅で細く飯豊山山頂を過ぎて西隣の御西岳避難小屋まで伸びています。
おいしい所を囲い込むような線引きにはちゃんと理由があって、そもそもはてっぺんにある神社(飯豊山神社奥宮)はドコに強い結びつきがあるのか、が発端とのこと。
もうじき処暑を迎える葉月の半ば過ぎ。巷では夏休みが佳境を迎えようとし、お祭りや伝統行事が復活し、高校野球が県民を賑わしています。朝夕は過ごしやすくなったとはいえ、日中は連日30度越え。エアコンの冷気が恋しく思えます。
それでも季節が来れば寒くなるし雪も降って積もるし。ならば支度も抜かりなく整えておかなければならないし。それで一番の懸案となっていた除雪機問題にようやっと決着をつけました。
従来機は平成7年度の整備でしたから、27年ぶりの新型機になります。
レバー類は以前と大体同じよう。確立された様式のようです。
この除雪機は、東北電力労働組合福島県本部様のご寄付により整備いたしました。