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ワイワイ!つくってワクワク!【旭川冬まつりの小雪像をつくろう!】 [2011年01月31日(Mon)]

2010年度のJT 青少年育成に関するNPO助成事業【ワイワイ!つくってワクワク!】の最後の企画は【旭川冬まつりの小雪像をつくろう!】です。
タイトル通りの企画ですが、2011年度の旭川冬まつりの市民参加が可能な小雪像(幅・奥行き各1m
、高さ2m)造りに参加いたしました。

今年は天候不順で、皆さんもニュースなどでご覧になっていたかもしれませんが、大変な大雪で製作当日の天候も心配されましたが、何とか晴れ間が見える中作業することができましたが、その日の最高気温は-7度!! 大変寒い中の作業になりました。

今回制作するデザインは、今年の干支でもある「ウサギ」です。
今回も芸術家のトモロオさんの指導のもと、大人や子供が混ざって作業する為、誰もが知っている形を選びました。
ありがちですが、「飛躍する年に」という願いも込められています!

会場は冬まつりの会場(旭橋河畔会場)のメーン雪像の前あたりから、旭橋に向けてずらーっと40機程の小雪像が並びます。

 
そして、ラポラポラの雪像は…

一番端のメーン雪像の前です。
一番目立つところでした!
 
始めから、約1m×1m、高さ2m程の雪の塊が用意されていますので、それを削って形を作ります。
 

所々、氷が混ざっていて、雪も押し固められたものなので、雪と言うよりも氷のような雪像です。
今回のメンバーは全員雪像造りが初めてなので、雪の固さに試行錯誤しています。
 
他の雪像は、たぶん毎年の様に参加されている方も多くて段取りも良く、道具もお手製のもので、スムーズに作業されていました。
 
でも、子どもたちも大変積極的に参加されていましたので、少しずつ削る作業にも慣れてきました。
一時間後には、上記写真の様に、何となくウサギの形になってきました。

大まかに削った後には、手足等の足りない部分を雪に水を混ぜてシャーベット状にしたものを付けてよりウサギに近い形にしました。
 
そのあとは昼食も取り、仕上げに入ります。
ノミをつかって細かい仕上げをする人、出っ張った部分を手ノコで削る人、シャーベット状の雪で凹凸を滑らかにする人など、それぞれ作業を分担して…
 

最終的には、この様な形に出来上がりました!!
具象なデザインのウサギです。

関係者にお話を聴くと、どうやら毎年干支を雪像にするケースが多く、今年もウサギがモチーフなものがたくさん有りました。
 

そして、最後にはみんなで記念写真!!
 
大変寒い中、皆さんご苦労様でした!!!
 
これで、2010年度のJT 青少年育成に関するNPO助成事業【ワイワイ!つくってワクワク!】のすべての事業が終わりました。
 
ご参加頂きました皆様。また、保護者の方をはじめ、施設や学校等の関係者、講師として来ていただいた方々、今回の企画に助成していただきました日本たばこ産業株式会社(JT)様に感謝致します。まことに有り難うございました。
2011年度も、NPOラポラポラは新しい企画を考えて参ります。
その際にはあらためてホームページ等にてお知らせ致しますので、楽しみにしていて下さいね♪
北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート03 [2011年01月08日(Sat)]

北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート03 が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010」にて来場者に配布用に製作した当団体が関係団体に取材し製作した19ページから25ページまで(全部で3ファイル)

表紙から当団体代表による挨拶、目次と続き、当冊子にて掲載した11団体の内「YY」、「大雪の園」、「NPOラポラポラ」の3団体でのアート活動の現場をご紹介しています。



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北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート02 [2011年01月08日(Sat)]

北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート02 が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010」にて来場者に配布用に製作した当団体が関係団体に取材し製作した冊子の11ページから18ページまで(全部で3ファイル)

当冊子にて掲載した11団体の内「社会福祉法人ともに福祉会」、「社会福祉法人草の実会」、「社会福祉法人剣淵北斗会」、「社会福祉法人当麻かたるべの森」の4団体でのアート活動の現場をご紹介しています。



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北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート01 [2011年01月08日(Sat)]

北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 北海道の創作現場レポート01 が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010」にて来場者に配布用に製作した当団体が関係団体に取材し製作した冊子の表紙から10ページまで(全部で3ファイル)

表紙から当団体代表による挨拶、目次と続き、当冊子にて掲載した11団体の内「あかとき学園」、「ウエカルパ」、「NPO法人アートユニオン・オコック」、「地域活動支援センター さくらんぼ」の4団体でのアート活動の現場をご紹介しています。



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北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 フライヤー [2011年01月08日(Sat)]

北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010 フライヤー が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」の総括的に行った札幌でのパネル展示、作品展示、アウトサイダー・アート・フォーラムの開催告知用フライヤー

その展示会に出展する一部の作家の作品と作家の説明と共に、企画主旨、アウトサイダー・アートについての説明のほか、会場にて開催するパネル展示、作品展示、アウトサイダー・アート・フォーラムの開催の案内、参加団体の表記。
また、会場へのアクセスマップを掲載。



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アウトサイダー・アート展 in旭川 フライヤー [2011年01月08日(Sat)]

アウトサイダー・アート展 in旭川 フライヤー が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「地域での小規模な展覧会の開催」の第三弾としての「アウトサイダー・アート展 in旭川」の告知用のフライヤー


その展示会に出展する一部の作家の作品と作家の説明と共に、企画主旨、アウトサイダー・アートについての説明のほか、会場にて開催するパネル展示の案内。
また、会場へのアクセスマップを掲載。




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アウトサイダー・アート展 in帯広 フライヤー [2011年01月08日(Sat)]

アウトサイダー・アート展 in帯広 フライヤー が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「地域での小規模な展覧会の開催」の第二弾としての「アウトサイダー・アート展 in帯広」の告知用のフライヤー


その展示会に出展する一部の作家の作品と作家の説明と共に、企画主旨、アウトサイダー・アートについての説明のほか、会場にて開催するパネル展示、トークショーの開催の案内。
また、会場へのアクセスマップを掲載。



成果物詳細ページへ(ファイルダウンロード)
アウトサイダー・アート展 in函館 フライヤー [2011年01月08日(Sat)]

アウトサイダー・アート展 in函館 フライヤー が公開されました。

北海道の障害者アートに関わる支援者達は地域ごとの活動に限定され広がりが持てないでいるので、各地域でのネットワークの構築を支援すると共に、北海道全域カバーするネットワークを構築し、より効率的に障害者アートの研究、収集、発表が行える環境を整備する事を目的とする2010年度の助成事業「北海道障害者アートネットワーク構築事業」における企画「地域での小規模な展覧会の開催」の第一弾としての「アウトサイダー・アート展 in函館」の告知用のフライヤー


その展示会に出展する一部の作家の作品と作家の説明と共に、企画主旨、アウトサイダー・アートについての説明のほか、会場にて開催するパネル展示、作品展示、トークショー、講演の開催の案内。
また、会場へのアクセスマップを掲載。



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ワイワイ!つくってワクワク!【ダンボールで巨大アート!】 [2010年12月01日(Wed)]

2010年度のJT 青少年育成に関するNPO助成事業として、今年は民族楽器をつくったり、公園でアートをしたり、縄文土器を作ってきましたが、今年最後の事業としてダンボールで巨大なアートを制作しました!

会場は、旭川市立近文第二小学校で、同学校の全校生徒と先生、当麻かたるべの森から4名の方がご参加頂きました!!

ありがとうございます♪

今回は、なにも描かれていない板状のダンボールに白く下地を塗り、その上に自由に絵を描き、それを材料に人が入ったり、登ったり出来る建物を造る。ということで合計3日間に渡って作業致しました。

建物はラポラポラの事業で数回講師をしていただいている、芸術家のトモロオさんの設計、指導のもと製作されます。

授業の一環として作業致しましたので限られた時間での作業でしたが、ご参加頂いた皆さんがとっても積極的に作業していただき、期待通りの建物が完成しました。
また、楽しく作業をしていただいたようで、ラポラポラとしても、とっても有意義なイベントにすることができました!



初日は近文第二小学校の6年生7名と先生、かたるべの森からは3名のとスタッフが参加されました。
まずは、トモロオさんが今回の作業の説明をしています。
初日は、体育館の床に並べられた板状のダンボールをペンキで白く塗ります。
使用するダンボールは最終的に組み上げる建物の部材によって、両面塗りつぶす物、片面塗りつぶす物、両面塗る必要の無い物に分かれ、両面トータルで25面程塗ります。


今回の様に広い面積をローラーで塗るのが初めての方もいますので、まずはローラーの使い方を説明しています。



2班に分かれて、塗りつぶしています。
最初は慎重に少しずつ作業しています。



数枚塗ると要領が解って来たのか、塗るスピードが速くなっています。
最初は2班だったのが、さらに分担して効率よく塗っています。

今回はペンキで白く塗るだけでしたので難なく終了しました。



作業は午前中に行われましたので、小学校の全校生徒とかたるべの森の参加者、ラポラポラのスタッフ等、関係者全員が一緒に給食を食べました。

近文第二小学校では、毎日全校生徒が一緒に給食を食べています。
大きいテーブルに先生と各学年の生徒が一緒に座っていて、準備なども協力し合って楽しく給食を食べています。



作業二日目です。
今回は全校生徒とかたるべの森の参加者が同時に作業します。
前回でダンボールの白く塗った面に自由に模様を描きます。

今回制作する作品のテーマは「クリスマス」なので、楽しく明るいイメージで描いてもらいます。

完成予想図を見てもらい、どのように塗ったら良いのかを想像してもらいました。


事前の準備段階の際に小学校の先生は「どのように、何を、どこに描いたら良いのかきっと迷うので、描き始めるまでには少し時間が掛かるかも…」という懸念がありましたが、実際はみなさんに絵の具を渡したら、試しながら直ぐに描きはじめました。

始めは、模様というよりも、筆跡に近い感じです。



それぞれが自由に描いているので、少しずつ個性が出ていて、とても楽しいです。



慣れてくると、二重、三重に絵の具を重ねています。
空中で刷毛をふって、絵の具の水滴をダンボールにぶつけて描く等、テクニックも使って来ています!



今回は20面程に模様を描きますが、一度に描けるのは8枚なので、最初に描いた八枚は横に並べて乾かします。
この段階でとってもカラフルな作品にも見えます。
完成が楽しみですね♪



2枚目になると、みなさん「遊び」を入れる様になってきました!!
手のひらに絵の具を塗ってぺたぺた描いています!



また、2枚目には周りとの協調性も増えて、より完成度の高い「模様」が形成されています!!
ラポラポラとしては自由に楽しく描いてもらうことが希望なので、デザイン等に関しては一切指導はしていません。みなさん自主的に創作しています。



そして、すべて描き終わった後はみなさんでお片付け。
お片付けも全員で仲良くテキパキしていました♪



全校生徒で作業するのは今回だけですので、塗った作品の前でみなさんで記念撮影!



いよいよ最終日は、今まで塗ったダンボルールを加工して建物を組み立てます。
作業は大きく分かれて、・下書きをする、・カッターで切る、・テープで貼って組み立てる。の3工程です。
この日は6年生だけの参加です。

まずは、トモロオさんが図面に沿っての下書きの仕方を教えています。



普段は使ったことの無いような大きな定規をつかって下書きをしています。
手が届かないところは寝転がって…。



今回も、数人で協力し合って作業します。
折角綺麗に塗ったダンボールを切るのは少し勿体ない気もしますね。



順調に少しずつ組み上がって、ようやく全体の形が見えてきました。
大きな部品はみんなで組み上げます。



形によっては、中に人が入って内側から作業します。



全てのパーツが出来上がりました!



あとは一つずつ組み上げます。
これは屋根です。



完成しました!!
右側の母屋は、裏庭に続くトンネルが出来ています。
左側の階段とステージには人が登ることができます。
全部ダンボールだけで出来ていますが人が上がることが出来る程、頑丈です。



ちょうど、他の授業が終わった他の学年の生徒がいたので、一緒に記念撮影!!



全景はこんな感じです。
クリスマスなので、教会のようなデザインです。
ポップで鮮やかな作品ですね♪

後日、残ったダンボールで飾り付けをします。



今回の一連の作業は、小学校の授業の一環でもありますので、限られた時間での作業でしたが、特に失敗も無く3日間とも順調に作業が進み、特に失敗やけがも無く無事終了しました!!

前述しました様に、この小学校では給食のときの様に全校生徒で一緒に、高学年も低学年もまざって作業することになれているので、上手くいったとも思います。

また、短い時間の中でもどんどん作業が上達し、スピードもアップしていくことに驚きました!
やっぱり子どもたちの可能性は素晴らしいですね!!

ラポラポラでは今後も、子供達を交えた色々な企画を行って参りたいと思います。

最後に助成していただきましたJT様、旭川市立近文第二小学校のみなさん、かたるべの森のみなさん、ありがとうございました♪



アウトサイダー・アート・フォーラム 2010 [2010年10月29日(Fri)]



2010年10月22日(金)〜24日(日)札幌の北方圏学術情報センター【ポルト】にて、アウトサイダー・アートのパネル展示と作品展示を行いました。また24日には同会場の大会議室にて北海道のアウトサイダー・アートを福祉現場などで支援している10団体が参加したアウトサイダー・アート フォーラムを開催しました。

わずか3日間だけの開催にも関わらず1000名近くの方がご来場頂きまして、大変盛り上がったイベントになりました。

北海道各地からお越しいただきました方々、また作品展示、会場運営、フォーラム参加、取材協力を頂きました各種団体、共催の北方圏学術情報センター 住生活・福祉環境プロジェクト研究、協力のシナプス、また、助成頂きました日本財団・太陽北海道地域づくり財団に厚くお礼申し上げます。



ここが会場の北方圏学術情報センター【ポルト】です。
パネル展示は1階のガラスのアトリウム部で行われており、数枚のパネルは外側を向いています。
近隣を歩いている人や、車からも観られる様にしました。



今回は函館、帯広、函館にて開催したパネル展示と異なり、同会場の3階のギャラリーBにて実物の作品展示も行われました。
2009年10月〜2010年1月に北海道立旭川美術館に開催した「アロイーズ展」と同時に開催した「北海道アウトサイダー・アート展」とほぼ同じ内容に、澤田さん、柿崎さん、佐藤さん、佐々木さんの4人が加わった内容になっています。

まずは、日當さんの作品(黄色と青の陶芸作品)がお迎えします。



次は、フランスのアル・サン・ピエール美術館にも展示されている大梶さんと、平瀬さんを含む「あかとき学園」の3人の作品が並んでいます。



その次は手前から、同じくアル・サン・ピエール美術館にも展示されている西本さんの作品。
新作のバスも並べられています。

その右手前の壁面には今回は初めて展示された柿崎さんの作品です。



左側には、北海道外から澤田さんの陶芸作品が並べられています。



奥の壁面には、こちらもアル・サン・ピエール美術館にも展示されている畑中さんの作品が展示されています。
手前は横山さんの「サトちゃん」がピラミッド状に並んで展示されています。



さらに進むと、生田原町の吉原さんの作品が。
また、西本さんと横山さんのドキュメンタリー映像が流されています。



ぐるっと半周すると、右手の壁面には藤井さんの作品が並んでいます。
その奥は臼井さんの作品。その横には9月、10月に実施したNPOラポラポラのワークショップで製作された佐々木さんの陶芸作品が展示されました。



逆の壁面には120枚もの高橋さんの作品。つぎは初参加の佐藤さんの作品。
最後は「かたるべの森」の吉田さんの作品が並んでいます。



開催中には各種メディアの取材の他、テレビ番組の収録も行われました。



その間に、バスを製作された西本さんが来場されました。
自分の作品を真剣な目で見つめながら、周りの方々に丁寧に作品の説明をしていました。



同時に1階のギャラリーAで開催しているパネル展の様子です。



明るい開放的な空間の中、パネル展示、世界のアウトサイダー・アートのポスター展示、今回ご参加いただきました各種団体が作成したグッズの展示販売の他、共催としてバリアフリーグッズ、ユニバーサルデザイングッズの展示も行いました。



パネルは、建物の外と中の両方から観られる様に展示しています。



ポスター展示や、グッズの販売をしています。



外から見た様子。写真だと反射して見えにくいですが外からでも目立ちます。



カレンダー、ブックカバー、マグネット、食器、ポストカード等
個性豊かで魅力的な製品が並んでいます。



こちらは、会場運営にもご協力をいただきました「ほわっぽ」さんの展示ブース。
フェルト玉を利用したカラフルなモビールやストラップ等、可愛いグッズが沢山並んでいます。



こちらはバリアフリーグッズ、ユニバーサルデザイングッズの展示です。
実際に手に取って製品の良さを確かめることができました。



ラポラポラの旅する雑貨店「ポンラポ」も展示。



24日(日)の午後1時からは、同会場の8階の大会議室でアウトサイダー・アート フォーラムを行いました。
2部構成で、第一部はNPOラポラポラ代表の工藤和彦による講演「アウトサイダー・アートの歴史と現状」です。



第二部はアウトサイダー・アートを福祉現場などで支援している各団体の取り組みをご紹介したうえで、
パネルディスカッションを行いました。



こちらの会場にも、たいへん沢山の方がご来場頂きました。



学生等の若い方の来場も多く、真剣に各施設の現場の話を聞き、必死にメモをとる姿も見られました。



最後には、来場頂きました学生さんからのご質問を頂きました。



質問に対しても、パネリストは皆さんとても情熱的にお話しされていました。

多くの方のご協力も有り、大変有意義なフォーラムを開催することができました。
重ねてお礼申し上げます。

今回のフォーラムを通して、新しいつながりや経験も出来ましたので
成果を生かして次に繋げられる様に努めて参りたいと思います。




北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010

 「アウトサイダー・アート」には大きな課題があります。それは、作者に作家としての自覚がないという点です。これはアウトサイダー・アートの魅力でもありますが、発表する機会や管理する事に作者は意欲がなく、作品は当然、人の目に触れる事なく消失してしまいます。ですから、これを補うために作者の表現に対する協力者が必然的に必要となってきます。
 NPOラポラポラでは、これまで多くのアウトサイダー・アートを発掘し、ギャラリーや美術館などでの発表に繋げてきました。中には、フランスのパリ市立美術館で展示された作品もあります。しかしながら、これは瞬間的なサポートにすぎません。作家の創作活動を理解して支えているのは、作家の身近にいる家族や福祉現場の職員の方々です。この協力なくしては展覧会の企画などは、ありえません。作家を支える環境を家庭や福祉現場で日々継続して整えていく事は非常に困難な事です。特に福祉施設では個人に対する特別な支援は周囲の理解も必要となります。しかし、多くの課題を抱えながらも、作家の表現を尊重して積極的に支えていこうとする姿勢は素晴らしく、私は常々敬服しています。しかし、こうした地道な活動はなかなか表面に出る機会が少ないために知られておらず、正当に評価されていないのが現状です。また同じような境遇の関係者との情報交換の場がないために、支援者は孤立してしまいがちです。そこで、このたび情報の共有や課題を議論する場として「北海道アウトサイダー・アート・フォーラム2010」を札幌で開催する事にしました。北海道の各地域で先進的に取り組んでいる方達による公開の座談会を行います。また、合わせて北海道のアウトサイダー・アートを中心に紹介する展覧会も開催します。皆さんも是非この機会に一緒にアウトサイダー・アートについて考えてみませんか。

 
パネル展示

日時:10月22日(金)〜24日(日) 9:00~16:00
会場:ポルトギャラリーA(1F)
入場無料
アウトサイダー・アートの解説をパネルにして展示いたします。
まずはこちらでアウトサイダー・アートについて、ご理解していただける事を目的としています。

 
作品展示

日時:10月22日(金)〜24日(日) 9:00~16:00
会場:ポルトギャラリーB(3F)
入場無料
北海道のアウトサイダー・アートを中心に作品を展示致します。
実際に作品をご覧になって頂ける事でより深いご理解を期待致します。

 
アウトサイダー・アートフォーラム

日時:10月24日(日) 13:00~16:00
会場:ポルト8階 大会議室
資料代:1,000円(学生は無料)
第一部 講演「アウトサイダー・アートの歴史と現状」
第二部 各団体の活動報告、トークセッション
NPOラポラポラ代表の工藤和彦による講演「アウトサイダー・アートの歴史と現状」のほか、アウトサイダー・アートを福祉現場などで支援している各団体の取り組みをご紹介いたします。


参加施設

網走 NPO法人アートユニオン・オコック
当麻 カタルベの森美術館
剣淵 西原学園
剣淵 YY(わいわい)
旭川 NPOラポラポラ
鷹栖 大雪の園 
深川 あかとき学園
札幌 ほわっぽ
札幌 ともに福祉会
札幌 社会福祉法人 草の実(アトリエあぐら)
上川圏域アートネット ウエカルパ 
 

出展作家

澤田真一 藤井晋也 吉原長次郎 高橋ヒサ子 畑中亜未 得能サチ子 大梶公子 平瀬敏裕 臼井 愛 西本政敏 横山篤志 他
 

会場

北翔大学 
北方圏学術情報センター【ポルト】
札幌市中央区南1条西22丁目1-1
TEL:011-618-7711
地下鉄東西線西18丁目駅1番出口徒歩7分

主催:NPOラポラポラ
共催:北方圏学術情報センター 住生活・福祉環境プロジェクト研究
協力:シナプス
後援:札幌市・札幌市教育委員会
助成:日本財団・太陽北海道地域づくり財団
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