上勝町のまちづくりをお手本に…
[2008年07月25日(Fri)]
はじめまして。
7月22日(火)から研修生としてお世話になっています、愛知県の島本と申します。
研修1日目に徳島からいらっしゃった【NPO法人 郷の元気】理事長 澤田俊明さんに徳島県上勝町のまちづくりについてお話を伺うことができたので紹介したいと思います。
上勝町は人口約2千人の町で、自然が豊かな土地です。
小さな町の挑戦として、
『地域をあげてまちづくりを行っていこう』
と地域活性に取り組んできました。
『一度行けば、もう一度行きたくなる』、
『一度参加すれば、もう一度参加したくなる』
まちづくりをデザインし、いろいろな事業を生み出しました。
特徴として『やりとり(交換)』を大切にし、何かしてもらったことに対する対価を、お金に限らず交換することに着目していました。
そんなまちづくりの主な取り組みとして、上勝町ワーキングホリデイ、ヤッホー調査、上勝アートプロジェクトなどがあげられます。
その中でも私が面白いと感じた事業が、『ヤッホー調査』です。
ヤッホー調査とは、ヤマビコを見つけた人の名前が地図に残る自然体験プログラムです。
ヤッホー調査の仕組みとして、
・ ヤッホー調査表を入手し、現地でヤマビコ調査
・ ヤッホーポイントを申請
・ 『山彦認定士』が現地で確認
・ 上勝町教育委員会の登録印を捺されてはじめて地図に載り、ホームページで紹介
そしてその確認を行っている『山彦認定士』になるには、ヤッホー資格試験に合格しなければなりません。筆記試験と実技試験があり、実技には『ほら吹き検定』が課されます。『ほら吹き検定』では、10回中吹いて何回成功するかによって合否が決まります。
『ヤッホー調査』も『山彦認定士』の制度も、とてもユニークで楽しい事業だと感じました。地域にないものをねだるのではなく、あるものを大切な資源として捉え、とてもうまく活用して地域活性をしていることがわかりました
ところで、私の勤務する事務所は豊橋市にありますが、出張でよく田原市へ出掛けます。
田原市は農業や畜産が盛んな地域で、道を走っていると畑が広がり、時々牛が見えることがあります。また、半島なので海が見えてきて格好のドライブコースです。
そんな田原市が私は大好きなのですが、観光地というわけではないので外部の方が来られることはあまりないと思います。実は私も仕事で行くまで、記憶にある限りでは2回しか田原市へ出掛けたことはありませんでした。
そんな田原市も何か人を惹きつける事業を展開できたらいいなあ、と今回の澤田さんのお話を聞いて改めて考えさせられました。
私は獣医師として県の畜産振興を担っているので、畜産業の発展と田原市の活性化を同時にできたらいいな、とおこがましいかもしれませんが思っています。
ちなみに私は豚担当なので、豚の話をさせていただきますが、愛知県は全国9位の飼養頭数で、さらに東三河に愛知県全体の6割が飼養されています。田原市には東三河全体の半数の養豚農家があるので、養豚業は盛んです。
そんな豚たちと田原市の魅力を惹きだせたら最高です
何かよい考えが浮かばないか、起業支援ネットの方、またはその周囲の方々の熱意に共鳴して本気で考え始めている今日この頃です
7月22日(火)から研修生としてお世話になっています、愛知県の島本と申します。
研修1日目に徳島からいらっしゃった【NPO法人 郷の元気】理事長 澤田俊明さんに徳島県上勝町のまちづくりについてお話を伺うことができたので紹介したいと思います。
上勝町は人口約2千人の町で、自然が豊かな土地です。
小さな町の挑戦として、
『地域をあげてまちづくりを行っていこう』
と地域活性に取り組んできました。
『一度行けば、もう一度行きたくなる』、
『一度参加すれば、もう一度参加したくなる』
まちづくりをデザインし、いろいろな事業を生み出しました。
特徴として『やりとり(交換)』を大切にし、何かしてもらったことに対する対価を、お金に限らず交換することに着目していました。
そんなまちづくりの主な取り組みとして、上勝町ワーキングホリデイ、ヤッホー調査、上勝アートプロジェクトなどがあげられます。
その中でも私が面白いと感じた事業が、『ヤッホー調査』です。
ヤッホー調査とは、ヤマビコを見つけた人の名前が地図に残る自然体験プログラムです。
ヤッホー調査の仕組みとして、
・ ヤッホー調査表を入手し、現地でヤマビコ調査
・ ヤッホーポイントを申請
・ 『山彦認定士』が現地で確認
・ 上勝町教育委員会の登録印を捺されてはじめて地図に載り、ホームページで紹介
そしてその確認を行っている『山彦認定士』になるには、ヤッホー資格試験に合格しなければなりません。筆記試験と実技試験があり、実技には『ほら吹き検定』が課されます。『ほら吹き検定』では、10回中吹いて何回成功するかによって合否が決まります。
『ヤッホー調査』も『山彦認定士』の制度も、とてもユニークで楽しい事業だと感じました。地域にないものをねだるのではなく、あるものを大切な資源として捉え、とてもうまく活用して地域活性をしていることがわかりました
ところで、私の勤務する事務所は豊橋市にありますが、出張でよく田原市へ出掛けます。
田原市は農業や畜産が盛んな地域で、道を走っていると畑が広がり、時々牛が見えることがあります。また、半島なので海が見えてきて格好のドライブコースです。
そんな田原市が私は大好きなのですが、観光地というわけではないので外部の方が来られることはあまりないと思います。実は私も仕事で行くまで、記憶にある限りでは2回しか田原市へ出掛けたことはありませんでした。
そんな田原市も何か人を惹きつける事業を展開できたらいいなあ、と今回の澤田さんのお話を聞いて改めて考えさせられました。
私は獣医師として県の畜産振興を担っているので、畜産業の発展と田原市の活性化を同時にできたらいいな、とおこがましいかもしれませんが思っています。
ちなみに私は豚担当なので、豚の話をさせていただきますが、愛知県は全国9位の飼養頭数で、さらに東三河に愛知県全体の6割が飼養されています。田原市には東三河全体の半数の養豚農家があるので、養豚業は盛んです。
そんな豚たちと田原市の魅力を惹きだせたら最高です
何かよい考えが浮かばないか、起業支援ネットの方、またはその周囲の方々の熱意に共鳴して本気で考え始めている今日この頃です
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