日本型支援力養成講座第4回を開催しました!
[2011年02月24日(Thu)]
事務局伊東です。
2月19日は、日本型支援力養成講座第4回(参加力〜場づくり力)が日本陶磁器センタービルにて開催されました。
今回はダブル話題提供者ということで、明治学院大学准教授の平山恵さんと、京都で活躍するNPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事の嘉村賢州さんにお越しいただきました。
午前中はまず「参加力」というキーワードで、平山さんのこれまでの歩みを時系列順にまとめた10個のエピソードを伺いました。

例えば・・・
・中学・高校と体操部に所属し、補助のエキスパートになったこと。
・スイミングスクールで自閉症児のクラスの先生を担当したこと。
・「百匹目のサル」を大阪城の下で演じて社会にアピールする「MONKEYS」を結成したこと。
・国連で働いていたとき、イラン・イラク戦争をやめさせるため、両国の代表者を寿府(ジュネーブ)に集めて、ファシリテーション(コーヒーブレイク中に対話を促す)をしたこと。
・青森や秋田、宮城など農村部で包括グループディスカッションの司会をしたこと。
・船橋や東京など都市部でホームレス支援や市場の活性化に携わったこと。
・タンザニア、ガーナ、エチオピアなど海外でHIV感染者の支援や保健衛生の支援をしていたこと。
など、これらの話をピクチャライゼーション(落語のように聞き手がイメージできるように=具体的なエピソードで構成する)と平山さんが呼ぶ手法を使いながら、話してくださいました。
そして、話の最後に指示表出と自己表出というキーワードを私たちに提示してくださいました。
どちらも心理学用語だそうですが、平山さんは日本では、指示表出をあたかも自己表出のように捉えている人たちが多いという懸念をされていました。
例えば、親が「京大に行ってほしい」、「こんな子に育ってほしい」と思うから、子ども自身も、「私は京大に行きたいんだ!」「こんな大人になりたいんだ」と思っていたが、それは自分自身に問いかけて導き出した答えではなかったという人がいるとします。
そうしたときに、親からの外圧(指示表出)を内発(自己表出)だと捉えて人生を歩んでしまうということで、これは自分自身の意思決定に真剣に参加していない。そういうことが日本ではたくさんあるということです。
そんなお話を踏まえて午後は、もう一人の話題提供者である嘉村さんにバトンタッチをして、午前中の平山さんの内容を深めるワークを行いました。

その前に、支援者の講座ならこのワークをしましょう!と平山さんが準備してくださった、正方形を作るワークから始めました。
これはネタばれ注意なので、詳しく書かないことにしますが、コミュニケーションの難しさを実感するワークでした。。。
その次からは、自己表出を得ようとするなら、I timeと We time(my timeとOurtimeではない)を持たないといけないということから、I timeとWe timeを交互に体験しながら進めることになりました。
1.I time@これまでの話で気になったことや印象に残っていることを一人一人が振り返る
2.We time@ワールドカフェにて、テーマ「参加ってなんだろう」について話し合い
3.ブレイク この場への自分の参加度を理由とともに示す
4.I timeA粘土を使って、今の気持ちや考えていることを形にする→現在の自己への深まり、場への深まりを示す場所へ粘土を置く
5.We timeAワールドカフェにて、テーマ「参加の場づくりはどうしたらうまくいくのか」について話し合う
6.We timeBワールドカフェにて、テーマ「参加の場づくりにおいて、ゆずれないものは」について話し合う
7.参加者で円になり、一言ずつ一日の振り返りを紙に書いて発表する


と流れ、最後は、みんなの振り返りの散らばっているケント紙に平山さんから大きなメッセージが書き加えられました。
「自分自身の意思決定に真剣に参加してください」

本当にあっという間の1日でしたが、参加者のみなさんと参加とはなにかをしっかり考える時間を持つことができました。
恒例の懇親会も、10名を越す参加者と一緒に盛り上がりました。
次回(第5回)は、3月12日(土)に場づくり力〜ケア力として、和楽舎の辻川牧子さんにお越しいただきます。
まだまだお申込受付中ですので、気になった方はこちらへどうぞ。
みなさまのご参加、お待ちしております!
2月19日は、日本型支援力養成講座第4回(参加力〜場づくり力)が日本陶磁器センタービルにて開催されました。
今回はダブル話題提供者ということで、明治学院大学准教授の平山恵さんと、京都で活躍するNPO法人場とつながりラボhome's vi代表理事の嘉村賢州さんにお越しいただきました。
午前中はまず「参加力」というキーワードで、平山さんのこれまでの歩みを時系列順にまとめた10個のエピソードを伺いました。

例えば・・・
・中学・高校と体操部に所属し、補助のエキスパートになったこと。
・スイミングスクールで自閉症児のクラスの先生を担当したこと。
・「百匹目のサル」を大阪城の下で演じて社会にアピールする「MONKEYS」を結成したこと。
・国連で働いていたとき、イラン・イラク戦争をやめさせるため、両国の代表者を寿府(ジュネーブ)に集めて、ファシリテーション(コーヒーブレイク中に対話を促す)をしたこと。
・青森や秋田、宮城など農村部で包括グループディスカッションの司会をしたこと。
・船橋や東京など都市部でホームレス支援や市場の活性化に携わったこと。
・タンザニア、ガーナ、エチオピアなど海外でHIV感染者の支援や保健衛生の支援をしていたこと。
など、これらの話をピクチャライゼーション(落語のように聞き手がイメージできるように=具体的なエピソードで構成する)と平山さんが呼ぶ手法を使いながら、話してくださいました。
そして、話の最後に指示表出と自己表出というキーワードを私たちに提示してくださいました。
どちらも心理学用語だそうですが、平山さんは日本では、指示表出をあたかも自己表出のように捉えている人たちが多いという懸念をされていました。
例えば、親が「京大に行ってほしい」、「こんな子に育ってほしい」と思うから、子ども自身も、「私は京大に行きたいんだ!」「こんな大人になりたいんだ」と思っていたが、それは自分自身に問いかけて導き出した答えではなかったという人がいるとします。
そうしたときに、親からの外圧(指示表出)を内発(自己表出)だと捉えて人生を歩んでしまうということで、これは自分自身の意思決定に真剣に参加していない。そういうことが日本ではたくさんあるということです。
そんなお話を踏まえて午後は、もう一人の話題提供者である嘉村さんにバトンタッチをして、午前中の平山さんの内容を深めるワークを行いました。

その前に、支援者の講座ならこのワークをしましょう!と平山さんが準備してくださった、正方形を作るワークから始めました。
これはネタばれ注意なので、詳しく書かないことにしますが、コミュニケーションの難しさを実感するワークでした。。。
その次からは、自己表出を得ようとするなら、I timeと We time(my timeとOurtimeではない)を持たないといけないということから、I timeとWe timeを交互に体験しながら進めることになりました。
1.I time@これまでの話で気になったことや印象に残っていることを一人一人が振り返る
2.We time@ワールドカフェにて、テーマ「参加ってなんだろう」について話し合い
3.ブレイク この場への自分の参加度を理由とともに示す
4.I timeA粘土を使って、今の気持ちや考えていることを形にする→現在の自己への深まり、場への深まりを示す場所へ粘土を置く
5.We timeAワールドカフェにて、テーマ「参加の場づくりはどうしたらうまくいくのか」について話し合う
6.We timeBワールドカフェにて、テーマ「参加の場づくりにおいて、ゆずれないものは」について話し合う
7.参加者で円になり、一言ずつ一日の振り返りを紙に書いて発表する


と流れ、最後は、みんなの振り返りの散らばっているケント紙に平山さんから大きなメッセージが書き加えられました。
「自分自身の意思決定に真剣に参加してください」

本当にあっという間の1日でしたが、参加者のみなさんと参加とはなにかをしっかり考える時間を持つことができました。
恒例の懇親会も、10名を越す参加者と一緒に盛り上がりました。
次回(第5回)は、3月12日(土)に場づくり力〜ケア力として、和楽舎の辻川牧子さんにお越しいただきます。
まだまだお申込受付中ですので、気になった方はこちらへどうぞ。
みなさまのご参加、お待ちしております!



