
【生活サポートプログラム】合羽橋見学に行って参りました[2015年11月29日(Sun)]
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【報告】生活サポートプログラム報告「合羽橋見学」
11月7日の日本語サポートプログラムは「日本語でくらす」の授業となりました。
「日本語でくらす」は女性たちが暮らしに必要な日本語を、机上ではなく
実際に地域の中に出て習得していくことを目的としたクラスとなります。
今回は、7月の防災センター、10月の博物館に続き今期3回目の課外活動として浅草にある「合羽橋道具街の見学」
ということで行ってきました!
課外授業はたいてい現地の最寄駅集合となります。迷ったり、駅員さんに路線を
確認して目的地にたどり着くということだけでもいくつもの日本語に触れ、勉強になるからです。
そんなこともあり、いつも待ち合わせは時間通りに進まず・・・と思っていたのですが、
今回は皆さん集合時間の5分前に全員集合しました!実に日本人的(?)といいますか、、素晴らしいです。
合羽橋商店街のはじまりがスタートで、ゴールは1kmほど先の市民センターとなります。
2時間後の12:30 に集合となることを確認し、解散してそれぞれが商店街を歩き始めました。
合羽橋道具街は東京近辺にお住まいの方は足を運んだこともある方が多いかと思いますが、
「すべての調理器具はここで揃う」といっても過言ではないほど、
個人で使用できるものから業務用まで、ありとあらゆる調理器具のお店が軒を連ねている商店街です。ということもあり、参加者女性たち、もう最初の2,3件目の調理器具のお店で完全につかまり、お店から出てこないのであります。。
やはり自分の生活に直結するものをみるのは楽しいですよね。
"調理"というものは本当に世界共通で私たちの生活と共にあるものだなぁと実感しました、 とはいえまだ数メートルのところで最初の30分があっという間にすぎたので心配でお店を見ると、包丁等の刃物の専門店では、普段馴染みのない形の包丁があり、定員さんに「これは何に使うためのものですか?」という質問をたくさんしていました。いろいろ聞いて「ウナギ用」の包丁が気に入ったAさんですが、恐らく使うことがないだろうということで店を後にしました。
その後は食品サンプルを見て面白がったり。金の河童を写真にとったり、あっという間に2時間が過ぎふたたび集合。みんなでお好み焼きを食べて帰りました
その日一番嬉しかったこと、クラスでムードメーカーのAさんの買い物風景をみていたところ、きちんとノートを持ってきて調理器具についてのメモを日本語でとっていたのです。
さまざまな背景の中で暮らす女性達は、まず自分の生活をすることが第一、その上で、「余暇」が必要になります。実際に日本語を学習したり、仕事を探したりするのはその次の段階だと思っています。
「日本語でくらす」の会では、普段なかなか自分ではいかないところ、見れないものを見て感じるという余暇の目的もあります。しかしそのなかで参加者女性が自らその場を、日本語の学習の機会として取り組んでいたことが、あぁこの方はこの段階にきているのだなと感じることができました。
外での授業は女性達と話す時間も多くあり、生活のこと、仕事のこと、こどものことなど移動中も色々と話をしました。
会うたびに環境の変化や成長を感じ、私たち自身も励まされた一日でした。
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【報告】生活サポートプログラム報告「合羽橋見学」
11月7日の日本語サポートプログラムは「日本語でくらす」の授業となりました。
「日本語でくらす」は女性たちが暮らしに必要な日本語を、机上ではなく
実際に地域の中に出て習得していくことを目的としたクラスとなります。
今回は、7月の防災センター、10月の博物館に続き今期3回目の課外活動として浅草にある「合羽橋道具街の見学」
ということで行ってきました!
課外授業はたいてい現地の最寄駅集合となります。迷ったり、駅員さんに路線を
確認して目的地にたどり着くということだけでもいくつもの日本語に触れ、勉強になるからです。
そんなこともあり、いつも待ち合わせは時間通りに進まず・・・と思っていたのですが、
今回は皆さん集合時間の5分前に全員集合しました!実に日本人的(?)といいますか、、素晴らしいです。
合羽橋商店街のはじまりがスタートで、ゴールは1kmほど先の市民センターとなります。
2時間後の12:30 に集合となることを確認し、解散してそれぞれが商店街を歩き始めました。
合羽橋道具街は東京近辺にお住まいの方は足を運んだこともある方が多いかと思いますが、
「すべての調理器具はここで揃う」といっても過言ではないほど、
個人で使用できるものから業務用まで、ありとあらゆる調理器具のお店が軒を連ねている商店街です。ということもあり、参加者女性たち、もう最初の2,3件目の調理器具のお店で完全につかまり、お店から出てこないのであります。。
やはり自分の生活に直結するものをみるのは楽しいですよね。
"調理"というものは本当に世界共通で私たちの生活と共にあるものだなぁと実感しました、 とはいえまだ数メートルのところで最初の30分があっという間にすぎたので心配でお店を見ると、包丁等の刃物の専門店では、普段馴染みのない形の包丁があり、定員さんに「これは何に使うためのものですか?」という質問をたくさんしていました。いろいろ聞いて「ウナギ用」の包丁が気に入ったAさんですが、恐らく使うことがないだろうということで店を後にしました。
その後は食品サンプルを見て面白がったり。金の河童を写真にとったり、あっという間に2時間が過ぎふたたび集合。みんなでお好み焼きを食べて帰りました
その日一番嬉しかったこと、クラスでムードメーカーのAさんの買い物風景をみていたところ、きちんとノートを持ってきて調理器具についてのメモを日本語でとっていたのです。
さまざまな背景の中で暮らす女性達は、まず自分の生活をすることが第一、その上で、「余暇」が必要になります。実際に日本語を学習したり、仕事を探したりするのはその次の段階だと思っています。
「日本語でくらす」の会では、普段なかなか自分ではいかないところ、見れないものを見て感じるという余暇の目的もあります。しかしそのなかで参加者女性が自らその場を、日本語の学習の機会として取り組んでいたことが、あぁこの方はこの段階にきているのだなと感じることができました。
外での授業は女性達と話す時間も多くあり、生活のこと、仕事のこと、こどものことなど移動中も色々と話をしました。
会うたびに環境の変化や成長を感じ、私たち自身も励まされた一日でした。
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