
【活動報告】2015年度生活サポートプログラム 第一回報告 「久々の授業はひょろひょろ、ぴょろぴょろ」[2015年06月25日(Thu)]
今年度の生活サポートプログラムが本日より始まりました!!
昨年度までは、座学を中心とした授業でしたが、今年度からは昨年度のように教室内で文法や読み書きを学習する「日本語をまなぶ」クラスに加え、地域に出て実際の生活に必要な日本語や慣習に触れる「日本語でくらす」も始まります。
本日は「日本語をまなぶ」の最初の回でした。
学校の授業参観の時期とも重なり参加者は2名と少なめでしたが、2名とも元気に参加してくれました。
久々の授業のためあいうえおの復習から小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のつく言葉を使って文章を作ったり、読んだり書いたり…
日本語を話すのは上手でも、読み書きになると難しさは違います。
その読み書きができるようになると仕事を探す、市役所に書類を提出する等、女性達の生活に選択肢が増えていきます。
女性達はさまざまな事情を抱えていますが、教室に来る姿はとても前向きで明るいです。
今日も小書き文字(ゃゅょ)の1000本ノック中の参加者に家族から電話が来た際に、「いま、ひょろひょろ、ぴょろぴょろが終わったところなの〜!」と嬉しそうに報告しており、周りのみんなも大笑いでした。
先生がたくさん持ってきてくれた「今日とれたてのインゲン」をみんなでお土産にもらい、和やかな雰囲気で授業は終了しました。
てのひらの生活サポートプログラムは、さまざまな困難を抱える外国籍女性が日本で自立を目指し地域社会の一人として生活していくためのプログラムです。
それを応援してくださる個人の皆さま、企業等からご支援いただきながら、2008年より人身売買やDV等さまざまな困難を抱えた女性達が「安全に、安心して」日本語を学べる場をつくるために教室を始めました。
今年で8年目となりますが、その時期によって女性達がどういう状況にあり、何を求めているかは異なり、私たちも常に活動を見直しながら、進めてきました。
現在の参加者においては、これまでの教室で「日本語教室」という安心して参加できるコミュニティができ、参加者同士が声をかけあいちょっとした井戸端会議や相談が行われるようになってきました。
それも一つの成果ではありますが、今後彼女達の生活に少しでも選択肢が増えて欲しい、そのためには内輪のコミュニティだけではなく、外や地域との繋がりを作っていきたいと考え、今期のプログラムに至りました。
今後も参加者に寄り添いながら必要な支援の形を考えていきたいと思います。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。


昨年度までは、座学を中心とした授業でしたが、今年度からは昨年度のように教室内で文法や読み書きを学習する「日本語をまなぶ」クラスに加え、地域に出て実際の生活に必要な日本語や慣習に触れる「日本語でくらす」も始まります。
本日は「日本語をまなぶ」の最初の回でした。
学校の授業参観の時期とも重なり参加者は2名と少なめでしたが、2名とも元気に参加してくれました。
久々の授業のためあいうえおの復習から小さい「っ」「ゃ」「ゅ」「ょ」のつく言葉を使って文章を作ったり、読んだり書いたり…
日本語を話すのは上手でも、読み書きになると難しさは違います。
その読み書きができるようになると仕事を探す、市役所に書類を提出する等、女性達の生活に選択肢が増えていきます。
女性達はさまざまな事情を抱えていますが、教室に来る姿はとても前向きで明るいです。
今日も小書き文字(ゃゅょ)の1000本ノック中の参加者に家族から電話が来た際に、「いま、ひょろひょろ、ぴょろぴょろが終わったところなの〜!」と嬉しそうに報告しており、周りのみんなも大笑いでした。
先生がたくさん持ってきてくれた「今日とれたてのインゲン」をみんなでお土産にもらい、和やかな雰囲気で授業は終了しました。
てのひらの生活サポートプログラムは、さまざまな困難を抱える外国籍女性が日本で自立を目指し地域社会の一人として生活していくためのプログラムです。
それを応援してくださる個人の皆さま、企業等からご支援いただきながら、2008年より人身売買やDV等さまざまな困難を抱えた女性達が「安全に、安心して」日本語を学べる場をつくるために教室を始めました。
今年で8年目となりますが、その時期によって女性達がどういう状況にあり、何を求めているかは異なり、私たちも常に活動を見直しながら、進めてきました。
現在の参加者においては、これまでの教室で「日本語教室」という安心して参加できるコミュニティができ、参加者同士が声をかけあいちょっとした井戸端会議や相談が行われるようになってきました。
それも一つの成果ではありますが、今後彼女達の生活に少しでも選択肢が増えて欲しい、そのためには内輪のコミュニティだけではなく、外や地域との繋がりを作っていきたいと考え、今期のプログラムに至りました。
今後も参加者に寄り添いながら必要な支援の形を考えていきたいと思います。
今期もどうぞよろしくお願いいたします。

