6月8日「食べる力とIPPAIの幸せ」第2回 [2014年06月12日(Thu)]
梅雨に入り皆様の体調が心配されていたのですが、直前に定員満席となりました。
それも言語聴覚士さん、訪問看護師さんという専門家の方のご参加申し込みもあって、予想外に嬉しい展開となりました。 しかし、直前になってお母様の体調不良や訪問看護師さんの急用などで、予定よりも少ない参加者でしたが、それなりに充実して楽しい集まりとなりました。 前回と今回に共通していたのは匂いを感じにくいということでした。 今回の参加者の共通点は、睡眠中の寝言と、歯の噛みしめでした。 睡眠の問題では「レム睡眠行動障害」ということがパーキンソン病では聞かれたことがあると思います。通常はレム睡眠時には脳が休んでいるので体は動かないのですが、夢で見たとおりに体が動いてしまうものです。今回の方は行動まではないそうですが、やはり睡眠の質が良くないので、日中の眠気が大きいそうでした。 お1人の方は、あまりにも噛みしめる力が強すぎるのか、歯が縦に割れて歯茎がとても痛くて、マウスピースを口に入れて寝たりされているようです。歯科医さんには通院されているので、近々割れた歯を抜歯されるとか。 パーキンソン病の方で歯を食いしばるというのは、今までは聞いたことがなかったのですが、みなさんはいかがでしょうか? 一見、睡眠や噛みしめなど「食」とは直接の関係がないように思えますが、眠りの質が悪いと食欲が減退することや、強い噛みしめは歯や歯茎のダメージにつながります。 また、今は食べることに問題がないと思っていても、時々むせたりするのは一口の量が多いとか、飲み物もがぶがぶと飲んでいたりする、食べながら話をするとムセるなど、少し見直して今のうちに心がければ良いこともあります。 次回は7月13日(日)です。ご案内はここをクリックしてください。 まだまだ空きがありますので、どうぞお出かけください。 |
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NPO-PDSO
at 17:09