山崎川グリーンマップ
在来種の保護と、都市化以前の地域の様子を聞き取り調査![]() 山崎川は名古屋の中心から南西に流下して名古屋港に注ぐ河川で、美しい桜の名所として全国的にも有名です。その地域の子供会の活動から、愛知万博でのグリーンマップに参加したことをきっかけに、NPOとして立ち上がった山崎川グリーンマップ。昔から川に生息する在来種のいきものたちを守るため、年々増え続ける外来種のカメや魚の駆除などの活動を行っています。 また、その活動をするなかから、都市化によって変わる以前の地域の様子を知る方たちから、山崎川の昔の様子を聞き取ってまとめた「山崎川いまむかし」という冊子を発行し、それをきっかけに世代を超えた地域の交流がさかんになり、思わぬ効果も生まれてきたということです。 印象的だったのが、むかしの山崎川の様子を知る地域の方に、子ども達が話しにいくことで、世代間の交流が生まれただけでなく、活動自体にも興味をもってくださるようになり、今では積極的にサポートまでしていただけて、心強い味方になってくださっているとのこと。地域の活動として、これほど嬉しい成果はないのではないでしょうか。 “未利用魚”を美味しく学び、川と海の関係づくり![]() 「知らないがゆえに捨てられてしまうなんてもったいない!一人でも多くの人に知ってもらえれば、おかあさんたちも喜ぶし、漁師さんも喜ぶ!」 女性らしい感性で、是非とも愛知の川と海を守りつづけていってほしいです。 「山崎川グリーンマップ」の主な活動1. 山崎川に生息する在来種保護
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