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NPO法人 地域の未来・志援センター
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まちづくりネットワーク池田

〜地域に根付いて、まちづくりを応援!〜






 2005年の設立以来、まちづくりや環境保全、子どもの健全育成を主なテーマに活動を続けてきた「まちづくりネットワーク池田」。10年を経てすっかり地域に根付いた団体となりましが、ここまで「苦労の連続」だったとか。現在の大きな課題は、やはり会員の高齢化と減少。今後どうしていくべきか……その辺りのお話を伺ってきました。




  • どんな団体NPO法人・行政委託・事業型

  • 会員数35人

  • 活動エリア岐阜県揖斐郡池田町

  • 活動拠点岐阜県揖斐郡池田町

  • 年間予算約100万円


[2016年09月16日(Fri)]

環境問題への関心からNPOを設立





 「以前は法律事務所で働いていたのですが、その頃から環境問題に関心がありました。それで退職後、同じ志を持った人たちに声を掛けて、NPOを設立したんです」と話すのは、事務局長の纐纈秀雄さん。設立後は池田山の植栽をはじめ、キャンプ場づくり、ハイキングコースの整備など、地域の環境保全に努めてきました。


 同時に、まちづくりにも力を入れ「『ブルーベリーを観光の目玉にしたい』という町からの依頼で、2009年から3年間、ブルーベリーの試験栽培を行ったこともあります」。貸し農園に苗木49本を植え、品種や生長具合などのデータをまとめ、町に提出したとか。残念ながら、纐纈さんたちが「観光農園」を運営するような形にはつながりませんでしたが(ここが悩みでもある)、今では収穫した実を喫茶店に卸したり、会員を対象とした無料のブルーベリー狩りを開催したりしているそうです。




子どもたちの笑顔が励みに



ペットボトルでロケットづくり

 子どもの健全育成事業も、主な活動の1つ。町から委託の「池田っ子チャレンジ教室(放課後子ども教室)」として小学校や児童館、公民館などで子ども、あるいは親子を対象としたクラフト教室などを開催しています。「おもちゃやビーズ、砂絵、空き缶アートなど、会員各自の趣味や特技を生かすことができる教室を企画し、それぞれが講師を務めています。子どもたちの創造力を育てようというものですね」と纐纈さん。屋内だけでなく、屋外で自然体験教室を行うこともあるそうで「子どもたちといると、こちらも元気になります」と微笑みます。


 お話を伺いながら「これまで、ご苦労もあったでしょうね」と尋ねると、纐纈さんは「苦労の連続でしたよ」と苦笑。先述のブルーベリー栽培もそうですが、町から何かを委託されても、それがなかなか「まとまった形で継続されない」とのことで−−。




さまざまな問題にぶつかりながら



 例えば、以前、池田町に道の駅を作る話が出たときのこと。同団体に調査・分析依頼があり、町の職員と1日がかりで視察したそうです。しかし、実際にできた道の駅は、別物となりました。「この件に限らず、調査・分析後は、業者に渡ってしまうことが多いんです。そのまま私たちに任せてくれればいいのですが……行政の仕事は、どうしても縦割りになりがち。横に広がっていかないんですね」。


 継続の難しさは、団体側の問題もあると言います。「一時期、雑草を抑える『ヒメイワダレカツミ草』というのを育てて販売していたことがあるのですが、これは会員の高齢化で続けることができませんでした」。また、女性の場合、介護など家庭の事情でフェードアウトすることも多く「なかなか(長期的な)体制が組めない」とか。悩みはつきません。




一番の課題は、後継者の育成



元銭湯を事務所として使用

 会員の高齢化・減少は、多くのNPOが抱える課題でしょう。同団体は退職後に設立ということで、その時すでに会員の多くが60代。それから10年が経ち、今では平均70歳、一番若い人で50代と言いますから「世代交代」は切実です。


 「町の広報やパンフレットに載せたり直接声を掛けたりして、常に会員募集はしているのですが、反応はいまひとつです。『環境問題』などと構えていると、若い人たちはついてきませんよね。もちろん、そんなつもり(構えているわけ)ではありませんが」と纐纈さん。ボランティアというのも難しいところで「お小遣い的にでも(各自に)利益が出るようにしたほうがいいのかなあ」などと思案しています。


 現状、団体としての見通しを立てるのは難しいようですが「町長へまちづくりの提言をしたり、商工会の青年部と若者向けの企画を考えたり、また地域の祭りなどにも積極的に参加したりと、いろいろ動いています。今は、やれるところまでやってみようと。なんとか若い人につなげて、後継者を育てたいですね」




「まちづくりネットワーク池田」の主な活動



  1. 1. NPO法人の相談支援事業

  2. 2. 環境保全事業

  3. 3. 子どもの健全育成事業

  4. 4. 文化・芸術振興事業

  5. 5. まちづくり事業





事務局長・纐纈さんより一言!




 団体としては、町と何か共同でやっていけたらと考えています。例えば(自身が)「岐阜県コミュ二ティ診断士」(地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家)の資格を持っていることもあり、公園の管理などができないかと思っているのですが、なかなか難しいですね。
 今のままだと先が見えませんが、若い人が入れば違ってくるでしょう。「まちづくり」「環境問題」と構えず、一緒に取り組んでいける仲間を募集しています。