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NPO法人 地域の未来・志援センター
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いなべの里山を守る会

〜肩肘張らない環境市民活動の始め方〜

いなべ写真1.JPG 市民活動は一部の熱い想いを持った行動力に溢れる、いわばちょっと違う人たちがやるものだと思っていませんか?「日常の仕事に差し障りなく活動すること」を設立時に掲げたいなべの里山を守る会は、肩の力を抜いても行える市民活動があることを教えてくれました。

  • 団体種別任意団体・民間助成型
  • 会員数14名(2015.1月現在)
  • 活動エリアいなべ市
  • 活動拠点いなべ市員弁町市之原中斉
  • 年間予算約30万円
  • [2015年06月19日(Fri)]

    展望の良いフィールドも3年前は…

    展望の良いフィールド  いなべの里山を守る会があるのは三重県いなべ市員弁町。活動の拠点としている里山は勾配の少ないなだらかな丘になっており、付近の田んぼを潤す水を確保するための笠田大溜(かさだおおため)を眼下に望む風光明媚な場所です。しかし、同会が設立された2012年には、そこは人が踏み入れないほどの雑木や雑草に覆われていたと言います。

    弱まった里山と人のつながり

    2013年ごろの様子

     会を設立し現在代表を務める辻さんは、いなべ市の市民活動センターの職員としてもご活躍されています。以前は郵便局員だったという辻さんが市民活動と出会うのは、郵便局を退職後に児童福祉の団体に関わった事からでした。その団体のNPO法人化などに関わる中で、市民活動に詳しい人材として、市民活動センターの職員として招かれ、現在では自ら市民活動団体を主宰されるまでになっています。

     そんな辻さんが会を設立するきっかけになったのは、地元の里山の荒廃ぶりに心を痛めたことだったと言います。小さな頃には、薪の調達地や畑として多くの人に利用されていた里山でしたが、ゴルフ場開発などを経て利用する人が減り、住民とのつながりが弱まってしまいました。その結果、今では山は入ってはいけない場所になってしまったことに辻さんの問題意識はありました。会の活動を通じて「山や川をきれいにしたい」という想いを持つ人を増やしていくことが、いなべの里山を守る会設立の目的となりました。

    活動への参加のハードルは低く

     熱い想いを抱いて始めた会の活動ですが、設立時からメンバーの皆と約束していることがあると言います。それは「活動日の翌日に疲れて動けない、という事にならないような範囲で活動を行う」という事でした。

     現在の会の活動は、雑木の伐採や草刈りが主ですが、作業は基本的に午前中に終えるようにされています。「お昼から仕事があっても働けるくらいの活動」と辻さんは言いますが、活動日に頑張りすぎて会員さんの日常の仕事に支障が出ることがあっては、継続的に取り組める活動にならないという事を見越しての工夫があるようです。

     市民活動センターに勤めるなかで多くの市民活動団体の実例を知り、肩肘張らずにできる市民活動もあるのだという発見が、こうした活動スタイルにつながったと辻さんは言います。

    二足のわらじを無理なく履く暮らし

     設立してから今までの数年は伸び放題だった草木の伐採・撤去が活動のメインでしたが、その甲斐あってフィールドは整備され、今では地域の企業に社会貢献や環境活動の場としてフィールドを提供する事業も実施されています。

     1人では解決できない地域の課題も、解決のための活動を知ってくれる、参加してくれる人が増えることで解決に近づきます。地域に暮らすみんなが抱えるそれぞれの仕事に加え、もう一つ、地域の里山を守るという2つ目のシゴトを、無理なく暮らしの中に取り入れてもらえるような「気軽さ」を意識したいなべの里山を守る会の活動。決して歩みが速いわけではありませんが、着実に課題解決への道のりを進むその姿にはおおいに学ぶものがありました。

    「いなべの里山を守る会」の主な活動

    • 1. 里山の整備
    •  ●笹や雑草の刈り取り、倒木等の撤去、雑木の伐採 など
    • 2. 環境学習および、子どもを対象にした自然体験教室
    • 3. 地域の環境保全活動の推進
    •  ● 企業の環境活動の場の提供 など
     

    →団体HPへ

    代表の辻さんからひと言

    代表の辻さん

     私たちのような活動が、いなべ市内で、また他の地域にも広がるといいなあと思っています。

     そのためにも活動のお知らせ、環境保護の重要性をPRしていきます。

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