講座「オンリーワン商品のつくり方」開催しました [2009年12月17日(Thu)]
12月14日、講座「オンリーワン商品のつくり方−付加価値を産む!商品企画力向上講座」を開催しました。NPO法人千葉県障害者就労事業振興センターとの共催で、福祉施設・作業所等の職員を中心に37名が参加。講師は日本財団システム統括グループの山田泰久さん。
山田さんの講義「障害者就労施設『たのしい福祉』化計画」から、メモ書きしてみました。 ・他の事例をまず知ろう。HPなどで情報を収集し、自分の施設に置き換えたらどうなるか、どう活用できるか、考えること。 ・キーワードは「美味しい社会貢献」。美味しいものを提供することで社会貢献する施設、地域を支える存在に転換していこう。 ・いい商品を生産している施設、工賃が高い施設は利用者の可能性を信じている。「障害があるから」と制約を自ら設定していないか。 ・作業環境、販売の環境、仕事の区分など、働くための環境整備も大切。意欲的な施設を訪問してみることで、意識改革につながる。 ・福祉サービスとしての理念はあっても、ビジネスとしての理念を持っている施設はなかなかない。何のために、誰のために仕事をするのか、利用者と共有しよう。そのことが、やりがいと誇りにつながる。 山田さんから全国のスグレモノを多数、ご紹介いただきました。実際に商品のパッケージ、デザインを見て、試食してみて、美味しさに納得できました。 ・田村やまびこ会 Doやまびこ(香川) うどんかりんとう ・皆の郷 第二川越いもの子作業所(埼玉) いもの子せんべい ・共生シンフォニー がんばカンパニー(滋賀) がんばクッキー ・いぶき福祉会 第二いぶき(岐阜) 招き猫マドレーヌ ・南風荘(山口) 月待ちがにせんべい ・まほろば 神戸モリーママ(兵庫) ラスク ・さっされん 元気ショップ(北海道) 雑貨類 後半は、千葉県の特産品(落花生・梨・乳製品・米粉)をテーマに新規商品を企画してみるグループワークにチャレンジ。短い時間でしたが、たくさんのアイディアを出し合い、グループごとに意欲的な提案が発表されました。各施設に持ち帰って、新企画につながるかも・・・。 講座第2弾は来年1月25日に「オンリーワン商品の見せ方&売り方−福祉施設商品の販売力向上講座」を開催します。 |
Posted by
misuzu
at 09:56