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2024年07月12日

旧大谷小学校 講堂の仕切り壁が撤去されました!

「ノヴィー」が松江城 興雲閣から旧大谷小学校に引っ越したのは今から3年前。当プロジェクト代表が閉校前の講堂で弦楽アンサンブルの演奏をしたとき、とても良い響きだったことも引っ越しの大きな理由のひとつでした。ただその講堂は、音楽室と図書室を分けるために仕切り壁が設けられ、広く使うことができませんでした。

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▲閉校前に大谷小学校で演奏したときの様子

そして時が経ち、現在校舎を管理する法人からその仕切り壁が撤去されたと連絡が入り、さっそくメンバーが状況を見に行ってきましたぴかぴか(新しい)代表がコントラバスを弾いてみたところ、「響きが温かく広がる感じで、演奏していて幸福感があったるんるん」とのことでした。

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8月10日(土)に、お披露目の演奏会があるそうです。
ノヴィーの音色を、早く聴いてみたいですぴかぴか(新しい)
また8月10日の詳細がわかったらお伝えしたいと思います!

2024年07月04日

ご寄附について

「しまね社会貢献基金」Web申込の手順

ご支援いただき、ありがとうございます。
Web申込については下記URLからお申し込みください。
https://www.shimane-ikiiki.jp/donations/rule
(手順は下記をご参照ください)
●「寄附のお申し込みの前に」の画面で「同意する」をクリック
●申込フォームが出るので各項目に記入
 ・「決済方法」は「○クレジットカード」をクリックしてカード番号等を記載すればカード支払いができます。(「現金」を選択した場合は、島根県から納付書が送付されるので、振り込みをお願いいたします)
 ・「寄附の使途の希望」欄は「○団体希望寄付」をクリック
 ・「寄附を行う団体」の欄は「▼」をクリックして、「NPO法人松江サードプレイス研究会」(下から2番目)を選択。
 ・カード支払いの場合は以上で支払いまで完了です。

Web申込以外については下記をご覧ください。
@ 口座振込みでの寄附

次の振込先へお振込みください。            
山陰合同銀行法吉出張所/普通預金              
口座番号 3809873
口座名義 ホリー再生チーム
*振込の際、お名前・ご住所・電話番号の記載をお願いします。
A現金での寄附
ノヴィープロジェクトメンバーへ直接お渡しください。

2023年05月03日

第7回ノヴィー音楽祭 レポート4日目

第7回ノヴィー音楽祭
〜桜から若葉へ 春うつりゆく大谷で〜 レポート4日目
2023年4月29日(土)
「ノヴィーもビックリ 和楽器との初共演」
場所:旧大谷小学校アリーナ
【出演】
神楽 佐衛門(篠笛)
二宮 彩華(三線)
小早川 恵子(ピアノ)

 第7回ノヴィー音楽祭の4日目は「ノヴィーもビックリ 和楽器との初共演」と題しまして、ノヴィーコンサートとしては初めて、ピアノと篠笛や三線などの和楽器との共演です!出演していただくのは和楽器にて各地で演奏活動をされる“サニオン”の皆さん!はてさてどのような響きのコンサートになるのでしょうか♪

 始めに篠笛やアコーディオンの音色と共に3人が登場し楽しい雰囲気の中コンサートが始まります。二宮さんと小早川さんは美しい“和”スタイルの衣装で登場し、そこに一人“忍者”が!!神楽左衛門が忍び甲冑姿で旧大谷小学校に登場でござる!
一曲目はアイルランドの作曲家が作った「シーベグシーモア」が演奏され、どこか懐かしく牧歌的な音楽が会場を包みます。心が安らぐと同時に気持ちが震えました。次に二宮さんの三線とピアノで「桜の唄」と「てぃんさぐぬ花」が演奏されます。特徴的な三線の音と二宮さんの唄が沖縄民謡とマッチしていていましたし、歌詞も心に響きました♬次の曲「夏影」は篠笛での演奏となります。フルートとは違う篠笛ならではの少しかすみのある音が曲とよく合っていました。夏の祭りの後のような、そんな気持ちを思い起こす不思議な雰囲気の曲が素敵でした。一部の最後にはアイルランド民謡の「サリーガーデン」が演奏されます。曲の中ごろになると客席から鍵盤ハーモニカやリコーダー、トライアングルなど楽器を持った方が現れて演奏に参加!!フラッシュモブ的な演出もあり驚きました♬
 
 休憩を挟んで第2部のオープニングは「オールウェイズ3丁目の夕日のテーマ」です。私も映画館で観た作品なので、音楽と共に映画の情景が浮かび感動が蘇りました。次に沖縄民謡の「童神(わらべかみ)」が演奏され、気持ちのこもった歌が会場に響きます。その後は「忘れじの言の葉」「アマツキツネ」などが演奏されます。曲のタイトルに心当たりがなかったのですが、なんとスマホゲームやボーカロイドの楽曲でした!!選曲が面白いです♪私もゲームやアニメで育ってきた世代なので、ノヴィー音楽祭でこのジャンルの音楽が聴けてすごく嬉しい気持ちです!ゲームもアニメも、もはや日本の文化の一つ。ゲームの曲も、意外とみんなにおすすめしたい“いい曲”が多いんですよね〜♪原曲は聴いたことがありませんが、美しいメロディーでした。最後は小早川さんから“来場の皆さんに感謝を込めて”とのメッセージと共に、ピアノソロで「物語の終わりに」が演奏されました。

 今回のコンサートでとても面白かったのが曲の構成です。アイルランド民謡や沖縄民謡、ゲーム音楽などジャンルは様々ですが、全体を通して春から始まり夏、秋、冬の曲を綴り、“春夏秋冬”を表していたのが素敵でした。四季は日本人の精神を育てる大事な要素です。そこにも皆さんへのメッセージがあったのかもしれません。

 さて、この公演で第7回ノヴィー音楽祭は終了となります!今年も出演者の皆さんや協力して下さった方々、ご来場の皆様に支えられて、素敵な音楽祭となりました。来年も続けて開催できるよう、より一層頑張ってまいります。本当にありがとうございました。

記事:ノヴィー委員会 井土

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posted by 井土 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2023年04月02日

第7回ノヴィー音楽祭 レポート1日目

第7回ノヴィー音楽祭
〜桜から若葉へ 春うつりゆく大谷で〜 レポート1日目
2023年4月1日(土)
「本格的なピアノと華やかなフルート」
場所:旧大谷小学校アリーナ
【出演】
糸川 恵里香(フルート)
原 沙綾(ピアノ)

 春の温かな日差しが差し込む旧大谷小学校アリーナで、第7回ノヴィー音楽祭の1日目が終了しました。今年は例年よりも開催日が早いため、ちょうど見頃の桜に迎えられながらのコンサートとなりました。桜のように華やかな第7回ノヴィー音楽祭をレポートしていきます!!
 1日目は「本格的なピアノと華やかなフルート」と題しまして、糸川恵里香さんの奏でるフルートと原沙綾さんの弾かれるピアノの共演です。

 オープニングはメンデルスゾーン作曲/「無言歌集」より『春の歌』をフルートとピアノで演奏されます。桜が美しいこの日にぴったりの選曲で、丁寧に演奏されるフルートとピアノの旋律が春の訪れを賛美するようでした♫次はピアノのソロで平井康三郎作曲/さくらさくら幻想曲が演奏されます。よく耳にする‘さくらさくら’のフレーズですがこれは‘幻想曲’!迫力のある演奏が会場を包みます!優雅に“お花見”という雰囲気ではないですが、原沙綾さんが琴を意識したという演奏は確かに琴の雰囲気を感じ、素晴らしいかったです。その後はショパン作曲/ノクターンOp9−2と幻想即興曲を続けて演奏されます。原沙綾さんは2021年にポーランドで開催された第18回ショパン国際ピアノコンクールに出場された経験をお持ちです。どちらもとても技術の必要な曲ですが、繊細な中〜高音や迫力のある低音まで、アップライトピアノであるノヴィーに寄り添いながら、良いところを引き出してくれる丁寧な演奏は素晴らしかったです。糸川恵里香さんが再度登場され、モリコーネ作曲/ニュー・シネマ・パラダイス〜愛のテーマを演奏されます。フルートの音色が美しく、音が伸びやか、音のつなぎが繊細で一音一音が丁寧に演奏されていました。“気持ちを込めて”とお話しされていた演奏はとても心地よかったです♫1部の最後はピアソラ作曲/「タンゴの歴史」より『酒場1900』。本来はフルートとギターの曲とのことですが今回はピアノV erです。ピアノの蓋を叩いてリズムを刻むなど、タンゴの楽しい雰囲氣で第1部が終了しました。

 第2部はノヴィーを修復したアートピアノ社の井土和幸さんがノヴィーの構造の話をされた後に、演奏者の2人を招き、伊藤誠作曲/ノヴィー新しいいのちを演奏して始まりました。糸川恵里香さん、原沙綾さんはここで鮮やかなドレスチェンジ!ノヴィーのテーマソングは歌詞カードが配られていたのですが、前回のコンサートよりも歌ってくれているお客様も多くなってるように感じました!(いつかは大合唱が実現するか!?)次にノヴィーの故郷であるチェコの偉大な作曲家、スメタナ作曲/モルダウがピアノのソロで演奏されます。続いては同じくチェコの作曲家、ドヴォルザーク作曲/ユモレスクをフルートとピアノで演奏されました。曲の合間にお二人で曲の紹介をしてくれるのですが、はにかみながら話してくださる原沙綾さんが(でも演奏となるとすごい集中力!ギャップも魅力的!)ちょっと照れながら、糸川恵里香さんにマイクを渡す姿が“なんか姉妹みたいだな〜‘と感じてしまい、私は勝手に和んでおりました(笑

 そんな、沙綾ちゃんと恵里香姉さんはプロコフィエフ作曲/フルート・ソナタニ長調o p94より第1•第4楽章を演奏されます。私は初めて聞く曲でしたが幻想的な旋律が素敵な曲で、2人で作り上げた音楽は素晴らしくて感動しました。最後はショパン作曲/スケルツォ第2番とリスト作曲/愛の夢をピアノソロで演奏さました。すごい迫力で、演奏者によってここまでピアノの音は変化するのかと思うほど素晴らしい演奏でした!
 アンコールは日本の唱歌をメドレーで演奏され、和やかにコンサートは終了です。原沙綾さんはがノヴィーについて、”歌心があり繊細でショパンの引いていたフォルテピアノに通じる感じあり、ショパンに合う“と言われていたのが嬉しかったです。
 長文となりましたが、レポートは以上です!次回は少し期間が空いて4月15日(土)「高橋夫婦オペラwith安達優衣」をお届けします。

記事;ノヴィー委員会 井土

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posted by 井土 at 05:46| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)

2022年04月20日

第6回ノヴィー音楽祭 〜春の大谷でノヴィーが「新境地」 レポート2日目

第6回ノヴィー音楽祭
〜春の大谷でノヴィーが「新境地」 レポート2日目

2022年4月17日(日)
「ブラスVSノヴィー/輝きのサウンド」
場所:旧大谷小学校アリーナ
【出演】
三浦 芳男(ピアノ)
山陰フィル弦楽案アンサンブル

 ノヴィー音楽祭も2日目です。昨日に引き続き天気は快晴です太陽2日目は「ブラスVSノヴィー/輝きのサウンド」と題しまして、山崎啓史さん(指揮)、三浦芳男さん(ピアノ)と松江ウインドアンサンブルによるピアノとブラスによる演奏です!
 これほどの大編成とノヴィーが一緒に演奏するのは初めてなので、はてさてどのような演奏になるのでしょうか!第1部は吹奏楽ステージで松江ウインドアンサンブルによる合奏です。第2部はクラリネット、サックス、金管五重奏の楽器ごとのアンサンブルステージです。第3部はピアノソロと吹奏楽との合奏という、自在な編成で来た人を楽しませてくれる構成でした♬
 第1部の吹奏楽ステージは“星出尚志“作曲の「Bravo Brass!」。そのタイトル通りブラスの魅力、音楽を演奏し、楽しむ喜びにあふれた楽曲でスタートです!お次は山陰にも所縁の多い「official髭男dism」の楽曲をまとめたメドレーを披露。多くの人が知っている、名曲ぞろいのナンバーが会場を盛り上げます☆その後は“Rolf Churchill”作曲の「ユー・レイズ・ミー・アップ」が演奏されます。有名な曲で美しいメロディーをブラスの編成で聴くと新たな発見と感動がありました。第1部の最後は“Bert Appermont”作曲の「IVANHOE」。歴史小説の騎士が題材の曲だそうですが、第1楽章は騎士が進みゆく壮大な曲調から、第2楽章の甘い旋律へ移り、第3楽章のクライマックスは圧巻でした!会場が体育館の中なので響きがすごいです!

 休憩を挟んで第2部は楽器パートごとのアンサンブルです。
クラリネット ディズニーからハイホーなど2曲が演奏され、サックスはジブリ映画「ハウルの動く城」からメドレーを♪その後は金管5重奏による、“葉加瀬太郎”作曲の「ひまわり」 や八神純子さんが歌われた名曲「みずいろの雨」が演奏されました。演奏の前には、司会の方から、それぞれの楽器の特徴や曲の紹介が丁寧にあり、曲や楽器について深く知ることができました。

 最後の第3部は三浦芳男さんのピアノで“ヴェートーヴェン”作曲のピアノソナタ第23番「熱情」から第2楽章、第3楽章が演奏されます。実は三浦芳男さんにはこれまで何度もノヴィーを弾いていただいています。三浦さんの卓越した技量に誘われて、ノヴィーから美しい旋律がとめどなく溢れてきます。演奏後、会場から今日一番(僕の中でそう感じ)の拍手が上がりました!
 その後、映画「ニュー・シネマ・パラダイス」の楽曲がピアノと吹奏楽との合奏で演奏され、出演者が一体となって音楽を作り上げます。アンコールは坂本九さんの「明日があるさ」が演奏され、ノヴィー音楽祭のラストを会場と一体になって盛り上げてくださいました!
会場のお客さんからは「楽しかった」との感想を多く頂きました。その一言が今日のコンサートを一番表しているのかなと個人的には思います。

 今年はコロナの影響もあり、例年より短い2日間のノヴィー音楽祭ですが、音楽を演奏する喜び、聴く楽しみを再認識することができ、やってよかったな〜と感じる企画でした。
次回は6月にノヴィーコンサートを計画しております。また情報はお伝えしますね♪

記事
ノヴィー委員会:井土

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posted by 井土 at 00:33| Comment(0) | TrackBack(0) | (カテゴリーなし)