ノヴィープロジェクトの今後の動向について皆様にご報告です。
ノヴィーは多くの皆様からの支援を頂き、2016年に再生されました。その後、松江城山公園の洋館「興雲閣」に設置させて頂き、これまで数多くのコンサートを開催してまいりました。その数はノヴィープロジェクトが実施したもので40回を超え、多くの出演者、来場者、関係者の皆様に支えられてきた5年間でした。改めて感謝申し仕上げます。
さて、ノヴィープロジェクトはこの度、新たなステージへ移るため、計画を進めてまいりました。“新たなステージ”とは文字通り、興雲閣を放れ、別の場所への移転を計画しています。その場所とは今年閉校となった“大谷小学校”です・・・
今年3月末に閉校した松江市立大谷小学校(玉湯町)は1873年に開校し、玉湯温泉の南西約3.6キロの山間にあり、一部は戦前からある校舎の残る趣のある建物です。島根県出身で、戦前に首相となった若槻礼次郎が教師として勤めたことでも知られ、地元の皆様に愛されてきましたが、児童数の減少などで閉校が決まっていました。
この校舎を何とか残し、活用できないかと地元の皆様は4年ほど前に「大谷小・幼稚園施設再利用を考える会」を設立し校舎を生かす道を考えておられました。そうした中で、昨年にノヴィープロジェクトのメンバーが大谷小学校校舎の活用を模索していると知り、話し合いがスタートし、2団体でプロジェクトチームが結成されました。
すでに新聞に記事が掲載されておりますが、元大谷小学校校舎を活用し、コンサートや音楽だけではなく、様々な芸術活動の拠点として利用すべく、大谷地区や松江市とも協議を重ねてきました。ノヴィーの移動時期は未定ですが、6月、8月、10月のコンサートなどの企画を進めています。
興雲閣で始まったノヴィーの輪を広げ、皆様と協力しながら、地域の交流を増やすきっかけ作りを始めます。
今後とも、ノヴィーとその活動をどうぞよろしくお願いします。
記事:ノヴィープロジェクト
井土
大谷小学校の写真
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