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相馬地方フィールドワークの報告 その2 [2012年07月30日(Mon)]
 農都地域部会が行なった福島県相馬地方フィールドワークの報告の2回目として、参加者のうち3名によるレポート(感想)です。
 →報告 その1
 →報告 その3


2012年 福島県相馬地方フィールドワークの雑感

 7月10、11日と飯舘村・南相馬市・相馬市の行政、市民活動および森林組合を訪問しお話を伺いました。

●飯舘村役場飯野出張所 復興対策課 主任主査兼農政課課長 石井氏より

 訪問時点では、飯舘村全体が計画的避難地域に指定されているため、村役場も福島市役所飯野支所へ移転していた。約6000人の村民は県内外へ避難している。

相馬地方フィールドワーク
飯舘村役場

 避難地域といっても制限は緩やかで、村内の老人ホームには100名あまりの入所者がおり、おなじように8企業は営業を続けている。ホームのスタッフや工場の従業員は村外から通っており、線量管理を行いながら就業している。
 飯舘村の除染は国が行うことになっており、様々な機関が除染方法の研究を行っている。農水省の農地除染事業は大規模に行われているが森林除染についてはこれからのようである。(この、森林除染はこの後に訪問する各役所でも懸念材料でした。)

相馬地方フィールドワーク
飯舘村職員との意見交換

 復興対策課では、避難先で農業を行おうとする農家に対して国・県及び村の助成が行えるようにしており、避難先の農業支援を行っている。
 一方で、汚染された森林資源を活用した木質バイオマス発電の構想を検討しているが、施設を運用するためには年間6万m3の木材が必要であり、飯舘村だけでは賄いきれないため周辺自治体に声を掛けているが反応は芳しくないそうである。

相馬地方フィールドワーク
汚染地域内牧草地

 このような復興事業は単独自治体では不可能であり、国や県の調整役を望む声がありました。
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Posted by NPO農都会議 at 15:28 | フィールドワーク | この記事のURL | コメント(0)