新しい公共をつくる市民キャビネットは、2012年6月18日、参加者間で一緒に考え、意見交換する勉強会「新しい公共フォーラム2012 第6回」を開催します。
→イベント報告 →ちらしダウンロード(PDF)新しい公共フォーラム2012 第6回
白熱討論! これからの「農業」を語ろう
市民キャビネットは、今年、多様な主体が協働する公共社会の実現をめざし、「新しい公共フォーラム2012」を月毎に開催しています。市民・NPOの側から、改めて「新しい公共」について考え、現実の課題に取り組んでいくためです。
6回目となる今回は、地域の産業とコミュニティの礎であり自然エネルギーのフィールドともなる「農業」をテーマに取り上げ、都市農山村交流や農商工連携のソーシャルビジネスの先駆者であり、市民キャビネットの創立メンバーの曽根原氏(農都地域部会前共同代表)と大塚氏(同前事務局長)をお招きします。
対話型討論で、ゲストとたっぷり語り合っていただきたいと思います。農村資源と都市ニーズを結びつける産業創造について、日本の農業の未来について、一緒に考え語り合う中で、市民キャビネットが取り組む政策課題を探っていきたいと思います。
皆様のご参加をお待ちします。(若者、女性、歓迎!)●日時
6月18日(月) 18:30〜20:30 (18:00開場)
●会場
霞が関ナレッジスクエア 千代田区霞が関3-2-1 霞が関コモンゲート西館3階 TEL 03-3288-1921
地下鉄・虎ノ門駅11番出口徒歩1分/霞ヶ関駅 A13番出口より徒歩6分/国会議事堂前駅4番出口徒歩6分/溜池山王駅8番出口徒歩7分
地図
http://www.kk2.ne.jp/footermenu/access.html●プログラム
開会挨拶 18:30〜
【第1部】 基調講演 18:35〜
「農村資源と都市のニーズで10兆円産業創出」
曽根原 久司氏(NPO法人えがおつなげて代表理事)
【第2部】 対話型討論 19:20〜
「これからの農業を語ろう」
大塚 洋一郎氏(NPO法人農商工連携サポートセンター代表理事)
曽根原 久司氏(NPO法人えがおつなげて代表理事)
大塚氏による話題提供の後、農業の6次産業化、農村ツーリズム、森林資源循環、自然エネルギー、ICT活用などからテーマを選んで、ゲストとフロアの対話型討論を行います。
※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
※終了後、交流会を予定しています。会場受付でお尋ねください。
●主催 新しい公共をつくる市民キャビネット
●共催 新しい公共をつくる市民キャビネット農都地域部会
●協力 えがおつなげて、農商工連携サポートセンター、HOSP!、未来ビレッジ、元氣農業開発機構、富士山クラブ、自然環境復元協会、森林資源活用バンク、桜山きづきの森、ナルク、JC総研、インキュベーションサーカス、しまのがっこう、他多数を予定
●対象 「都市と農村をむすぶ農業」を考える市民、NPO、企業、行政、研究者等
●定員 60名 (お申し込み先着順)
●参加費 1,500円
●お申し込み WEBフォーム(
http://goo.gl/ll5rd )からお願いします。
※申込フォームの送信をもって受付完了とさせて頂いておりますのでご了承ください。
●ゲストのプロフィール
曽根原 久司(そねはら ひさし)氏
NPO法人えがおつなげて代表理事。NPO法人南アルプス山の学校理事長。内閣府地域活性化伝道師。山梨県立農業大学校講師。やまなしコミュニティビジネス推進協議会会長。
1961年生まれ。長野県出身。大学卒業後アルバイトをしながら音楽活動に熱中する。その後、企画会社、コンサルティング会社などに勤務し、4年後に独立。銀行などの経営指導を通し日本の未来に危機感を抱き、その再生モデルを創造すべく、東京から山梨県白州町へと移住。2001年、えがおつなげてを設立。『村・人・時代づくり』をコンセプトに農業を中心とした都市農村交流事業を展開している。
※曽根原氏が昨年秋に出版した『日本の田舎は宝の山〜農村起業のすすめ』(日本経済新聞出版社)の中で、農村資源と都市ニーズで10兆円産業を創出する構想を説かれていますが、一昨年の農都部会の政策提言(農都創造会議の設置、遊休資源活用等で10兆円産業創出)と重なるものです。
大塚 洋一郎(おおつか よういちろう)氏
NPO法人農商工連携サポートセンター代表理事。
1954年生まれ。東京出身。北海道大学工学部原子工学科(修士課程)を終了し、昭和54年、科学技術庁に入庁。科学技術庁国際課長、文部科学省宇宙開発利用課長などを歴任。平茂19年7月より経済産業省大臣官房審議官(地域経済担当)として企業立地、ソーシャルビジネス、農商工連携などの地域活性化施策を担当。農商工連携促進法の制定には当初より参画。農商工連携に関する講演多数。平成21年7月、農商工連携・6次産業化による地域活性化・雇用創出にライフワークとして取り組むことを決意、公務員を退職し、農商工連携サポートセンターを設立。
●新しい公共フォーラム2012の経過
2月1日第1回は、「新しい公共の未来を問う」として、山脇東京大学大学院教授と鈴木前文科副大臣ほか各氏による熱い講演と参加者間の議論がありました。
→報告記事 2月19日第2回は、「東日本大震災復興NPO支援・全国プロジェクト第2回支援フォーラム」として、復興支援活動を行っているNPO等諸団体が集まり、報告と意見交換を行いました。
→報告記事 3月17日第3回は、「これからの『地域』の話をしよう」として、小林正弥千葉大学法経学部教授による「ハーバード白熱教室」を行いました。3.11後の思想的転換や「新しい公共」の中でのコミュニティのあり方が語られ、会場からどんどん意見を求める白熱教室流の討議がありました。
→報告記事 4月26日第4回は、「若者と税・社会保障一体改革」として、小黒一正一橋大学経済研究所准教授と鈴木前文科副大臣ほか各氏による講演とパネルディスカッションが行われ、参加した若者世代にも関心の強い消費税や年金などについて熱心な討論がありました。
→報告記事
■お問い合わせ
新しい公共をつくる市民キャビネット 事務局
東京都港区芝2-8-18-2F ユニバーサル志縁社会創造センター内
TEL:03-3456-1611 FAX:03-6808-3788
E-mail:
fukkousaisei@gmail.com URL:
http://shimin-cabinet.net/