市民キャビネット全体会議の報告 [2013年06月27日(Thu)]
市民キャビネットの第4回全体会議が、6月8日(土)午後、東京港区の田町交通ビルで行われました。
→市民キャビネット案内記事 全体会議は、市民キャビネットの年次総会的な役割のものです。昨年は、新しい公共フォーラム2012第5回として開催されました。 →新しい公共フォーラム2012 第5回の報告 田中尚輝市民キャビネット政策担当委員の総括報告・提案の後、福祉部会、子ども・教育部会、災害支援部会、農都地域部会、地球社会・国際部会、スマートICT部会の6部会から、簡単な活動報告と政策提言の発表がありました。農都部会も、8項目の提言案と9項目のWG(注)提言検討案を発表しました。 続いて、ゲストの下村健一氏(市民メディアプロデューサー、前内閣広報官、元TBSキャスター)の講演がありました。 内容は、「中から見た、政府⇔市民コミュニケーション」と「これからの、政府⇔市民コミュニケーション」の二つに分けて話されました。お役所言葉はなぜ難解か、前政権といまの政権の広報の違い、政治任用制度を活かす10ヶ条、「市民キャビネット」はなぜ無名か、など政府の外側と内側から広報業務を経験したプロから見た市民と政府のコミュニケーションのあり方について、造詣の深いものでした。 下村氏からは各部会発表についてのポジティブなコメントもあり、参加者は多くありませんでしたが、市民・NPOの活動について考えされられる内容の濃い会だったと思います。 ※注:WGはバイオマス発電事業化促進ワーキンググループの略です。 |