6月1日いばらき里山・バイオマス協議会 第2回総会・研究会の報告 [2019年06月14日(Fri)]
NPO法人農都会議 農都交流・地域支援Gがサポートしている「いばらき里山・バイオマス協議会」は、6月1日(土)午後、茨城県土浦市で「第2回総会・研究会」を開催しました。
→イベント案内 いばらき里山・バイオマス協議会の第2回総会は、土浦市亀城(きじょう)プラザを会場に、前年度事業・決算報告、今年度事業・予算予定等が会員間で審議され、無事終了しました。 |
研究会には約30名の参加者が集まりました。協議会の原田会長のあいさつに続いて、基調報告、先進事例報告、本協議会の取り組み(提案)と質疑応答がありました。
最初は、小原白梅育英基金理事長、元城南信用金庫理事長の吉原毅より、「地域からシフトしよう! 再生可能エネルギーと農林業で真に豊かな世界を」のテーマで講演がありました。 吉原氏は、城南信金の脱原発宣言、再エネ推進支援活動、RE100加盟、湘南電力や千葉エコ・エネルギーのケーススタディなどについて説明され、世界は自然エネルギーで経済が急成長しており日本は自然エネへ全面転換する必要があるとお話しされました。 近代日本の歴史秘話を交えたエネルギッシュな吉原氏の講演に、会場は大変盛り上がりました。 次に、ちば里山・バイオマス協議会(千葉県市原市)代表幹事の高澤真氏より、「ちば里山・バイオマス協議会の竹林体験と竹活用の紹介」のテーマで先進事例報告がありました。 高澤氏は、千葉県中央部で里山や竹林などの地域資源を活かして地域活性化の活動を進めるちば里山・バイオマス協議会の紹介とともに、ボランティア参加者拡大、国産メンマプロジェクト、ソーラーシェアリングなどについて丁寧にお話しされました。 続いて、学校法人自由の森学園(埼玉県飯能市)理事長の鬼沢真之氏より、「自由の森学園のバイオマスエネルギー活用事業の紹介」のテーマで先進事例報告がありました。 鬼澤氏は、厳しい学校運営の中でも林業や炭焼き体験など独自の講義を行っていること、生徒の自主性を重んじる自由の森学園の校風が理解され入学希望者が伸びていること、地域資源の木質バイオマスを活かした薪ボイラーの導入を計画中であることなど、熱心にお話しされました。 後半は、協議会幹事の松浦晃氏(株式会社つくば林業代表取締役)より、本協議会の取り組み(提案)があり、参加者との活発な意見交換行われました。 最後に、地元選出の藤田幸久参議院議員から来賓挨拶を頂戴し、NPO法人農都会議の杉浦代表理事の閉会挨拶で締めくくりました。 終了後、会場を移して交流会が行われました。 いばらき塾のFacebookページもごらんください。 https://www.facebook.com/ibarakijuku/
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