12月19日農都部会 & 勉強会の報告 [2011年12月20日(Tue)]
新しい公共をつくる市民キャビネット農都地域部会は、12月19日、部会ミーティングと併せて、有効な放射能除染を考える勉強会を行いました。
→イベント案内 第1部は、南相馬の方々によるDST(デジタル・ストーリー・テリング)作品の上映会を行いました。作品提供は、小澤真人氏(DST研究所代表)です。ホームページに震災関連のDST作品が多数あるのでご覧になれます。 →DST研究所 ホームページ 第2部は、河口博行氏(農都地域部会共同代表)より、9月の2回のふくしま復興フォーラムをフォローアップする観点から、南相馬市の復興の現状の説明がありました。 続いて、田辺樹実氏(生活クラブ事業連合生活協同組合連合会企画部長)より、「生活クラブの国産菜種の取り組みと放射能除染対策の可能性」について伺いました。 →資料ダウンロード(PDF) 農都地域部会は、今年4回の震災復興支援フォーラムを企画・開催し、、復興政策を具体的に提言するとともに、被災地域と都市地域の市民の協働行動をアピールしてきました。その提言が活かされている第3次補正補正予算が今国会で成立し、続いて復興施策の指令塔になる復興庁設置法案が、12月9日国会会期末に成立しました。 地震・津波災害に放射能汚染・風評被害の四重苦に苦しむ南相馬市は、他に先駆けて、11月12日、市が責任主体となり住宅街区・農地の全域の除染計画を発表しました。原発周辺の森林の多い警戒区域(20キロ圏)の除染モデル事業も、国(政府)の責任で行うと明らかにされています。 東日本大震災の復興事業は、これから本格的に推進されますが、こうしたことを背景に行った本勉強会は、参加人数は多くなかったものの、十分意味があったと思います。 来年1月20日にはふくしま復興フォーラムのパート3的勉強会を予定しています。そのプログラムや運営準備についても、意見交換ができて良かったと思いました。 後半の部会ミーティングでは、次回勉強会の内容について、ふくしま復興支援と森林・林業再生の両方のテーマでやることを確認。草の根の政策ニーズの拾い上げ方等、部会の課題について意見交換を行いました。 今後、市民キャビネット月例勉強会の震災1周年企画(2/19)や地域活性化・少子高齢化企画(3/17)を考えていきたいとなりました。 議事録は、農都地域部会のメーリングリストから受け取る仕組みになっていますので、ご希望の場合は、こちらを参照のうえメーリングリストに登録をお願いします。 |
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