6月23日「遺伝子組換え問題の実情と日本」シンポジウムのお知らせ [2016年05月12日(Thu)]
NPO法人農都会議 食・農・環境グループは、6月23日(木)夕、「遺伝子組換えシリーズ・シンポジウム第2回 〜世界の遺伝子組換え問題の実情と日本」を開催します。
→イベント報告 →Facebookイベントページ NPO農都会議 食・農・環境 グループ 遺伝子組換え シリーズ・シンポジウム 第2回 「世界の遺伝子組換え問題の実情と日本」 遺伝子組換え作物(GMO)が世界で、日本で、問題になっています。生産開始後わずか20年で、米国ではトウモロコシの93%、大豆の94%を占め、世界28ヶ国で栽培されています。日本は、世界一のGMO輸入大国で、家畜飼料や食用油、でんぷん、果糖ぶどう糖液糖などの加工に用いられています。 GMOに対して、世界では大きな反対の動きがあります―健康への被害、遺伝子組換え農業は生態系を破壊し生物多様性を著しく犯してしまう等。EUは予防原則の下、EU各国では遺伝子組み換えへの警戒心は強く、米国でも、州レベルで表示義務化の法案が成立し始めています。 |
食・農・環境グループは、3月に第1回シンポジウムを開き、国立研究開発法人農業生物資源研究所 博士の田部井豊氏をお招きして、GMOの基礎から学びました。引き続き2回目を開催します。
前回は、GMOとの「共存」を目指すという立場と、批判しなければという側の双方から、意見を述べていただきました。今回は、世界のオルタナティブの動向を紹介する活動をされている印鑰智哉氏をお招きします。氏には、世界のGMO問題の最新情報―生産頭打ちの状況、米国のNon-GMO市場の急拡大の背景、ラテンアメリカ、アフリカ、EUなどの状況や、日本の動向、健康被害・環境破壊との関係などについてお話しいただきます。 GMO賛成論のコメンテーターこそいらっしゃいませんが、生命(いのち)を守るために何が大切かについて、さまざまな立場からともに議論したいと考えます。皆様のご参加をお待ちしています。 ●日時 2016年6月23日(木)18:00〜20:00 (17:30開場) ●会場 港区神明いきいきプラザ 4階集会室B 港区浜松町1-6-7 TEL:03-3436-2500 JR浜松町駅北口徒歩4分/都営地下鉄大門駅B1出口徒歩3分 地図→ http://shiba-ikiiki.com/shinmei/access/ ●プログラム 【第1部 講演】 「世界での遺伝子組み換え問題の実情と日本」 印鑰 智哉(いんやく ともや)氏(株式会社オルター・トレード・ジャパン 政策室室長、ドキュメンタリー映画『遺伝子組み換えルーレット』の日本語版製作プロジェクト翻訳監修) ・世界における遺伝子組み換え食品に対する対応 ・健康被害、環境破壊についての証言 ・曲がり角にきた遺伝子組み換え ・日本における問題点 等についてお話しいただきます。 【第2部 質疑応答・議論】 3月24日開催の第1回シンポジウムの内容を確認し、遺伝子組換え問題について、ご参加の皆様と一緒に考えたいと思います。 ※時間等内容は都合により変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。 ※終了後、交流会を予定しています。詳しくは会場でご案内します。 ●主催 NPO法人農都会議 食・農・環境グループ ●協力 食と農と健康、富士山クラブ、島交流の会、桜山きづきの森、インキュベーションサーカス、ほかを予定 ●対象 食・農・環境に関心を持つ市民、学生、NPO、団体、企業、行政、研究者、メディア等 ●定員 50名(申し込み先着順) ●参加費 1,000円 (新規・更新の会員は無料) ●お申し込み WEBフォーム(https://goo.gl/oTsPG5 )からお願いします。 (参考) →3月24日「遺伝子組換えの現状と未来」シンポジウムの報告 →印鑰智哉氏 TPPと遺伝子組み換え →安田美絵氏 GM(遺伝子組み換え)の基礎知識 →国立研究開発法人農業生物資源研究所 遺伝子組換え情報提供 ■お問い合わせ NPO法人農都会議 事務局 E-mail:noutokaigi@gmail.com URL:https://blog.canpan.info/noutochiiki/
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