3月24日園芸研究所フィールドワークの報告 [2014年03月30日(Sun)]
農都地域部会は、3月24日(月)、久喜市の埼玉県農林総合研究センター園芸研究所で、フィールドワークを行いました。
→埼玉県園芸研究所フィールドワーク報告(PDF) 今回は、3月1日に開催した「農薬から農業と環境を考える」シンポジウム第1回 に関連して、研究現場の視察として実施したものです。 →「農薬から農業と環境を考える」シリーズ・シンポ第1回 の報告 |
埼玉県農林総合研究センター病害虫防除技術室長の近(こん)達也氏より、農法の最前線の研究状況などを説明していただきました。
参加はシンポジウムのコメンテーターの岡田氏をはじめ8名で、学びの多い現地見学となりました。 センターは、5年前に病害虫技術担当が県内各所から集まって設置されたが、熊谷の本所へ移転予定とのこと。園芸研究所は、久喜市郊外の広大な敷地で、品種の育成や技術開発を通じて埼玉農業の約6割を占める園芸生産を支えている。近隣の農家から病害に関する相談が多く寄せられるそうです。 近氏の「食べ物はおいしくなければならない、収量は少なくても」の言葉が印象に残りました。大変有意義な会になったと思います。詳しくは、フィールドワーク報告 をご参照ください。 近氏並びに作業中にもかかわらず説明をしていただいた研究所スタッフの方に感謝いたします。ご参加の方々、お疲れ様でした。 スタッフがFacebookに感想を記してますので、転載します。 埼玉県農林総合研究センター園芸研究所見学 3月1日、都内で開催した「農薬から農業と環境を考える」シリーズ・シンポでは、講師の近室長(病害虫防除担当)から研究所での種々の実験のお話しをいただきました。この中で、研究所に見学に来てください、とのお誘いもありましたので、お言葉に甘え、シンポに参加された方と本企画の幹事団8名で24日 研究所を訪問しました。 最初に教室で、室長より埼玉県内各地の栽培品目や研究機関についてのレクチャーがあり、そのあと屋外に、ウイルス病を媒介する害虫の防除実験、施設(温室)内で行われている紫外線を利用した害虫駆除、トマトハウスの実験棟、イチゴハウスの育種の取り組み、麦畑の病害対策、果樹園(ナシ)の見学と接木(ジョイント)の視察、再び温室に戻り芳香性シクラメンの栽培ベンチなどを見学しました。 教室に戻ってから、第1回シンポでのアンケート結果(質問事項)に、近室長から解説もしていただきました。Q&Aは後日整理して農都部会のホームページに掲載される予定。 先の座学(シンポ)に引き続き、今回は有益なフィールドワークになりましたが、病害虫防除の手法として知られるコンパニオンプランツ、バンカープランツ、リビングマルチの現場は、時期を逸し視察できなかったのは少々残念でした。 ・埼玉県農林総合研究センターのホームページ http://www.pref.saitama.lg.jp/soshiki/k18/
【フィールドワークの最新記事】
|