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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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1066_人肌発芽の威力(アスパラガスの場合)

[2022年05月31日(Tue)]
人肌発芽では、芽(正確には根)がでたものを育苗ポットに入れるので確実性が高いというのが一番大きく、生長期間はそれほど違うというわけではないという実感です。ただ、アスパラガスは、じかにタネ蒔きすると地上に芽が出てくるのが遅いので有名です。タネ袋には蒔いてから20日くらいとかいてあります。

人肌発芽でやると、どれくらい時間を短縮できるのかやってみました。

例によって、水分を十分含ませたキッチンペーパーにタネを入れ、それを少し穴をあけたビニール袋に入れて、首から吊り下げて、おなかのあたりに来るようにした小袋にいれて温めます。

5月12日に始めて、2日後の14日から2、3粒ずつ発芽(根)が確認できましたので、順次育苗ポットに移していきます。アスパラガスは温度に対するレスポンスがいいようです。

220514アスパラガス発芽.JPG

220515アスパラガスの芽だし.JPG

アスパラガスの根は、ほかの野菜の根より若干硬めのようで、1個は手が当たって、根が折れてしまいました。気を付けないといけません。

そして、13日後の5月25日には地上に芽が出ているのをいくつか発見(超ミニアスパラガスという感じでかわいい)。

220524アスパラガス01.JPG

220524アスパラガス02.JPG

若干早いようです。温度に敏感な野菜に関しては、人肌発芽は成長を少し早める効果はありそうです。

そして、16日後には、苗らしくなってきています。

220528アスパラガス.JPG

やはり、明らかに早める効果があります。


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「西ののんびり市2」でマステを使ったカードづくりワークショップを久々に220605

[2022年05月31日(Tue)]
2022年6月5日(日)10時〜16時(マステWSは12時ごろからぼちぼち)
ライブデポ(岩国市岩国2-4-3)にて

錦帯橋近く、臥竜橋通りに面した元古物商を改修して、シェアオフィス的に活用しているライブデポで、展示販売や体験コーナーを行うミニイベントをコロナ前に開催していました。

今回はその復活第2弾。織物やシダカゴの端材を使ったミニすだれづくりのワークショップや焼物の販売、小さめの絵やフェルト作品、直観的artのショートセッションなどを1階のメイン会場で行い、そこでは手狭なので、2階で久々にマスキングテープを使ったカードづくりワークショップをのんびり行います。

織りや編みのワークショップは人数に限りがありますが、話を聞きながら見るだけでも楽しいし、次の機会のイメージトレーニングにもなります。

カード作りの方は、200本以上のマスキングテープを使いたいだけ使ってもらえます。

色とりどり多量のマスキングテープを見るだけでも気分があがります。テーマは、父の日が近いので、「お父さんへのメッセージ」を込めたものでもいいし、その日がちょうど世界環境デーなので、地球環境をテーマにしてもいいし、もちろん、自由な発想で作ってもらっても大丈夫。

発想を刺激するマスキングテープを楽しんでください。大人も子どもひやかしも大歓迎。

はがき大のカード代、マステ代込みで1枚100円(カードだけでもいいですし、カードの入る封筒も用意しているので、封筒のほうも、マステ代込みで1枚100円)。

イベント自体は、10時〜16時ですが、私は午前中に別件が重なってしまっているので、12時ころ以降にいます。

3年前のクリスマスシーズンに同じ会場で行った時の写真を参考に少し。


191222tukiichi01.JPG

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1065_小玉西瓜(こだまスイカ)も定植実験220521〜

[2022年05月30日(Mon)]
南瓜(カボチャ)同時に人肌発芽で育苗を開始した小玉西瓜。

成長が旺盛な南瓜に比べると若干ゆっくり育つので、定植の目安である、本葉が4、5枚になってきた南瓜を定植した1週間後にはたけに植えました。

220521小玉スイカ定植01.JPG

220521小玉スイカ定植02.JPG

220521西瓜の定植01.JPG

220521西瓜の定植02.JPG

南瓜と同じように、3株のうち、2株に白い肥料袋で覆いをして、1株はそのまま。

220521西瓜の定植04.JPG

すでに南瓜でやってみたのと同じです。

4日めにして、差が出ています。上は空いているのに、覆いをした方は、瓜葉虫(ウリハムシ)がまったく来ていません。

220524西瓜定植実験01.JPG

220524西瓜定植実験02.JPG

これまでやらなかったのが悔やまれるような結果です。こちらももうしばらく様子を見る予定です。


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1064_はたけを作ってしばらく置いておくと生えてくる草たちの中に

[2022年05月30日(Mon)]
冬の間に休ませておいたはたけを徐々に植えることができる状態にしていて、かなり完成に近づきつつあるところです。

一部、早めにはたけづくりを終えたところは、すでに草が結構生えつつあります。そういう場所は、草取りをするわけですが、前の年に植えていた野菜がこぼれだけから芽生えていることがあります。

実を食べるものは一代交配(いわゆるF1品種と呼ばれるもので、タネからは同じものができるわけではない)のものが多いので、ほとんど使わない(何が出てくるのか楽しみ、と使ってしまうこともあります)のですが、モロヘイヤやバジル、食用鬼灯(ほおずき)など、葉を使うものや一代交配ではなさそうなものは、苗として植え替えたりして使うことがあります。

220518草の中のバジルや食用ホオズキ.JPG

観察しながら草取りをしていると、意外とそういった実生苗(みしょうなえ)を見かけます。

上の写真の中に、バジルと食用鬼灯があって草を取るとよくわかります。右がバジル、左が食用鬼灯です。

220519草の中のバジルや食用ホオズキ.JPG

見つけるとなんだか得をした気分になって楽しい。

ちなみに、後日バジルは端っこの空きスペースに植え直しました。

220526バジルのひこばえ苗定植01.JPG

こちらの手前に植えているのは、近所の人がくれた九条葱(くじょうネギ)の苗。


220526バジルのひこばえ苗定植02.JPG

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33『ガガーリン』2022サロンシネマにて10

[2022年05月29日(Sun)]
『ガガーリン』
(監督:ファニー・ラアタール&ジェレミー・トルイユ、出演:アルセニ・バティリ、リナ・クードリ、ジャミル・マクレイヴン、ドニ・ラヴァン、98分、2020年、フランス映画)

2203ガガーリン.JPG

2022年、映画鑑賞33作品目にして、劇場での鑑賞10作品目。

1961年に世界で初めて宇宙飛行を成功させたソ連の宇宙飛行士ガガーリンにちなんで、パリ郊外に建てられた公営住宅ガガーリン。

恋人と出て行った母親を待つ入居者の少年は、工夫をして電気設備の修繕をしたりしてささやかな抵抗をしていたが、さすがに劣化が激しく、2024年のパリ五輪に向けて取り壊されることになる。

アメリカにあこがれる移民の少女とへの淡い思い、大家族で入居していた親友との関係。少年は、立ち退きの終った無人の団地の一角を大好きな宇宙船に見立て、ありもので野菜をつくるなどのエコシステムを構築して住宅を守ろうとする。

消え去ろうとする世界と、これからの世界を生きていく若者をみずみずしく描く。


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1063_禁断の豆類の人肌発芽

[2022年05月28日(Sat)]
春から夏にかけての野菜については、けっこういろんな種類のものについて人肌発芽を試して、発芽にかかる日数や発芽(正確には発根)の様子を観察しています。

人肌発芽を夏野菜で行うのは、まだ寒い時期に発芽をさせたいという意味もあるからで、秋野菜などは、タネ蒔きする時期は気温が温かいので人肌発芽をする必要がないのです。

それはそうと、豆類に関しては、数年前に一度大豆をやってみたところ、発芽する前に腐敗がはじまってしまったので、ちょっとしたトラウマになっていて、それ以降試してみることはありませんでした。

そもそも、豆類は、大きなタネであることが多く、自身がたっぷり栄養を持っているためか、発芽に加温があまり必要ではないのではないかと思うのもあります。実際、今収穫の終りかけたスナップ豌豆(えんどう)や絹莢(きぬさや)豌豆は11月の初旬、もう寒いのに、じかにはたけに植えてもしっかり発芽します。

今回そろそろ、今期の人肌発芽を終える前に、豆類の人肌発芽による状況の観察をしてみようと思い立ちました。モロッコ豆と隠元豆(インゲンマメ)と落花生(ピーナツ)の3種類です。

220518豆類人肌発芽.JPG

5月17日に初めて、2日後の19日の朝には、落花生と隠元豆がすでに発芽し始めていました(隠元豆が青い色をしているのは、消毒をしてタネ袋に入れて売っているからです)。

220519豆類人肌発芽朝.JPG

ピーナツの発芽の様子は初めて見ました。予想通りとはいえ、食べるときに気になるあのとがった部分(少し硬くて食感が好きです)が伸びてくるのですね。夕方にはさらに伸びてきました。

220519豆類人肌発芽夕.JPG

すでに、モロッコ豆と隠元豆(大豆も)ははたけにじかに蒔いているのですが、人肌発芽でも問題なく、すぐに発芽するみたいです。豆類に関しては人肌発芽の必要性をあまり感じないものの、避けていた気持ちは解消したかもしれません。


220520人肌発芽豆類.JPG

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1062_里山ひよじ村_寒冷紗の取り外しと洗い220522

[2022年05月27日(Fri)]
有機無農薬で共同で稲作を中心に行っている「里山ひよじ村」では、稲の育苗が進んできたので、寒冷紗と寒冷紗を支えていた曲がる支柱を取り除き、

220522ひよじ村01.JPG

220522ひよじ村02.JPG

220522ひよじ村03.JPG

来年も使うので、みんなで川で泥を落として、乾かしました。

220522ひよじ村04.JPG

220522ひよじ村05.JPG

私は午前中に帰ったのですが、昼からは田んぼの畔(あぜ)の草刈りを行ったようです。暑かったので大変だったろうと思います。

5月28日から2週くらい週末には、手植えと機械植えの両方で田植えを行う予定です。


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岩国徴古館「所蔵資料から見る岩国の城」220515〜0703

[2022年05月26日(Thu)]
2022年5月15日(日)〜7月3日(日)
9時〜17時(月曜休館)
岩国徴古館(岩国市横山2−7−19)

220515~0703岩国の城001.JPG

220515~0703岩国の城002.JPG

コロナの影響で休館があったため若干日程がずれて開催されている展示。

今回は、岩国のお城がテーマ。岩国城だけでなく、かつて岩国にあったお城について、資料を元に紹介しています。

最近注目されているお城。興味のある人にはたまらないと思います。

天明6(1786)年頃の岩国城跡や城山で確認された遺構などを描いた絵図「御城山平図」が大きくて見ごたえがあります。

220521徴古館岩国の城01.JPG

220521徴古館岩国の城04.JPG

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1061_まちなかのはたけの様子見220521

[2022年05月26日(Thu)]
今年もお手伝いしているまちなかのはたけをちょっとだけ様子見してきました。

まずは岩国駅近くのはたけ。

綿の芽が順調に出てきているようです。

220521子げき綿畑01.JPG

220521子げき綿畑02.JPG

このところ雨が降らなくて、芽が小さい段階では水をしっかりやったほうがいいとあとでメールで伝えておきました。

タネ蒔きのときに植えたミニトマトは、まだそんなに大きくなっていません。支柱へ結びつける紐を追加して、屋根をつけるので支柱の長さをそろえておきました。

220521子げき綿畑03.JPG


錦帯橋近くのはたけも、今年はほぼ同時期(1日違い)に綿の種まきをしたので、芽が出てきています。

220521ライブデポ2はたけ03.JPG

220521ライブデポ2はたけ01.JPG

唐辛子(トウガラシ)、茄子(ナス)、ピーマンなどの苗も追加されています。

こちらは、人が来る機会が少ないので、水をたっぷりやっておきました。

220521ライブデポ2はたけ04.JPG

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PLAT ABC 日本語教室に参加してみた220521

[2022年05月25日(Wed)]
今年(2022年)3月に、岩国駅の東口出てすぐのマンションの1階にオープンした、岩国市英語交流センター(通称PLAT ABC)。

様々な交流事業を行っていますが、私が気になった「A Nihongo Lesson by our locals!日本語教室」に参加してみました。

英語を使って日本語や日本文化を伝えようという企画で、実はコロナが流行する直前に、このブログでもカテゴリー(項目)を作って、英語を使って日本について伝える企画を個人的に始めようとしていたものの、コロナ禍で実践する場がなくなってしまってとん挫していたので、やってみたかったところでした。

ネットで申し込みをしたら、事前に道案内のシチュエーションで教えたい簡単な日本語とその英語訳や、岩国や日本の特徴などを箇条書きにするシートが課題として送られてきたので、作成して会場へ。

私にとっては初めて行く会場。会議室のようなところには事前にグループ分けがしてあって、日本人と外国人が半々くらい(私のグループは2対2、テーマはテーブルごとにちがっていたみたいです)。全体で20人強の参加者でいっぱいな感じ。

自己紹介の後、テーマについて日本語と英語で話して、最後に当日学んだことを模造紙に書いてプレゼンしてみんなでシェアするというもの。

そして、2時間はあっという間。グループの参加者の一人はアニメが好きで日本語を独学で学んでいて片言はしゃべることができる人だったりして、もちろん、今回の企画に来た人は、日本にもともと興味がある人でしょうから、コミュニケーションはまあまあスムーズにいったように感じました。

センターとしては、とりあえずはこういった企画にどれくらいの反応があるのかわからなかったので単発のイベントだったようです。月1回でもいいので、定期的にじっくりできてもいいのかなと感じました。

テーマの決め方とか、進行とかいろいろ大変だと思われ、気になるところですが、最初に書いたように、コミュニケーション手段として英語を活用して、例えば日本について伝えるということは、個人的に温めていた企画に近いので、こういった場があるのはありがたい。

PLAT ABCに関心がある日本人側全体で言えば、個人の英語の能力を高めたいという人も多いかもしれませんが、こういった企画に関心がある人も一定数いるのではないかと思いますので、そういう人たちからアイデアを募るのも手だと思います。

実現できるできないは別にして、私の考えていることについてPLAT ABCのスタッフに伝えようかとは思っています。

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1060_南瓜(カボチャ)の成育初期に関する実験220515〜

[2022年05月25日(Wed)]
この時期、肥料袋などで覆いをしている苗をよく見かけます(茄子(ナス)とかが多い)。

まだ寒い朝晩もあったりするので、単純に保温のためだろうくらいに思っていましたが、数年前、害虫を避けるためであるみたいなことをネットで読んで、気になっていました。

私(たち?)は、羽のある虫は自由に飛び回っていると思っていますが、壁に囲われていると、飛び立ったり飛び降りたりするときに邪魔になるので嫌なのかもしれません。それなら壁を這っていけばいいようにも思えるのですが、羽で飛び回れる虫たちにとってはどうもそういうのはまどろっこしいのかも(特に、二重に羽のある甲虫は?)。

そうなのかどうなのかよくわかりませんが、ようやく、実際に比較実験をしてみて、確かめてみようと思い立ちました。

南瓜は通例3株植えるので、半分ずつにはならないのですが、2株に覆いをして、1株はそのままにしました。

以前にも書いたように、虫の来る来ないというのは、ほぼ同じ場所に植えてもでも差がでてくるので、1回のしかも2対1というごく小規模な実験にもならない実験ではありますけど、まあ、試しにということで。

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南瓜の場合、大体朝植えるとその日のうちに瓜葉虫(ウリハムシ)がやってくるのですが、今回はなぜか、夕方になっても、そのままの苗にもやってきません。

白い肥料袋を見ただけで、警戒しているのでしょうか? まさかね。
例年は数日で、古い葉っぱは食べつくされる感じなのに。

そして、朝植えて、翌日の夕方、ようやく1匹見つけました。

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220515南瓜の定植実験03.JPG

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3日目の夕方、明らかな差が出てきました。何もしないほうは、徐々に食われてきていますが、

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覆いをしたほうは、まったく来ていません(葉が黄変しているのは、最初の本葉で、植えるときにすでに黄色っぽかったので枯れる運命だったのでしょう。ほかの苗も同じような感じです)。

220518南瓜苗実験02.JPG

苗が大きくなってきたら覆いは外さないといけないでしょうが、成長具合の差を比べたいので、継続して観察していきます。というのも、最初に葉がかなり食べられると、成長に遅れが出ると思うので(これまでは、それも仕方ないことだと思っていたのですけど)。

そして、9日後の状態。差は歴然。ただこれでも、そのままの苗の被害状況は、例年ほどひどくなくて、十分復活しそうです。

220524南瓜定植実験01.JPG

220524南瓜定植実験02.JPG

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「みっつのいきおい」はじまってます〜220529

[2022年05月24日(Tue)]
ヒマールでの、TAMAOOさん(長崎)、ENTOTUさん(長崎)、キタカゼパンチさん(熊本)の3人展はじまっています。

木彫りや張り子、編み物、キッチンで使える小物などなど、楽しい作品がいっぱいです。

220521タマオエントツパンチ02.JPG

正面突き当りに、今回の企画のメインビジュアルに使われている作品があって、その隣には、作家たちを模したちっちゃな作品たち(ともに非売品)があって、必見。5月29日まで。


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実験で楽しむ宮沢賢治『賢治の描いたサイエンスファンタジー』

[2022年05月23日(Mon)]
『賢治の描いたサイエンスファンタジー』
(四ケ浦弘著、2021年、仮説社)

2205賢治の描いたサイエンスファンタジー.JPG

このブログで時々取り上げている仮説実験授業研究会の会員で、長年石川県で高校の理科教師を務める傍ら、金属を使った実験の出前講座などを行っている四ケ浦(しかうら)さんが、「小松市立・空とこども絵本館」から「宮沢賢治の物語にでてくる実験を楽しむ企画をやりたいけど、実験見せることできる?」という相談を受けたことがきっかけで、実際に、物語に関連する主に金属に関する実験を、地元のイラストレーターやガラス作家の人とコラボレーションして開催した企画の書籍化。

宮沢賢治は、私も好きな作家・思想家ですが、難解な詩なども多いのも事実だと思います。この本で取り上げられている「真空触媒」や「アンネリダ・タンツェーリン」などもその例でしょう。

詩が好きでその音感などが好きな人もいるのでしょうが、宮沢賢治は科学的なことにも関心があったと思われ、事実や自分が体験した実験などをもとに作られた作品も多いでしょうから、詩の中に出てくる現象の背景のを確かめる実験を実際にやってみるというのは、なかなか興味深い取り組みだと思います。

中に二次元コードがあって、実験の様子をyou tubeで見ることができたり、イラストやガラス作品とのコラボも楽しい。


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1059_遅植え小葱(こネギ)の発見

[2022年05月22日(Sun)]
昨年の春に大きめの育苗ポットにタネ蒔きをして、そのまま8か月くらい時々水やりをして育苗ポットの中で細々と生きながらえさせていた(ほぼほったらかし)小葱を空いたはたけに植えて、そのままさらにほったらかしにしていたものを、南瓜(カボチャ)や西瓜(スイカ)ばたけを作っているときに再発見。

220504遅い植えネギ発見01.JPG

草を取ると、こんな感じで、今年の春に植えたのか?という小ささ。タネ蒔きをして1年以上経過しているとは思えない感じです(1株だけ小さ目ながら葱坊主ができています)。

220504遅い植えネギ発見02.JPG

植物の不思議というものを感じる瞬間です。季節によって成長の具合がある程度決まるものもありますが、葱のように通年育つような作物は、状況によって、小さいまま何とか生き延びたりするんですよね。

この場所は、南瓜のつるが伸びてきたら、南瓜に明け渡す予定なので、ぎりぎまで様子を見て、ほかに移植するかどうするかまた考えようと思っています。

寒い冬を過ごしたのに、小さいままだったので、このまま葱坊主が出来ずに成長するかもしれません。


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1058_遅植え人参(ニンジン)

[2022年05月21日(Sat)]
人参のタネ蒔きはある程度ずれても大丈夫のようですが、私の場合、通常3月と9月にタネ蒔きをします。

私にとって人参は比較的相性のいい作物で(なぜか相性というのがあります)、芽出しに失敗したことはかったのですが、昨年9月に蒔いたタネがなぜか発芽が悪く、11月という、とても遅い時期にタネ蒔きをして様子を見ていました。

芽が出た段階でどんどん寒くなっていたので、小さいままで冬を越し、周りに草も生えていたので、周りの草をとってやると、こんな状態。

220507遅植え人参01.JPG

もう6か月もたっているとは思えない小ささ、しかも、寒い時期を越しているので、薹(とう)が立つ気配。ピンと伸びている苗があります。

220507遅植え人参02.JPG

後日少し間引いたので、どうなるか様子を見てみたいと思っています。


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『プリズン・サークル』

[2022年05月20日(Fri)]
『プリズン・サークル』
(坂上香著、2022年、岩波書店)

2204プリズン・サークル.JPG

2020年、横川シネマで公開された同名のドキュメンタリー映画を観たかったのですが、コロナ禍もあり、観逃してしまってずっと気になっていたところ、取材記録などその背景なども含めて書籍されたので早速購入しました。

予想した通り、とても興味深い。

2008年に島根県浜田市旭町に開設された、「島根あさひ社会復帰促進センター」という名称の、犯罪傾向の進んでいない、初犯で刑期8年までの男性が対象の「新しい刑務所」の中での更生に特化したプログラムを取り上げています。

そのプログラムはTCユニットと呼ばれ、依存症や犯罪などの問題を、当事者たちの力を使って共同体の中で解決していこうとする試みで、刑務官と教育を担当する民間の社会復帰支援員が手助けしながら、20人前後のグループで週3日、3時間ずつの授業(グループワーク)を3か月を最小単位として「1クール」行い、最低半年の参加が義務づけられており、本人の希望を確認しながら継続することもできるようになっている。

グループは2グループ、40人くらいなので、1000人を超えるそこでの収容者(さらに言うと、国内の受刑者は4万人くらいで、このプログラムが行われているのはここだけ)のうち、参加できるのはごく一部で、その他の収容者はいわゆる普通の職業訓練などのユニットに参加している。

この本を読んでみて、プロローグの中に書いてある、上映会の参加者の中から聞かれる、

 スクリーンの中でサークル(円座)になって語り合う受刑者の姿を見て、「自分もあの輪の中に入って語りたい」と口にする人や「なぜ塀の外には語り合う場がないのですか?」と問いかけてくる人も多い。

といった思いをまさに感じます。

少なからず虐待やネグレクト、性被害などを受けてきて、そういったことを語る場を持たなかった受刑者たちが、徐々にお互いに信頼関係を築いていく中で、まさに一筋縄ではいかないながらも、少しずつ語るようになり、誰かが教え諭すというのではなく、自分の感情に向き合うことができるようになったり、「暴力を学び落とす」ことができるようになったりする現場が詳しく書かれています。

こういった取り組みがもっと全国的に取り組まれてほしいと感じるものの、プライバシーの問題や刑務所自体の旧態依然な体制などによる取材の難しさや、付随する様々な課題も提示されていたり、この取り組みが縮小気味だったりすることも書かれてはいます。

いずれにしても、直接的には犯罪を犯してしまった人が更生していくことはどういうことかといったことになるのでしょうが、実は日常の中でも、自分のことなどを語る場があることというのは、地続きのような気がするので、この本をきっかけに、そういったことが安心して語り合える場や雰囲気ができるといいなと思います。

おススメな本です。

追記:私は、最初に書いている通り、映画を観ることができなかったのですが、映画を観た知り合いが、自主上映をやってでも、この映画を多くの人に観てもらいたいと言っていて、本を読んでみて、その気持ちがわかる気がします。


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1057_里山ひよじ村_トラクターデビュー220514

[2022年05月19日(Thu)]
有志が協力して有機無農薬の米作りを主に行っている「里山ひよじ村」での個人的な作業メモ。

今回は、知り合いも連れて行ったら、ちょうど、ログハウス前の一番大きな田んぼをトラクターで耕していたので、まずはそれを(今年は水が少ないのですが、週の半ばに若干雨が降ったので、何とか耕起できる状況に)。

長年里山ひよじ村にかかわっていますが、実はトラクターを操作するのは初めて。

基本的なところを習って早速やってみましたが、なかなか楽しい(毎年トラクター転倒などによる事故が多いらしいので、気を付けないといけません)。

本来だともう少し前に深く耕しておきたかったようですが、田植えが近づいた今の段階で深く耕すと、深いところに混ざった草がゆっくり腐って稲に害を及ぼすガスを発生させるので、浅目に耕起し、空気のあるところで早く腐らせるようです。

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そして、こちらは早々に知り合いに譲って、私は、自走式の草刈り機を使った、畦やアクセス道路の両脇の草刈り。

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いわゆる、丸鋸や紐の付いた肩掛けのついた草刈り機は長年使っていますが、こちらも初めて。最初慣れるのに手間取りましたが、徐々に慣れてきました。

午前中地元の川の草刈りで、午後からも草刈りメインと、草刈りな日でした。


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32『マイスモールランド』2022広島バルト11にて9

[2022年05月18日(Wed)]
『マイスモールランド』
(監督・脚本:川和田恵真、出演:嵐莉奈、奥平大兼、アラン・カーフィザデー、リリ・カーフィザデー、リオン・カーフィザデー、韓英恵、吉田ウーロン太、板橋駿谷、田村健太郎、池田良、サヘル・ローズ、小倉一郎、藤井隆、池脇千鶴、平泉成、114分、2022年、日本映画)

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2022年、映画鑑賞32作品目にして、劇場での鑑賞9作品目。

進路に悩む高校3年生が主人公。彼女は、母親を早くに亡くし、妹と弟と、クルドに自由をと訴えただけで追われる身となった父親とともに日本に移住してきた難民。日本語が普通にしゃべれるため、クルド人のコミュニティのため何かと通訳や翻訳の手伝いをしている。

そんな家族が、ある日突然在留資格が取り消され、それまでの当たり前の生活が奪われていく様を、背景を詳しく解説するというより、その理不尽な現実とその現実に向き合う主人公や家族の様子や、周りの無理解や何気ない無意識の差別的な言動を描くことで表現していく。

「国家を持たない世界最大の民族」といわれるクルド人は、埼玉県に2000人ほど暮らしているといわれるが、難民認定された例はないに等しいと言われており、ウクライナ避難民が注目される中、もともと存在している問題点を取り上げてくれている。

全体としては、クルド文化が垣間見える場面や家族の団らん、同級生との交流などほのぼのとしたシーンも多い。


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1056_羊蹄(ギシギシ)の天敵みっけ

[2022年05月17日(Tue)]
里山ひよじ村で見かけた羊蹄の天敵。

羊蹄は、根が太くて深いので厄介な草で、しかも、あまり天敵がいないイメージなのですが、すごくやられているのを見つけました。たまにこんなふうになっていることがあります。

220501ギシギシの天敵01.JPG

220501ギシギシの天敵02.JPG

220501ギシギシの天敵03.JPG

近づいてみると、天道虫(テントウムシ)系の幼虫のようですが、七星天道(ナナホシテントウ)は、親も子も確か肉食系(油虫(アブラムシ)を食べてくれるので人にとっては益虫)だったので、草食系の二十八星天道(ニジュウヤホシテントウ)とかの幼虫なのでしょうか?


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地元の川の草刈りはじめ220514

[2022年05月16日(Mon)]
十数年、私が所属している団体で地元の草刈りをしていたのですが、川を管理する山口県が、草を刈った後に草を上に上げておかないと雨による大水で草が海に流れ、漁業組合などから苦情が出るということで、それについて何ら妥協的な手立ても考えずに中止を求めてきたため、中止になっていました(刈った草を数メートル上に上げるというのは、高齢化の進んだ団体のメンバーにはなかなか厳しいのです)。

結果として、続けたいという人たちが話し合って、地元の自治会中心でボランティアを募って、季節ごとに期間を決めて草刈りと、草の引き上げを行うこととなり、団体としてもメンバーの任意でそこに参加することになりました。

昨年の11月(だったかな?)に再開することとなって2回目の初日となった5月14日。私も参加。

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刈っているうちに、よく見ると、段差があるすぐ下流部分に、一群の麦が。

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220514川の草刈り03.JPG

上流からタネが流れてきて、そこでとどまって自生したのでしょう。

雨が降ると結構増水することがあるのに、健気に頑張っています。

通常でいくと、ぼちぼち収穫時期。いわゆる麦秋ですね。

それはそうと、この草刈り、もともとは、地元の川が、昔は水もきれいで子どもたちの遊び場だったころのことを懐かしがった一人の老人が、一人で草ぼうぼうになった川の草刈りを始めたところ、それに賛同した人が集まって行うようになったものです。

草の更新で、水質がよくなるのと、草が繁茂していることによるごみのポイ捨てを防ぐという役割があるのですが、生物の多様性という意味では、隠れ家や巣作りの場となる葦の草むらは川の真ん中あたりにある程度残しておいたほうが良いと思うのですが、いろんな人が一斉に作業をするので、そういった意思統一をするのは難しく、皆伐状態になってしまいます。そのあたりが気になっていながら、なかなか良い解決方法が思いつかないままなので、ぼちぼち考えて、提案していきたいなと思っています。県などは、もっぱら人の命に係わる治水の面が最優先だろうから(ある程度仕方ない面はあります)そういったことに配慮してくれることはなさそうですから、地元の人が考えるしかありません。

たまに、県が区間を決めて委託して行う河川の浚渫も、本当にきれいに土を取り除くだけです。


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