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28『カモン カモン』広島バルト11にて5
[2022年04月30日(Sat)]
『カモン カモン』 (監督:マイク・ミルズ、出演:ホアキン・フェニックス、ウッディ・ノーマン、ギャビー・ホフマン、スクート・マクネイリー、モリー・ウェブスター、ジャブーキー・ヤング=ホワイト、108分、2021年、アメリカ映画)
2022年、映画鑑賞28作品目にして、劇場での鑑賞5作品目。
ラジオジャーナリストとしてアメリカ各地の都市に赴き、様々な子どもたちに将来の夢や考えていることなどを少人数のクルーでインタビューすることを生業としている中年男性の主人公。
いろいろな事情で関係のよくない妹が、緊急事態で彼女の9歳の息子を急遽預かることになるのだが、事情が長引いて、次の取材旅行にその甥っ子を連れていくことになる。
子どものいない主人公は、日頃子どもの声を、ある意味第三者的に聴いているのだが、いきなりの子どもとの生活にとまどいながら、ぎこちなく、徐々に、お互いに関係を築き上げていく。
間に時折挟まれる、シナリオのない実際の子どもたちへのインタビューで今の子どもの考えていることや気持ちを聴きながら、決して劇的ではないけれど、お互いの気持ちが少しずつ開かれていく様子が丁寧に描かれていて、心に響く。
白黒による抑制の効いた画面が内容にふさわしい。 にほんブログ村 にほんブログ村
1046_早生玉葱(わせタマネギ)の収穫220423
[2022年04月29日(Fri)]
昨年度は、はたけを休ませるために1回玉葱を植えなかったのですが、昨年の11月には例年どおり、晩生(おくて)をメインに玉葱を植えました。
早生は4月下旬から5月はじめくらいが収穫時期で、様子を見るともう収穫のサイン、葉が倒れているので、一気に収穫することにしました。
ご覧のとおり、手前の二畝だけ葉が倒れています。
コンテナに入れては、運び、葉と根をハサミで切り取ります。
大きさはかなりまちまちですが、いい型のものも結構あります。
いつものように、全国からゴールデンウィークに石井啓一郎さん(ヴァイオリン)、啓子さん(ピアノ)のもとに音楽愛好家が集まるミュージックキャンプ(5月5日には、その成果として「散歩がてらのコンサート」が開催されます)の食材として一部を寄付しました。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:44 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
「散歩がてらのコンサート」220505
[2022年04月28日(Thu)]
2022年5月5日(木・祝)13時半開演 由宇文化会館(岩国市由宇町中央1-1-15)にて 入場料500円 講師:ヴァイオリン 石井啓一郎(日本フィルハーモニー交響楽団元首席奏者) チェロ 桜庭茂樹(札幌交響楽団元首席奏者) ピアノ 石井啓子(ピアニスト)
ゴールデンウィークに全国から集まった音楽愛好家が、黒磯自治会館や宏樹庵で合宿を行い、その成果を発表するコンサート。
いつもとても素晴らしい演奏を楽しむことができておススメです。
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1045_人肌発芽による苗の定植はじめ220423
[2022年04月27日(Wed)]
3月11日からはじめた今年の人肌発芽による苗づくり。ミニトマトは順調に育っていて、定植にはまだ少し早いのですが、育苗に使っている衣装ケースがいっぱいなので、第一陣の定植をしました(ちなみに、雨による土の跳ね返りと草があまり生えてこないように、苗の直下は燻炭を、その周りはバーク堆肥を敷いています)。
今年育てている7種類のミニトマトをとりあえず1本ずつ。
もうひと畝作ったので、次の週には同じ7種類を植える予定です。
新しい苗を育てるスペースが必要になるのもあって、苗を知り合いに配り始めました。
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Posted by 村夏至 at 04:17 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
1044_はたけの花たち22_ロマネスコの花
[2022年04月26日(Tue)]
はたけの花たちシリーズ、芽キャベツの花に続いてはロマネスコの花。
こちらも花自体としては、菜の花系のありがちな花で特に珍しくはありません。
しかし、昨年秋から初めて育ててみているロマネスコは、どんな感じで花になるのか観察しようと1株だけ収穫せずに置いておきました。
2月23日の時点でこんな感じ。いわゆる、スーパーなどで最近は売ってたりする状態です。
3月19日になると、可食部が大きく広がって、さらに周りのとんがり防止状態のものが離れつつ伸びてきてきました。
そして、先端部分が少し変化してきているのがわかります。
3月27日になると、周りが伸びてる来るとともに、紫色に変色してきました。
ブロッコリーは最初から花芽ができているので、似たようなカリフラワーに近いロマネスコも、何やら形がよくわらないけど、可食部分がそのまま花芽なのだと思っていたら、途中で花芽に変化していくようです。
ちょうど、変化しているものと変化していないものが共存している部分がありましたので撮ってみました。
そして、どんどん伸びながら花芽ができてきて、全体としてわちゃわちゃした感じになるのです。
さらに伸びて、4月下旬に花が咲き始め、4月25日には花盛り。
真ん中の部分を見ると、伸びずにそのままの感じで、だんだん茶色く変色してきていますので主に周りが花芽になり、全部が花芽になるわけではないようです。
この、いきなり花芽にならずに、変化して花芽になるというのは何か理由があるのでしょうね。気になるところです。ただ、カリフラワーもロマネスコも、味的にあまり興味をそそられないのでもうあまり作ることはないかもしれません。
ちなみに、ブロッコリーとは違って脇芽が出ないロマネスコ(育てたことのないカリフラワーもそうらしい)。それでも、しばらく置いていたら脇芽がでるかもと、収穫後の株も1株だけ置いてしばらく(1か月以上)放置していましたが、まったく出る気配さえありませんでした。1度収穫したら終わりというのも、葉っぱが結構広がって場所をとる割に、ちょっとトホホな感じです。
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Posted by 村夏至 at 04:17 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
『ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ』
[2022年04月25日(Mon)]
『ヒトの目、驚異の進化 視覚革命が文明を生んだ』 (マーク・チャンギージー著、2020年(原著は2009年)、早川書房)
理論神経科学者である著者が、自らがかかわる研究をもとに、ヒトが持っている超人的な視覚能力を、4つのセンセーショナルな章立てで、紹介する興味深い本。
各章のタイトルは、「感情を読むテレパシーの力―カラフルな色覚を進化させた理由」「透視する力―目が横ではなく、前についている理由」「未来を予見する力―目の錯覚が起きる理由」「霊読(スピリット・リーディング)―ヒトが文字をうまく処理できる理由」。
特に第一章は、私が継続して関心を持ち続けている「ヒトはなぜ体毛がほとんどないのか?」(2017年12月15日に中間報告のような記事を書いています)という疑問への答えの一つでもあって面白い。
霊長類のうち、ヒトを含めて色覚を持つ種は、顔に毛でおおわれていない部分を持っており、特に私たちヒトの色覚は、感情や体調によって変化する血流などにより、微妙に色調が変化する皮膚の色を的確にとらえることができるように進化しており、身振りや言葉などのようにはごまかしにくい表現でお互いにコミュニケーションをとっているらしい。
また、目が前面に二つついているのは、通常いわれている立体視ができることより、もともと住んでいた森など微妙に視界を遮る木の葉などがある場所でも、少し離れた両目の視野を補完しあうことによって、少し動くだけで見通しが効きやすいということが多いことであったり、
眼の中に入ってきた情報を脳で処理するのに0.1秒の時間がかかるため、特に動いているものを見るときには0.1秒先の未来を作って見ているし、自らが動いて対象物を把握することが習い性になっているため、動きを感じさせる補助線が入っている静止画を見ると動きを予想してしまって歪んで見えたりするというところに錯視の理由を見出していたり、
私たちは、自然の中に文字みたいなものを見つけるとうれしくなってしまうけど、私たちの視覚は、自然を見るために進化しており、実はあらゆる言語は、自然の中にみられるLやYやXなどの構成単位から作られているという意味では同じであるということを、19に分類したシンプルな形が文字の中に使われている頻度と、同じ形が自然の中でみられる頻度を比較して解き明かしていったりしていて、その追及力に唸らされる。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 03:59 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
1043_三つ葉の食用鬼灯(しょくようホオズキ)
[2022年04月24日(Sun)]
普通双葉が出てくる野菜でも、たまに、突然変異で三つ葉になることがあって、タネから育苗していると、思っていた以上に見かけます。
以前も紹介したのですが、食用鬼灯の三つ葉を、綺麗に写真におさめることができたので紹介します。
成長を見届けたかったのですが、しかし、その後この子は、蛞蝓(ナメクジ)に食べられて残念ながらやられてしまいました。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:13 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
1042_はたけの花たち21_芽キャベツの花
[2022年04月23日(Sat)]
久々に育てている芽キャベツ。
花まで見たことはなかったので、一株だけ残して観察を続け、花盛りになってきました。 菜の花系なので、それほど珍しい感じではありませんけど。
薹が立ってきたところまでは少し前に掲載したので、それ以降4月初旬から時系列で軽く追っていきます。
葉っぱの間から花芽が出てきて、
芽キャベツなので、小さく結球している脇芽からも花芽が出てきます。
どんどん伸びてきて、
4月中旬から花が咲き始め、
4月下旬には花盛りになってきました。
2021年7月3日の藍(アイ)の花以来10か月振りくらいぶりの「はたけの花たちシリーズ」の更新です(何年か前に始めたころは、野草の花や野菜の花を一度に複数枚掲載していたりしましたが、ほぼ出尽くしたので、新しい野菜を作ったりしたときに更新する感じです)。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:55 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
1041_人肌発芽の天敵、蛞蝓(ナメクジ)
[2022年04月22日(Fri)]
これまでにも書いたことがありますが、人肌発芽で育苗しているときの最大の敵は蛞蝓です。
いつも間にか育苗している衣装ケースの中に入ってきて、出たばかりの芽を食べてしまうのです。
なので、朝晩玄関や軒下への出し入れをするとき、気を付けて見るようにしていて、小さなヤツを発見したので、他の苗まで食害しないように取り除いて家の前の小川にリリースしました。
残念ながら、主に食用鬼灯(ショクヨウホオズキ)のいくつか新芽が食べられてしまいました。
と思っていたら、ピーマンを食害している蛞蝓も発見。
一番やわらかい、新しい芽が出てくる成長点の部分を食べてしまうので、苗自体がダメになってしまいます。また、小さな苗が狙われてしまう傾向があるようです。
西瓜(スイカ)や南瓜(カボチャ)、胡瓜(キュウリ)を食害する瓜葉虫(ウリハムシ)のように、なぜか新芽は避けてくれるという遠慮深さがないのはなぜなのか、気になるところです。観察しているうちに何かわかってくるかもしれません。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:16 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
『他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学』
[2022年04月21日(Thu)]
『他者と生きる リスク・病い・死をめぐる人類学』 (磯野真穂著、2022年、集英社新書)
まどろっこしくも、いとおしくなるような本です。
(大災害などは別にして)日常的には恐ろしいけだものに襲われるとかいった外的なリスクが減ってきている昨今にあって、予防医療という内的なリスクを低減させる可能性のある行為が広く一般に普及してきている。しかし、それは身体的実感を伴わないことも多いため、言葉の言い回しや、有名人もこうなったからというようなより身近に感じられる例を出すことによって、リスクを感じされるように工夫されていて、それは、想像力だけを刺激して、ともすれば過剰な対応になってしまう危険性がある。といった話から始まります。
そしてそれは、1800年代に提唱され、統計学的に導かれた人間像である、どこにもいない「平均人」という考え方をもとに生まれた統計学的人間観に基づいており、具体的には1960年代から急速に広まった、病気を引き起こしうる危険要因を確率論的に見出して、事前に病気になる可能性を下げようという医学のあり方の根本的変化が影響しているのだと。
一方でその人間観は、古代ギリシャに端を発し、ルネサンス期に復活して近代西洋文明に流れている、いわれる他者に影響されず内発的に発想・行動する個人主義的人間観というものとは反するように思われることもあるが、それぞれが自由に活動するからこそ、大きくとらえると統計として取り扱えるとも考えることができるという意味で、表裏一体になっていると指摘したうえで、
第三の人間観として、関係論的人間観を取り上げ、自我と他者の違いだけでなく、「身体」の概念もあいまいで、生者と故人、自分と親族、自分と他の生物との境界があいまいなまま暮らす人々の実例なども紹介しながら、ともすれば、統計的人間観の中の構成要素の一つとして、リスクを少しでも低くするような様々な提案にさらされ続けてしまう危険性を語り、私たち個々の生は、しかし、偶然に根差し、他者とのかかわりの中でのみ育まれていく固有のものであることには変わりなく、それぞれが敬意をもつことの大切さをどう伝えたらいいんだろうと考え続けているんなだということをしみじみ感じさせる。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:39 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
1040_人肌発芽の時に感じる皮膚常在菌(の中の悪玉菌?)のすごみ
[2022年04月20日(Wed)]
ここ10年近く、毎年春には人肌発芽でタネの芽出し(正確には、まず出てくるのは根ですが)を行い、育苗をしています。
いままで気づいていたけど書いていなかったことを一つ。
発芽が早く、1、2日で育苗ポットに植えるようになるウリ系の西瓜(スイカ)や、南瓜(カボチャ)、胡瓜(キュウリ)などはそれほど気にならないのですが、時間のかかるナス系のミニトマトやピーマン、茄子(ナス)などは、発芽の遅い個体もあるので10日以上おなかで温め続けることがあります。
発芽の状況を、朝晩確認するために、濡らしたキッチンペーパーに入れたタネの見るときに、2,3日目から、農作業などで汗びっしょりになってシャワーを浴びたりするときに肌着に付いている自分の汗のにおいがしてきて、徐々にそのにおいが強くなってきます。
つまり、最初にタネをキッチンペーパーに入れたり、朝晩指先で触るだけなのに、指先についている皮膚常在菌が移動して、体温で温められたキッチンペーパーの水分の中で繁殖してにおいを発するのでしょう。
においを発するというのは、ある意味良くない状況とも言え、皮膚の上にいる時には適度にバランスが保たれているけれども、皮膚の上を離れて繁殖しやすい状況に置かれると、悪玉菌ともいえる菌が多量に繁殖してしまうのだと思われます。
皮膚常在菌の繁殖力のすごさ、というか、汗のにおいというのは、短時間で肌着に水分と温度が良い状況ができてしまうから起きてしまうことなのでしょう。
ただ、今のところ、それ自体はタネに悪影響を及ぼしたという実感はない(ちゃんと苗は育つし、収穫もできる)のでとりあえず、問題はないと思われます(さすがに、長期間にわたるときはキッチンペーパーごと変えてやることはあります)。
もし、食事中にこれを読んだ人には失礼しました。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:18 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
宏二郎展「自然の聲(じねんのこえ) 二章」4月24日(日)まで
[2022年04月19日(Tue)]
2022年4月16日(土)〜24日(日) 11時〜17時(時間内であれば随時鑑賞可) 宏樹庵と幸明館(岩国市黒磯町2丁目、路駐可)にて 入場無料
5年前に東京から両親の住む岩国市に移住してきた画家の宏二郎さんの個展。
例年、春と秋の2回、書家 米本一幸さんの収蔵庫も兼ねたアトリエ「幸明館」(と、春は両親の住む古民家「宏樹庵」も展示会場になることが通例)で開催されています。
今回のテーマは、前回に引き続いて、「自然の聲 二章」。
幸明館のアプローチは野草があったり、作品になるかもしれない流木などがあったり。
宏樹庵では主に、自分の中の自然にも目を向けてほしいとの思いも込めて、蝋燭(ろうそく)の作品をメインに展示しているとこのと。
是非足を運んで直接作品に触れてください。 にほんブログ村 にほんブログ村
宏二郎展「自然の聲(じねんのこえ) 二章」の特別企画に参加してきた220417
[2022年04月19日(Tue)]
2022年4月16日(土)〜24日(日) 11時〜17時(時間内であれば随時鑑賞可、18・19日は休館) 宏樹庵と幸明館(岩国市黒磯町2丁目)にて
画家 宏二郎さんの両親の自宅である百年以上前に建てられた古民家を改修した「宏樹庵」と、アトリエとして新築された「幸明館」の2か所で開催されている絵画展。
今回の特別企画は、平生町で、「こびとのおうちえん」とオールタナティブスクール「地球子舎(てらこや)」を主宰する大下充億さんと宏二郎さんとのお話し会「自然の聲を聴く」。
子どもと接する時や絵画を制作する中、日常生活を通じて感じる自ずと然ることについて、その聲を聴いて、表に出すこと、それがお互いに影響を及ぼして循環していくことなど、興味の尽きないお話でした。
質疑応答含めて、2時間を超え、その後希望者は近くでとれた筍(タケノコ)などをふんだんに使った軽食を取りながら少しだけ歓談して楽しいひと時を過ごしました。 にほんブログ村 にほんブログ村
1039_里山ひよじ村での稲作 播種など220417
[2022年04月18日(Mon)]
有機無農薬で、有志で協力しながら主に稲作を行っている「里山ひよじ村」での農作業。
今週末は、芽が出過ぎてしまって1週間遅れた播種(育苗用パレットにタネを蒔く)と苗床への静置が行われたので、私もちょっとだけ参加。
金土用にかけて準備された育苗用にタネ蒔きしたパレット。
あらかじめ耕して水平にした育苗場所にネットを張り、その上にパレットを置いては、コンパネで水平になるように抑えていきます。
静置できた場所には、保温などのためにネットをかけていって、洗濯ばさみで固定していきます。
私が帰った後に、無事終了したようです。
今後は苗が育つのを待ちながら、畦の草取りや代掻きを行っていきます。
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Posted by 村夏至 at 05:15 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
27『TITAN チタン』2022広島バルト11にて4
[2022年04月17日(Sun)]
『TITAN チタン』 (監督:ジュリア・デュクルノー、出演:バンサン・ランドン、アガト・ルセル、ガランス・マリリエール、ライ・サラメ、108分、2021年、フランス・ベルギー合作映画)
2022年、映画鑑賞26作品目にして、劇場での鑑賞4作品目。
子どものころに父親の運転する自動車で交通事故にあい、頭蓋骨にチタンのフレームを埋める手術を受けた女性の、不思議な運命を描いた物語。
幼いころから自動車のメカに取りつかれ、モーターショーのダンサーとなった主人公は、やがて罪を犯してしまい、逃避行の中で、10年前に息子が行方不明になって精神が不安定になって一人暮らしをしていた消防士の隊長に息子と思い込まれて、同居生活を始めることになる。
そして自動車を偏愛する主人公の身体に起きていた異変は徐々に・・・。
痛々しい暴力的なシーンがあり、そういうのが苦手な人にはおすすめできません(ちなみにR15+)。
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『文学部の逆襲―人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」』
[2022年04月16日(Sat)]
『文学部の逆襲―人文知が紡ぎ出す人類の「大きな物語」』 (波頭亮著、2021年、ちくま新書)
予想してたのと、かなり違う内容の本でした。
前半の二章で、近代社会を引っ張ってきた資本主義と民主主義の行き詰まりについて概観していています。資本主義は、小さな政府を志向する新自由主義によって格差を広げる方向に暴走してしまい、それを是正するはずの民主主義も、資本にとって政治献金やロビーイングも収益を得るための純粋な投資活動とみなされるようになって、政策や情報がコントロールされ、機能不全を起こしているのだと。そこは、おおざっぱな振り返りとしてはわかりやすかったのです。
その現状を打開する契機になるのが、AIの発展で、AIによって多くの仕事が人手を介さず行われるようになり、モノの生産も行われるようになり、AIは消費をすることはないので、その成果を人が消費すればよくなり、従来の労働から解放される。
その時考えればいいのは、再分配の方法と、自由な時間をどう過ごせばいいのかということになるので、そのためには、近年大学から文学部が廃止されるなど等閑視されてきている人文科学による人文知を生かして、いかに、遊び、交流し、芸術に勤しみ、真善美を為せばいいかを考えればいいのだ。だからこれからは文学部の逆襲に期待をしている、という論調なのです。
人文知がもっと生かされるべきであるということ自体は、注目されてしかるべきだと私も思うのですが、あまりに無邪気にAIを礼賛しているし、現在ますます疑われている「限りある地球上でそのまま成長していいのか」問いに対する考察もみられず、具体的な手立てがないので、希望的観測を述べているだけという印象がぬぐい切れない。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:16 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
招魂場の整備220409
[2022年04月15日(Fri)]
一般に、明治維新以降、体制側の立場に立って(内戦も含む)戦争で戦って亡くなった人を祀る記念碑を忠魂碑と言い全国各地で建てられ、その場所や神社を招魂場と呼ぶようで、(「平成の」ではなく)昭和の大合併の時に岩国市の一部となった私の住む元小さな村にもあります。
主に第二次世界大戦の戦没者の遺族会である郷友会によって維持されているのですが、会の高齢化により、私も所属するもう少しだけ若い世代の地域の環境整備を行う会も加わって、植栽の選定や草取りなどを春に行っています。
すでに桜は散りつつありました。
碑の周りに、戦没日と名前が記された墓標のようなものが立てられており、かつて調べたら、西南の役から第二次世界大戦にかけて187人の方が小さな村から出征し、戦死されたようです。
私自身は遺族にはあたらないので、直接的な関係はないのですが、全国各地で、忠魂碑の維持が難しくなっていると言われる昨今にあって、地域の歴史の一端として、彼らを神格化するのではなく、彼らが関わった戦地で亡くなったりけがを負った現地の人々や日本と戦った人々、そして、近くは終戦前日に岩国駅前の空襲や、8月6日に広島の原爆投下で亡くなったりけがを負った人たち、そして戦争で理不尽な目にあった人たちを同時に思い起こす契機となるしるしとして、維持していければいいのではないかと考えています。
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Posted by 村夏至 at 04:47 | 30歴史 | この記事のURL | コメント(0) |
1038_人肌発芽1か月後、育苗の状態220411
[2022年04月14日(Thu)]
昨年から開始日を3月11日にした人肌発芽による育苗。
4種類くらいのタネを、発芽するたびに育苗ポットに移していき、すべて発芽が終了したら次のタネを追加して温める感じで順次行っていて、全体ではこんな感じ(これまで発芽させたのは、ミニトマト7種、ピーマン、茄子(ナス)、食用鬼灯(食用ホオズキ)、小玉西瓜(小玉スイカ)、南瓜(カボチャ)です)。
最初に人肌発芽を始めたミニトマトは、だいぶん大きくなってきていますが、まだはたけに定植するには小さい(もう2、3週間はかかります)。
でも、すでに衣装ケース4個分を超えてしまったので、自宅で育苗してもらえる人にあげたりしてスペースを作る工夫をし始めています。
そろそろ温かくなって、衣装ケースに入れなくても大丈夫にはなってきていますが。
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Posted by 村夏至 at 04:15 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
26『コーダ あいのうた』2022サロンシネマにて3
[2022年04月13日(Wed)]
『コーダ あいのうた』 (監督・脚本:シアン・ヘダー、出演:エミリア・ジョーンズ、トロイ・コッツアー、エウジェニオ・ダーベス、マーリー・マトリン、ダニエル・デュラント、フェルディア・ウォルシュ=ピーロ、112分、2021年、アメリカ映画)
2022年、映画鑑賞26作品目にして、劇場での鑑賞3作品目。
夫婦と兄妹の4人家族のうち、妹だけが音を聞くことができる家族のお話。
家族は漁で生計を立てており、高校生の娘は、朝早くに起きて通訳も兼ねて漁を手伝ってから学校へ通うという忙しい日々を送っており、歌を歌うことが楽しみ。
思いを寄せる男の子と一緒になれると、合唱の授業を選択することになり、音楽講師にその才能を認められ、レッスンを受けることになるのだが、家族は漁業者の待遇改善のため組合を立ち上げることとなり、通訳として頼られることも多くなってで、音楽大学への進学もなかなか言い出せない。
つらく葛藤がありながらも、明るく個性あふれるろう者の家庭がリアルに描かれ、そんな中、娘は巣立ちの時を迎えることができるのか? にほんブログ村 にほんブログ村
1037_里芋(サトイモ)の最後の収穫、種芋の確保220410
[2022年04月12日(Tue)]
二株ほど植えたまま残していた里芋を、さすがに収穫。
もう、次期に向けてはたけづくりもしないといけないので。
芽が出始めているかもと思っていたのですが、まだそうでもありませんでした。
種芋用に何個か置いて、あとはみそ汁の具などに使います。秋口の収穫初めのころのみずみずしさには若干及びませんけど、十分おいしい。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:42 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
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