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金木犀(キンモクセイ)の花979_カリフォルニアワンダーは実だけでなく全体も大きい
今年、前育てたときのことを覚えていないくらい久々に育てている、カリフォルニアワンダーという品種のピーマン。
通常のピーマンに比べて(重さが)何倍も大きく、そして肉厚で食べ応えがあります。 下の方の葉っぱは手のひらを拡げたより大きくなるものもあることは以前書いたのですが、株全体も大きくなり、一番高く伸びているところは、私の背の高さを越えて2メートル近くになっています。 個人的な嗜好で言えば、実が大きくなる分時間がかかるし、ちょっと肉厚すぎるので、今まで育てているニューエース(通常の大きさだけど、丸っこくて若干肉厚)という品種が気に入っています。 寒くなってきましたが、ノーマルサイズのピーマンと共に、もうしばらく楽しめそうです(強い寒波が来なければ、例年だと12月手前くらいまで)。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 68『ひらいて』2021広島バルト11にて21
『ひらいて』
(監督:首藤凛、出演:山田杏奈、作間龍斗、芋生悠、山本浩司、河合青葉、木下あかり、板谷由夏、田中美佐子、萩原聖人、121分、2021年、日本映画) 2021年、映画鑑賞68作品目にして、劇場での鑑賞21作品目。 綿矢りささんの同名の小説を、その小説を映画化したいと10年来思っていたという若手監督が実写化した作品。 受験を控えた成績もそこそこよく、リーダー的な部分もある高校3年生の女の子が主人公。高校1年の時からひそかに自分だけが好きだと思っていたけど言い出せずにいた男の子が、実は、それほど目立たない女の子と表面的にはわからないように文通をして付き合っていたことを知り、心の中がざわめき、以外な行動にでてしまう。 青春期のどうしようもない心の揺らぎを、そして、起こしてしまった行動やふれあいの中で、お互いにひらかれ、変わっていく部分があることを感じさせる。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 978_遅植えロロンの収穫
通常は南瓜(カボチャ)は5月にはたけに定植しています。
2か月弱遅れの7月初旬に、バックアップで苗のまま置いていたロロンという南瓜(カボチャ)の苗を、薩摩芋(サツマイモ)を植えているはたけの空きスペース(通路的なところ)に、耕すこともせず、植えるところに穴を掘って水をまいて植えてみました。 何とかツルは伸びてきたものの、勢いがあまり良くならず、なかなか実がならなかったところ、ようやく9月になって実りはじめました。 そして、10月24日、芋の収穫に合わせて、収穫することにしました。 最初に成った実は9月下旬にこんな状態で、 大きくならずに、収穫時はこんな感じ。 もう二つ成っていて、少し大きめにはなったのですが、形はいびつ。多分食べるには問題ないでしょう。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 『チリンとドロンのコンサート』211127977_里芋(サトイモ)の今年最初の収穫今年の芋掘り211024
今年も、子どもたちに呼びかけて芋掘りをする時期がやってきました。
12月から始める焚き火遊びの焼き芋に使う薩摩芋(サツマイモ)の確保が大きな目的なのですが、何の加減か今年は焼き芋にするには大きすぎる芋が多い。 というわけで、いつも行っている現場で掘りたての芋を使った焼き芋も、大きなのでやってみました。 経験上、頃合いの芋では30分でいい感じになるところ、50分くらいかけてみたところ、やはり、大きいと火が通るのにそれくらいはかかるようです。 ここ数年は、焼き芋に適していると言われている「紅はるか」という品種を育てていて、堀りたてでも、色味もいいし味もいい。 芋掘りに飽きた子は、いつものように、蛙(カエル)やミミズ、蟹(カニ)などを見つけて楽しんだりしてました。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 976_今年唯一苗から育てている唐辛子が豊作
年間で数えると30種類くらいの野菜を少しずつ育てています。最近では趣味が高じて基本的にタネから育てていて、園芸店で珍しい種類の野菜を見かけるとたまに苗を買うくらいです。
今年は、久々に唐辛子(トウガラシ)を育ててみようと思い立ち、しかし、すでにタネから育てるには時期が遅かったので、唯一苗を2本買ってみました。 なぜかと思うほどよく育って、すでに麻紐で結んだ飾り的なものやそのままを知り合いにあげたりしています。 あらためて思うのは、唐辛子というのはたくさんできる割に、そんなに使うわけでもないのですよね。1株でも十分だったのですが、やはり、うまくできなかったときのために最低2本はと思ってしまいます。 そして、寒くなってきたのに、ここにきて花盛り。 どこまで寒さに耐えて結実してくれるのか楽しみです。これからの実はたぶんできても小さめになるでしょう。 すでに何度か収穫して、1か月以上部屋の中で干していたのはこんな感じになっています。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 975_芽キャベツの葉の裏に亀虫(カメムシ)?の卵狭い舗装路地の真ん中で見えない敵にファイティングポーズをとる蟷螂(カマキリ)
秋になってくると、アスファルトの上によく蟷螂をみかけます。
繁殖行動を終えて、方向感覚とか若干衰えてきているのではないかという気がします。 今朝も、通勤途上の狭い路地の真ん中で、何もいないほうに向かってファイティングポーズをとっているのがいました(カメラを向けたからこういう腕を前に出して羽根を半開きにした状態にしたのではなくて、最初からこういう姿勢だったのです)。 そうこうしているうちに、きっと足元に気を払わずにすたすた歩く誰かに踏まれて息絶えてしまうのです。 そして、つぶれた宿主の隣には、行き場をなくした針金虫(ハリガネムシ:蟷螂の寄生虫)が体から出てきて傍らで死んでいるのです(広めの道路にも、車にひかれてしまった個体をよく見るようになります)。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 974_小松菜(コマツナ)、大根(ダイコン)、蕪(カブ)の芽
毎年10月下旬にタネ蒔きをする菜っ葉系の3種。夏にも欲しいのですが、温かい時期には青虫にボロボロに食べられてしまうので、だいたいこの時期からになしています。
今年は、天気予報で週末から急に秋になるとのことだったので、少し早めの10月16、17日の土日行いました(さらに小さな畝を作ったので、来週にも蒔く予定)。 すると、予定通り火曜日の朝には一斉に芽が出始めました。 この3種は、数年前に知り合いからもらった在来種のタネを秋に蒔いて、出来のよさそうな株を残しておいて初夏にタネを採るという自家採種をしているものです。徐々に土地に合ったものになりつつあるはずですが、それほどの実感は今のところありません。 それでも、循環している感が心地いい。 間引き菜をみそ汁の具にしたりして食べながら成長を楽しみます。 さらに、2日後の木曜日にはよりしっかり出てきていました。 タネが大きめの大根は、双葉も大き目。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」
投票率の低下が言われて久しいです。最近の衆議院選挙では5割程度で、半分の人は選挙権を行使していないことになり、特に若者の投票率が低いといわれています。
これは、子どものころからの主権者教育が不十分であることなどいろいろな問題が絡んでいて、私たちの生活に直接かかわっている政治の話題が日常会話の中にあまりのぼってこなくて政治に無関心になりがちになっていることなど、悪循環を起こしていることもあるので、一朝一夕に変えられるものではないとも考えられます。 しかし、直接的に政治に声を届ける権利が半分も行使されないのはあまりにもったいない。 今回の衆議院選挙の投票に関して、「広告でも政府の放送でもなく」、「僕たちが僕たちの意思で作った映像です」と14人の俳優、ミュージシャンがそれぞれの投票に対する思いをリレー形式で語りかける動画「VOICE PROJECT 投票はあなたの声」がyou tubeに投稿されています(長さは、約3分半)。 各政党や候補者の主張は、衆議院選挙の特設ページや各政党・候補などのホームページなどで調べることができるので、この動画をきっかけに、少しでも自分の考えに近い候補や政党に、多くの人が一票を投じてほしいと思います。 この動画に共感したら、「#わたしも投票します」をSNSでシェアしてほしいとのこと。 参加している俳優、ミュージシャンは50音順で、この14人。 秋元才加、安藤玉恵、石橋静河、小栗旬、コムアイ、菅田将暉、Taka(ONE OK ROCK)、滝藤賢一、仲野太賀、二階堂ふみ、橋本環奈、前野朋哉、ローラ、渡辺謙 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 『ハダカデバネズミのひみつ』『ハダカデバネズミのひみつ』 (岡ノ谷一夫監修、2020年、株式会社エクスナレッジ) アフリカの熱帯乾燥地帯の地中に穴を掘って集団で暮らす体長10センチ程度の齧歯類。人間のようにほとんど裸で、哺乳類としては珍しく、蟻(アリ)などに似た「真社会性」の生活をしている。 私は、現在はハダカデバネズミの研究からは退いて本来の言語起源研究を行っている岡ノ谷さんの『「つながり」の進化生物学』で初めてその存在を知り、以来、頭の隅でいつも気にしています(というのも、子どものころから気になっていた「ヒトはなぜ体毛がほとんどないのか」という疑問を私の中で再燃させるきかっけとなる生物だったからです。そのことについては、ある程度まとめて中間報告をしているので、ブログ内検索で)。 この本では、主に日本でのハダカデバネズミ研究の30年について、ふんだんに使われた写真とともに概観できるようになっています。 その小さな体に似合わず、30年くらい生き、がんになりにくい体質であることや、17種類の言葉を駆使してコミュニケーションをとっていること、低酸素状態でも生存できたり無酸素状態でも18分生きていられるなど興味が尽きない特質を持っているようです。日本でも、関東以東になってしまいますが、4つの動物園などの施設で実際に見ることができるのだそう。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 973_ロマネスコと芽キャベツの生育状況
今年初めて(タネから)育てているロマネスコと、タネから育てるのは初めての芽キャベツ。
ともに、タネを育苗ポットに蒔いたのは8月15日。そして、はたけに定植したのが9月11日。そして、タネ蒔きからほぼ2か月後の10月17日。 虫の食われ方や育ち方はかなりばらつきがあるので、一番育ちのいいのを写真に撮ってみました。 ロマネスコと、 芽キャベツ。 長引いた残暑が突然終わり、秋らしく涼しくなってきたので、毎朝の蝶の卵や幼虫の駆除から解放されて、花芽や結球する側芽(脇芽)が育ってくると思います。 芽キャベツは、主枝が伸びてきて、側芽(脇芽)の赤ちゃんが見えてきました。 ついでに、9月1日から育苗ポットにタネを蒔き、9月23日にはたけに定植したブロッコリーの育ちのいいのは、こんな状態です。 ちなみに、育つ途中で枯れてしまったときのバックアップで育苗ポットのまま軒下で育てている苗はこんな感じで、はたけに植えて根がのびのび伸びて栄養を吸収できるのとそうでないのの差は歴然。 ロマネスコ、 芽キャベツ、 ブロッコリー。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 972_里山ひよじ村の稲刈り『コロナ後の世界を生きる―私たちの提言』
『コロナ後の世界を生きる―私たちの提言』
(村上陽一郎編、2020年、岩波新書) 2020年7月に出版されているので、新型コロナウイルスの国内での第一波のピーク(2020年5月はじめくらい)かその前くらいに書かれており、テーマを T 危機の時代を見据える U パンデミックに向き合う V コロナ禍と日本社会 W コロナ禍のその先へ の4つに分けて、24人の歴史、医療、教育、文学など様々な立場の人から短い提言を寄せてもらったもの。 その時点で、海外(主にヨーロッパ)ではすでに多くの感染者・死者を出していたものの、日本ではそれに比べると状況が抑えられていた時に考えられていたことが、第5波がようやく収まってきた現在にあっても、それほど色あせていないことがわかります。 これまでも、歴史上何度もパンデミックはあったわけですが、これほど世界的なレベルで一気に拡がったことはなく、様々な問題が浮き彫りになっており、必要なこと必要でないこと、変わるべきこと変わらないでもよいことなどを考えていきたいと思います。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 971_1年経過した薩摩芋(サツマイモ)の意外な姿
今年も薩摩芋の試し掘りをして、子どもたちに呼びかけて本格的な芋ほりをする日も近づいていたところで、昨年の芋がちょっとだけ残っていたのを思い出しました。
例年は、腐ってしまうので夏までには処分するのですが、今年はたまたま忘れてしまっていました。 何個か残っていたのを恐る恐るくるんでいた新聞紙から出してみると、もちろん腐っていたのもありながら、芽がでているのも。 芽が出始めて、大きく育たずに、そのままの状態をキープしている感じで、芋自体もしっかりしています。それが何個かあるのです。 新聞紙にくるんで段ボールに入れて部屋の中に置いていただけなのに、恐るべき生命力。 中には、芽が出ずに、食べられそうなものまでありました。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 67『MINAMATA』2021サロンシネマにて20
『MINAMATA』
(監督:アンドリュー・レヴィタス、出演:ジョニー・デップ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子、ビル・ナイ、115分、2020年、アメリカ映画) 2021年、映画鑑賞67作品目にして、劇場での鑑賞20作品目。 チッソ水俣工場の排水内に含まれていた有機水銀が原因で、中枢神経が侵され、感覚障害などが起こる病気である水俣病。原因が特定された後も長い間会社側は責任を認めていなくて、現在でも認定問題など未解決の問題を抱えている。 1970年のころ、アメリカの著名な写真家であったユージン・スミスさんは、引退を考えていたところ、水俣病の取材を持ち掛けられ、最初は乗り気でなかったものの通訳のアイリーンさんとともに日本に来ることになる。 最初は反発されていたものの、徐々にコミュニティの中に入って取材を続け、世界的にも水俣病を知らしめるきっかけになったアメリカのライフ誌に掲載されるまでの過程を、人間味あふれる人となりも含めて描いた力作。 このところ、この映画がきっかけになってか、水俣病に関する報道を目にすることが多いような気がします。 水俣病については、学生の頃読んだ石牟礼道子さんの『苦海浄土−わが水俣病』がとても記憶にに残っています。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』
『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた』
(和田靜香著、2021年、株式会社左右社) 相撲・音楽ライターで、稼げないときには様々なバイトもしながら、いつも生きづらい不安を抱えて暮らしてきと語る著者が、コロナ禍の中、知り合いから映画を見て記事を書いてくれほしいと声をかけられ、政治家小川淳也さんを追ったドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』を見て小川さんと監督の大島さんにインタビューをして記事を書いたことをきっかけに、小川さんに質問をぶつけて作ることになった本。 もともと選挙などにも関心があった著者は、しかし、政治について詳しいわけではなく、最初こそ小川さんに圧倒されるが、インタビューの合間には寝る間も惜しんで関連本を読み、徐々に2人のやり取りは熱を帯びてくる。 テーマも、人口問題から、税金、社会保障、男女格差、移民、環境、エネルギー、沖縄、民主主義、幸福論など多岐にわたり、結構重たい話題なのだが、時に激情してしまう和田さんと、一筋縄ではいかない問題をできるだけわかりやすく紐解こうとする小川さんとのやりとりがなかなかスリリングで興味深い。 私も昨年この本のきっかけとなった映画を見ていて、ややこしい問題に実直に取り組みすぎて、結局取り残されてしまっている感が若干否めない印象を受けたのですが、この本で見せる小川さんの粘り腰はなかなかです。 この本で改めて感じるのは、好むと好まざるにかかわらず、政治というのは日常の生活に深くかかわっているものなので、様々な意見がもっと普通の会話の中で交わされるようにしたいものです。 折しもももうすぐ始まる(実質的には始まっている)衆議院選挙で香川県の香川第一区で小川さんは立候補(平井元デジタル大臣と維新の新人町川さんの三つ巴の予定)しており、選挙が終わるまでの様子をドキュメンタリー映画の第二弾として製作中のようで、目が離せません。 ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 970_プランターに人参(ニンジン)
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