|  |
 |
 |
2020年に観た私的映画ベスト10+20
[2020年12月31日(Thu)]
恒例になった年末企画。今年私が観た映画の中かから個人的にに良かった作品を勝手に選びます。今年の作品とは限りません。
今年は、自粛で広島に行かなかった時期があったので、117作品観ましたが劇場で鑑賞したのは57作品と、半分以上がレンタルなどになっています(そろそろテレビをネットにつなぐことを考えてもいいとは思っているのですが)。 そういえば、ミニ・シアターを支援するミニ・シアター・エイドに寄付したので、ネット上で観ることができる映画があるのですが、まだ1本しか観てないので、来年は観よう。
また、ベスト10は何となくいい順ですが、次点の20作品は、観た順になっています。
ベスト10
・『君が世界のはじまり』 ・『1917 命をかけた伝令』 ・『キャッツ』 ・『野のなななのか』 ・『スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話』 ・『ジョジョ・ラビット』 ・『アマンダと僕』 ・『ガーンジー島の読書会の秘密』 ・『タゴール・ソングス』 ・『パラサイト 半地下の家族』
次点20
・『男はつらいよ50 お帰り寅さん』 ・『博士と彼女のセオリー』 ・『セラヴィ!』 ・『さよならくちびる』 ・『シュヴァルの理想宮 ある郵便配達員の夢』 ・『ブラック・クランズマン』 ・『悼む人』 ・『ジニよさらば〜かむろば村へ〜』 ・『夏の終わり』 ・『ワンダーウォール 劇場版』 ・『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』 ・『なぜ君は総理大臣になれないのか』 ・『グランド・ジャーニー』 ・『お名前はアドルフ?』 ・『ジョーンの秘密』 ・『パブリック 図書館の奇跡』 ・『僕は猟師になった』 ・『この世界の さらにいくつもの 片隅に』 ・『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』 ・『燃ゆる女の肖像』 にほんブログ村 にほんブログ村
115『燃ゆる女の肖像』2020サロンシネマにて55
[2020年12月30日(Wed)]
『燃ゆる女の肖像』 (監督・脚本:セリーヌ・シアマ、出演:アデル・エネル、ノエミ・メルラン、122分、2019年、フランス映画)
2020年、映画鑑賞115作品目にして、劇場での鑑賞55作品目。
18世紀フランスの孤島に、絵描きの女性がやってくる。自死したと思しき姉の替わりに、望まない結婚を控えた貴族の娘の肖像画を描くために。
あまり心を開かない娘と、目的を伏せて散歩を共にする絵描きとの眼差しの交わしあいがやがて、恋に変わるとき・・・。
とにかく、全編が絵のような美しさ。
にほんブログ村 にほんブログ村
『手の倫理』
[2020年12月29日(Tue)]
『手の倫理』(伊藤亜紗著、2020年、講談社選書メチエ)
今年11月にはじまった「森田真生・生命ラジオ」の中で森田さんが、信頼と安心についてのお話の中で引用した本で、面白そうなので読んでみたのですが、触覚に関する論考を進めていて、私が2017年12月15日に『「ヒトはなぜ体毛がほとんどないか?」という疑問に関して考えていること(中間報告)』というタイトルで書いた記事に関連する参考文献の一つとして加えたい内容でした。
人が人に、さわる/ふれる、ことについて、「倫理」「触覚」「信頼」「コミュニケーション」「共鳴」「不埒な手」という6つの論点にわけて具体的な事例を示しながら論考していていろいろと面白い。何点か印象に残ったことを。
後天性の全盲で、かつ冒険派で盲導犬と二人だけでどこへでも出かけていたある女性の話。彼女は、ゆく先々で、たまたま出会う人の善意に頼らざるを得ないため、とてもリスキーに相手を信頼するということが常態化してしまったために、のちに夫となった人のことを3年間完全に信頼することができなかったというのです。もちろん、他人を完全に信頼することなんて本当はできないことなのかもしれませんけれども。
全盲のランナーと紐で結ばれた伴走者との不思議なコミュニケーションのことは、最近テレビなどでも時々取り上げられたりするのですが、直接接触していなくても、さらには、紐という全然しっかりしていないようなものでも(逆にその良さについても本には書かれている)、人同士って、共鳴できるというのは本当に面白い。
それにしても、この本のタイトルの『手の倫理』というのは、ちょっとわかりにくい。というか、最初のほうで、道徳との対比で倫理が書かれていて、私自身は、あまり道徳とか倫理というものを日頃考えていないなあと思ってしまった次第です。 どうも、道徳においては、「すべき」ことは無条件で「できる」ことを意味していて、しなければ「なぜしなかったのか」と責められるのに対して、倫理においては、「すべき」とは別に「できるかどうか」とか「すべきだができない」というふうに、自分なりの最善の行為を選ぼうとするなかでいろいろ考えていくことのようです。
その上で、「さわる/ふれる」という行為は主に手によって成され、あまりの距離感のなさのため時に、お互いの内部に入ってしまい、立ち位置が不確定になったり、知らない自分を発見することにもつながり、どうすればいいのかと考えざるを得ないことになるという意味で、『手の倫理』なのでしょうか?説明しようとするとわからなくなる。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 07:33 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
814_みんな集まれ!野菜の森、ほぼ最終形態?
[2020年12月28日(Mon)]
今年、はたけ仕事に余裕があったため、いたずらに、いろんな野菜を1本ずつ混植してみた部分。茄子(ナス)、ピーマン、モロヘイヤ、ミニトマト、バジル、枝豆、セロリ、ルッコラ(ルッコラは8月13日に追植)。手前のブロッコリーは、最近植えたものです。
植えた6月6日はこんな感じで、
2か月後の8月8日はこんな感じ。
そして、8か月以上後の12月20日にはこんな感じ。
モロヘイヤが独り勝ちという感じで、とても大きく立派に育ちました。
モロヘイヤやルッコラが部分的にやたら大きな葉っぱになったのも面白い。
今回、あらためて野菜同士が作る日陰というのも生育には大切なのかも(日が当たりさえすればいいというものでもない)ということがわかってきたし、うちのはたけならではの混植ベストミックスというのがあるのかもという気がして、今後の研究課題です。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:15 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
2021年1月の読むロバの会、課題図書は『わたしたちが光の速さで進めないなら』
[2020年12月27日(Sun)]
2021年、1月中 課題図書:『わたしたちが光の速さで進めないなら』(キム・チョヨプ著、2020年(原著は2019年)、早川書房)
ヒマールで毎月開催されていた読書会は、現在新型コロナウイルス感染拡大予防のため、課題図書を決めて、インターネット上か、店舗でのリアルな場所へ感想を書き込む形に変わっています。リアルに感想を言い合う場がないというのは、私にとってはいまいちモチベーションが上がらないのですけど、楽しんで読んでみたいと思っています。
今回の課題図書は、最近ひそかに出版ブームになっているらしい韓国作品の翻訳本で、SF作品のようで面白そう。
本はヒマールでも取り扱っています。
ちなみに、ここ数年恒例となった、12月には今年1年それぞれが読んだ本の中からおススメを紹介し合うという企画も、ヒマールのホームページに書き込むか、実店舗にメモを残す形になっていて、現在受付中。私もとりあえず1冊推薦してます。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:55 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
813_モロヘイヤのタネ採り
[2020年12月26日(Sat)]
ほかの野菜と混植で1本だけ植えていたモロヘイヤがとても大きく育ったので、タネ採り用に置いておいたところ、ようやくタネの鞘が全体的に茶色くなってきたので、タネ採りをしました。
根元はこんなに太くなっています。たった数か月で枯れてしまうのに、もはや木。
枝先には、こんな感じでたくさんのタネの鞘が。ちなみに、真ん中上のほうにあるミニトマトは、モロヘイヤの枝を伝ってツルが伸びてきたもの。
できるだけ大きい鞘を来年度に向けて収穫しました。先日タネの数を数えた記事を載せたように、1鞘で300粒くらいは入っているので、1鞘で十分なのですけど、来年はジュートの原料として作ってくれる人がいるかもしれないので、余計目に(それにしても多すぎる)。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:24 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
岩国しごと交流・創業スペース「Class Biz」が、2021年2月1日にオープンします
[2020年12月25日(Fri)]
岩国市がJR岩国駅から徒歩数分のところにあった元ゲームセンターの場所を借りて、広島で起業家支援や企業間ネットワークを進める潟\アラサービスに運営委託をして、コーワーキング&シェアオフィスを備えた『岩国しごと交流・創業スペース「Class Biz」』が、2021年2月1日のオープンに向けて改装が進んでいるようです(フェイスブックに様子があがっています)。
PCや書類を持ち込んでのワーキングスペースの時間貸しや、ビジネス拠点としての机やオフィスの月貸し、セミナーやワークショップ・グループ会議のできるレンタルルームなどを備え、専門家による企業相談や、チャレンジキッチンやチャレンジボックスによって、直接お客さんの反応を試すことができたり、起業を考える人たちがさらなる一歩を踏み出すための支援の仕組みがいっぱいです。
ここから楽しいことが生まれるといいなと注目しています。
詳しくは、ランディングページができていますので、そちらから。 入居者、スタッフともに募集しています。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:59 | 14社会変革 | この記事のURL | コメント(0) |
『俵万智 未来のサイズ』
[2020年12月24日(Thu)]
『俵万智 未来のサイズ』(俵万智著、2020年、角川書店)
俵万智さんはほぼ同い年で、何かと気になる歌人です。1987年発行の第一歌集『サラダ記念日』でその存在を知り、特に、東日本大震災を契機に住んでいた仙台から石垣島へ子どもと移住したことを知って、ツイッターから流れてくる日々の暮らしぶりをフォローしていました。
『未来のサイズ』は、今年発行された第六歌集で、まずは、今年に入ってのコロナ禍の日常を読んだ歌から始まって、石垣島、のちに移り住んだ宮崎での子育てにまつわる歌や、歌人や友人のこと、そして、恋の歌などが所収されています。
気に入った歌を十選んでみたのですが、多いので三つだけ。
発芽したアボカド土に植える午後 したかったことの一つと思う
なぜここに蝶がいるかはわからない「そんなものなの」「そんなものです」
抱きしめて確かめている子のかたち心は皮膚にあるという説 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:18 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
812_冬将軍到来でやられてしまった夏野菜たち
[2020年12月23日(Wed)]
12月中旬に急にやってきた冬将軍(もはや死語か)。
私の住んでいる瀬戸内海沿岸部では、真冬でも最低気温が零下になることはごくたまになので、最低気温零度近い低温が数日続くともう真冬という感じで、あっという間に野菜たちがやられてしまいました。
まず、通常は越さないのに、昨年一昨年続いた暖冬のため2度冬を越した食用鬼灯(食用ホオズキ)が一気に枯れてしまいました。
ミニトマトも、去年は(正確には今年)2月まで何とか収穫できていたのに、緑の部分がなくなってしまい、果実も透き通った感じになってしまい、厳しい状況。
最後までおいて置いた、遅く植えたつくね芋も、一気に地上部の葉が枯れてしまったので、収穫しました(思ったよりたくさん採れた)。
そんな中、元気な野菜は、元気そのもの。 ブロッコリーとセロリ(葱(ネギ)も元気)。
人参(ニンジン)と大根(ダイコン)、小松菜(コマツナ)、蕪(カブ)は間引いて汁の具にしていただきます(人参と蕪はほぼ完成形)。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:12 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
オペラシアターこんにゃく座 創立50周年記念公演<第一弾>
『オペラ 森は生きている』(新演出・オーケストラ版)210320
[2020年12月22日(Tue)]
2021年3月20日(土)13時開演(12時半開場) JMSアステールプラザ大ホール 料金:一般4500円、高校生以下3000円
わがままな女王の気まぐれによって、真冬の森の中に咲くといわれるマツユキ草を探しにいくことになってしまった<むすめ>は、<時間>をつかさどる1月から12月までの<月の精>たちに出会うことになり・・・
日本語がはっきりと聞き取れる日本ならではのオペラを目指して結成されたオペラシアターこんにゃく座。舞台上に配置された楽団による生演奏と、俳優たちの生の声と歌声によって演じられ、とくに複数人による合唱はとても美しく、これまで何種類もの演目を鑑賞させてもらっています。
中でも『オペラ 森は生きている』は、定番演目で、私は3回くらい鑑賞しています。通常の演奏はピアノだけでそれでも素晴らしいのですが、今回は創立50周年を記念した新演出を、12人のオーケストラで演奏するという豪華なもの。
これは、見逃すわけにはいきません。おススメです。
少し先の話なので、新型コロナウイルスが落ち着いてくれていればいいのですが。
オペラシアターこんにゃく座では、今年コロナ禍で中止になる公演も多かったため、存続のためにクラウドファンディングでの寄付も募集されていました(私は、並行して今も行われている直接の寄付を少ししたら、なんと手書きのお礼状が送付されてきました)。 にほんブログ村 にほんブログ村
811_俄然元気になってきたセロリ
[2020年12月21日(Mon)]
以前作ってみて、水食いで世話が大変だったイメージがあって敬遠していたのですが、友達から言われて久々に今年の4月中旬に人肌発芽と直播きで苗作りをはじめたセロリ。
真夏の8月には、枯れるのではないかと心配していましたが、秋になって寒くなってから俄然元気になってきました。タネ蒔きをしてから、すでに8か月が経過しています。
寒くなってくれば、水不足を心配する必要もありません(さすがにこのところ雨が降らないので、週末に潅水したりはします)。
葉と茎が一体となったような可食部分を採って少しずつ食べれば、新たな芽が出てくるので長く食べることができそうです。
苣(チシャ)の葉を欠きながら食べていくのと一緒ですね。
にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:32 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
『ガチガチの世界をゆるめる』
[2020年12月20日(Sun)]
『ガチガチの世界をゆるめる』 (澤田智洋著、2020年、百万年書房)
もともとスポーツが嫌いだった著者が、生まれきた自分の息子が目が見えない障害を持っていたことをきっかけに、障がい者スポーツに触れ、試合中に500歩しか動けない「500歩サッカー」(疲れやすい人も参加できる。もしくは、そういう人こそ活躍できる場合もある)など、ゆるスポーツと呼ばれる、誰もが楽しめるスポーツを開発するようになったことについて、その経緯や気持ち、取り組みなどについて書いてあるのですが、読んでいてとても楽しい。
ゆるスポーツは、競技スポーツとは違い、次の5つの要件を持っていて、みんなで新たに作り上げていくものです。
1 「老・若・男・女・健・障」誰でも参加できる 2 勝ったら嬉しい、負けても楽しい 3 プレイヤーも観客も笑える 4 第一印象がキャッチー 5 何らかの社会的課題の解決につながっている
そして、このゆるスポーツの考え方は、音楽にも進出して、今では多くの人が使い慣れているキーボードを使ったTYPE PLAYERを開発したり、さらには働き方や社会の在り方もゆるめていこうという壮大な構想に広がっていって面白すぎる。
規制の枠を「壊す」のではなくて、「ゆるめる」ことによって社会に本質的な変革をもたらそうという、これからの世界を考えていく大いなるヒントになる本です。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 07:30 | 02読書メモ | この記事のURL | コメント(0) |
810_雲南百葉(オカワカメ)って食べたことありますか?
[2020年12月19日(Sat)]
はたけ仕事をしていたら、ご近所さんから声をかけられて、珍しい野菜をもらいました。
オカワカメというらしいです。見た目は蔓紫(ツルムラサキ)に似ている(生え方も旺盛にツルを伸ばしている)ので、調べてみたらやはり同じツルムラサキ科でした。
肉厚で、おひたしにしたらいいよと言われたので早速やってみました。
さっとゆがいて、玉葱入りポン酢で。
少しぬめりがあって食感は嫌いじゃないです。ただ、私の嗜好の問題ですけど、ツルムラサキに比べると癖は少ないものの、似た独特の癖があり、積極的に食べたくなる味ではないかな。
とても栄養はあるようなので、少し残念。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 07:36 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
114『ぶあいそうな手紙』2020サロンシネマにて54
[2020年12月18日(Fri)]
『ぶあいそうな手紙』 (監督:アナ・ルイーザ・アゼヴェード、出演:ホルヘ・ボラーニ、ガブリエラ・ポエステル、ホルヘ・デリア、ジュリオ・アンドラーヂ、123分、2019年、ブラジル映画)
2020年、映画鑑賞114作品目ににして、劇場での鑑賞54作品目。
隣国のウルグアイからブラジルにやってきて長年暮らし、妻を亡くし、視力もなくしつつあり、人生も終わりを迎えるだけと日々の暮らしを送っていた独居老人の主人公。
ある日、ウルグアイの旧知の友人の妻から友人が亡くなったことを知らせる一通の手紙が届く。手紙の読み書きができない主人公は、犬の散歩のバイトなどでその日暮らしをする若い女性と偶然知り合いとなり、手助けを依頼することになる。
元カレとのいざこざなど、居場所のない女性は、周囲に危ぶまれながらも、主人公の家に出入りすることとなり、主人公と気のおけない隣人や、離れた所に住む折り合いの悪い息子とのやり取りが繰り広げられるかたわらで、若い女性に手助けしてもらいながらゆっくりと進んでいく手紙の往復。
なんともしみじみ暖かい作品です。 にほんブログ村 にほんブログ村
ノヴァの有機ドライフルーツの石畳
[2020年12月17日(Thu)]
特に信仰はないのですが、クリスマスシーズンが近づくと、シュトーレンを買って、薄切りにしてチビチビと食べたりするのは好きなので時々買ったりします。
今年は、グリーンコープのカタログに「ノヴァの有機ドライフルーツの石畳」というのが載っていて、むちゃ高だったのですけど、ついふらふらと注文してしまいました。
こだわりの有機ドライフルーツを、ただ押し固めただけというシンプルかつおいしいに決まっている商品(それぞれの濃厚な味わいがアンサンブルとなって感じられます)。ビジュアル的にもドライフルーツの層が美しい。
クラッカーにクリームチーズと薄切りの石畳。絶品です。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 05:15 | 17料理・食 | この記事のURL | コメント(0) |
809_ブロッコリーに花芽ができ始めました
[2020年12月16日(Wed)]
9月13日に育苗ポットにタネを蒔いて、10月11日にはたけに定植したブロッコリー。
順調に成長してくれて、というより、葉っぱがとても旺盛で、もう少し間隔をあけて植えるべきだったと反省するくらい。
そして、花芽のかたまり(食べるところです)ができはじめました。
こんな小さな状態から、むくむくと大きくなってくるのがいつもながら不思議。
それにしても、前も少し書きましたけど、少し遅れて隣の畝に植えた苗は最初から虫に食べられて成長もままならない状態。
ほんの数十センチの場所の違いなのに。タイミングや土の加減なのかこれもまた不思議。
急に寒波がやって来たので、これからはあまり虫たちの食害にはさされないはずです。復活して欲しいと思っています。寒さ自体はそんなに好きなわけじゃないですけど、冬野菜は無農薬でも虫の被害が少ないのがメリット。
にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 04:43 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
365日の衣 展に行ってみた201213
[2020年12月15日(Tue)]
11月に宏二郎展が行われた幸明館(岩国市黒磯町2-71-29)で行われている「365日の衣 展」に行ってきました。
東京で、服飾デザイナーをしていた宏二郎さんのパートナーである藍さんの岩国での初めての展示会。3年弱前に岩国に移住してから一時はリモートワークもしていたそうですが、今は独立し、従来は季節にあわせて目まぐるしくかわる流行の服のデザインをし、自らもTPOに合わせたいろいろな服を使い分けていたものの、在宅での仕事・生活や、はたけ仕事などがメインにという生活様式の変化とともに、デニム生地を使った自分の日常使いの長く使える服などをデザインするようになったとのこと。
ワンピース、エプロン、作務衣などの展示、試着のほか、宏二郎さんのルッコラの線画(原画も展示されています)を使ったトートバック(ジンバブエ綿や、クラシックリネン(古いリネン生地。使い古したものなどもあるのでしょうが、今回使われているのはフランスの倉庫にしまわれていて使われていなかったデッドストックもの)などの展示販売もあります。
トートバッグだけ写真で紹介。
ちなみに、ブランド名のsowghtは、「タネを蒔く」という意味のsowと、「考え」とか「想像力」という意味のthoughtを組み合わせた造語だそう。sow(ソウ)という音自体も、草などに通じて好きなのだとか。
14・15日はお休みで、会期は16日(水)から20日(日)(11時〜17時までの残り5日間。事前予約制ですので、予約をしてご来場ください。 にほんブログ村 にほんブログ村
「ウィリアム・モリス 英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡」201106〜1220
[2020年12月14日(Mon)]
2020年11月6日(金)〜12月20日(日)9時半〜17時(入館は16時半まで) 周南市美術博物館にて 観覧料:一般1100円(1000円)、大学生800円(700円)(()内は前売り、団体)、18歳以下無料
19世紀イギリスを代表する芸術家の一人で、デザイナーという職業が分化していくころに活躍し、「モダン・デザインの父」とも称されているウィリアム・モリスさん。同時に、手仕事から生まれる自然の美しさを生活の中に取り入れた「アーツ・アンド・クラフツ運動」(日本での、柳宗悦さんらによる民芸運動にも影響を与えたといわれている)の先駆者とも言われています。
ウィリアム・モリスさんには個人的に思い入れがあるので観に行きたいけど、気づくのが遅すぎたので、日程的に無理か。 にほんブログ村 にほんブログ村
岩国ゆかりの若者のデザインが賞を取り、製品化されました「ひとひらのおろし金」
[2020年12月14日(Mon)]
知り合いの息子さんが、「2019若monoデザインコンペティション燕Vol.3」において大賞を受賞し、新潟県燕市にある株式会社ツボエが製品化されたのを聞き、さっそく手に入れました(東急ハンズやロフトなどでも扱っているようです。10色展開)。
手のひらに乗るサイズで、曲がりがちょうど指に引っかかるようになっているので、手のひらですりおろしている楽しい感覚。
曲がりはフックにもなるので、台所のちょっとした棒などに引っ掛けることができます。山葵(ワサビ)や大蒜(ニンニク)、シナモンなど、ちょっとしたものをすりおろすのに便利です。
早速、びんちょうまぐろのタタキのポン酢に大蒜をすりおろして楽しんでみました。
origami シリーズとして展開していく予定だそうです。ますます活躍の場が広がるといいですね。
にほんブログ村 にほんブログ村
808_縞綱麻(シマツナソ)=モロヘイヤ
[2020年12月13日(Sun)]
今年に入って、モロヘイヤの別名が縞綱麻であり、ジュートの原料になるということを知ったので、編み物をする知り合いに話してみたら、がぜん興味を持ってくれて、収穫が終わって秋に落葉したモロヘイヤを数本根こそぎあげました。
すると、最近報告が。
まず、乾燥させて、皮を剥き、
三日ほど水に浸しておいたものを、5ミリ幅くらいのテープ状に裂いて、
まとめて、アルカリ溶液(重曹をつかったそうです)で煮ます。煮る時間は、諸説あるようです。
すると、ずるずると皮が取れていって、流水でじゃぶじゃぶするとピカピカの繊維が。
それを指先でひたすら縒っていくと、細縄のできあがり。
ちなみに、次の写真は苧麻という草からとった繊維でつくったものですが、こういったものを作ってみようと考えているそうです。
すごい! 持つべきものは知り合いだと本当に思います。自分ひとりじゃ、モロヘイヤの幹から繊維が取れると知っても、何も起こっていなかったでしょうから。
さらに、はたけに残っていたモロヘイヤを軽トラで持っていきました。あまり上に伸びすぎると収穫しにくくなるので、上の方は摘んでいくのですが、それでも背の高さよりも高くなって、軽トラの荷台に斜めに入れてジャストサイズ。
1本だけ特別によく成長したモロヘイヤはタネ取り用にもう少し置いておきます。 にほんブログ村 にほんブログ村
Posted by 村夏至 at 06:31 | 03はたけ通信 | この記事のURL | コメント(0) |
|
 |
 |
 |
|