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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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福山市の仙酔島で久々の句会2002

[2020年02月29日(Sat)]
二十数年まえから、少人数の友人で時々開催している句会。もともとは友人の中の一人が小林恭二さんの『俳句という遊び』(岩波新書)を読んで感動したのがきっかけ。これまで関西から山口県東部にかけての何か所かで開催しています。

何回目で何年振りか覚えてないのですが、今回は映画『崖の上のポニョ』のモチーフになったことでも有名な鞆の浦の雛祭り観光をして、対岸にある仙酔島(昔仙人がその風景に酔いしれて伏して島になったという言い伝えがある)に宿泊し、江戸風呂などを楽しみながら句作を練るというもの。

あらかじめ出された兼題一題と、みんなが出会ったところで出された席題三題+自由題、合計五題。夕食終了後までに投了(一題に複数投句することも可)。題を出した人が題ごとに1枚の紙に句を清書していき、題ごとに一人正選(一押し)一句、逆選(ダメ出し)一句を選んで〇×を付け、題ごとに生選、逆選理由を述べながら各句の評をしていって、誰の句かを明かしていくというもの。最終的に、生選(+1)・逆選(−1)を集計して得点の多い人が優勝という趣向。

細かな具体的内容は書きませんが、何度やっても面白い(メールでの参加者もあり)。知り合い同士なのである程度誰が書いたのか想像してしまうものの、必ずしも当たらないし、基本は誰かでなくて、内容を考えて、ここがいいとか嫌だとかを意見しあうのが楽しい。

翌日は、仙酔島をのんびり散策したり、再度鞆の浦を観光したりして解散。

それぞれの現況を話したりして旧交を温め、リフレッシュしました。

宿からの瀬戸の夕暮れ。


200223仙酔島.JPG

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読むロバの会(読書会)3月のテーマは「結婚生活」200318

[2020年02月28日(Fri)]
2020年3月18日(木)18時〜(1時間程度)
課題図書:『死の棘』(島尾敏雄著、新潮文庫)
     『異類婚姻譚』(本谷有希子著、講談社文庫)
     『アンの夢の家』(モンゴメリ著、新潮文庫)
ヒマールにて
課題図書のいずれかを読んで、1ドリンクの注文で誰でも参加できます。

200318読むロバの会.JPG

2月の読むロバの会は、アメリカの作家トニ・モリソンさんの作品をどれか1作品読んで感想を言い合うという趣向で、1冊しか読んでないのに、ほかの人の話を聞いて何冊か読んだ気になれたり、作者の作品の共通した部分を感じたり、面白いものでした。

3月は、「結婚生活」というテーマで選ばれた3冊のどれかを読んで、それぞれ感想を言うという趣向です。写真では、『死の棘』はハードカバーになっていますが、これは急遽図書館から借りてきたもので、読むロバの会では、参加者の負担を考えて基本は文庫で手に入るものという形で行っています。

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YUZURUくんマステをもらった200223

[2020年02月27日(Thu)]
新しく私のコレクションに加わった(知り合いからもらった)マスキングテープを紹介。

200224ゆずるマステ01.JPG

200224ゆずるマステ02.JPG

大阪は箕面市のゆずのキャラクター(正式な名前は、滝の道ゆずる)。箕面市というと、農業のイメージはないと思いますが、ゆずの名産地でもあるのだそう。


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Guatemala no Iro 200229〜0322

[2020年02月26日(Wed)]
2020年2月29日(土)〜3月22日(日)12時〜17時
お休み(3/5・8・12・19)
Gallery Wa(ライブデポ1F、岩国市岩国2-4-3)にて

200229~guatemala no Iro 01.JPG

200229~guatemala no Iro 02.JPG

STUDIO WWWOOLを主宰する佐古さんが、この2月にお師匠さんと2週間くらいグアテマラに行って編み方を実地で教わったりしながら、現地で買いそろえた手仕事品の展示販売と、グアテマラの棒による織りの体験(要予約)が開催されます(現地での様子がインスタグラムで流れていました)。

2、3年前に同様の展示があったときはお師匠さんが展示会場に来ていて、興味深いお話をいろいろ聞いたのですが、そのとき印象に残ったことを、一つだけ書いておきたいと思います。

グラテマラの織物はそれぞれの村ごとに特徴のある多彩な柄になっています。しかし、それはかつて支配者が、民衆が団結しないために行った分断政策のせいでもある。そして、多彩な色の糸が使えるようになったのは、1960年代以降で、それまでは、色を使えていたのは上流階級だったそう。それでも、現地で織り方を習いながら色を選んでいる様子を見ていると、色を選ぶのが一種のセラピーのようになっていることを感じたりして、歴史のことなど背景を知ると、必ずしも肯定できない複雑なことがあるけれども、このままではなくなってしまいそうな文化としてのグアテマラの織物を後世につないでいきたいと思ってグアテマラに10年以上通い続けているのだそう。

佐古さんの現地でのお話を聞きながら、展示品を見させてもらうのが楽しみです。


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13『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ 前編』2020八丁座にて12

[2020年02月25日(Tue)]
『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ 前編』
(原作:宮崎駿、脚本:丹羽圭子・戸部和久、出演:尾上菊之助、中村七之助、尾上松也、坂東巳之助、尾上右近、184分、2020年、日本記録映画)

2002風の谷のナウシカ歌舞伎.JPG

2020風の谷のナウシカ相関図01.JPG

2020風の谷のナウシカ相関図02.JPG

2020年、映画鑑賞13作品目にして、劇場での鑑賞12作品目。

昨年12月に興行されて好評を博した新作歌舞伎を映画として鑑賞できるようにしたもの。

『風の谷のナウシカ』といえば、私が学生の頃の作品なので改めて調べてみると、映画版は1984年公開だったのですね。もう36年も前なわけです。当時特に環境問題に関心を持っていて、その時の問題意識にぴったりだったのでとても感銘を受けたことを思い出します。

私自身は、あまり歌舞伎にはなじみがないので、見ていて最初とまどいがありましたが、所作や言葉遣い、唄の入り方など慣れてくるにつれて、面白さが増してきたように思いました。

特に感じたのは、全部で6時間くらいの演目になっていて、その前半の3時間分を観たわけですが、映画に描かれていた部分は前半の前半で終わって、映画化された後の物語のほうが長くなっていて、より深い話になっていることでしょうか。あらためて、全7巻のコミック版を読み直してみようと思わせました。

クシャナ殿下が、演者と相まってとても魅力的に描かれているところも面白い。

後半も観たいと思うのですが、2月28日からの1週間しかなくて、日程的に難しいなあと悩んでいるところです。

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「数学の演奏会in厳島」に参加してみた200215

[2020年02月24日(Mon)]
独立研究者である森田真生さんによる「数学の演奏会」。周防大島で開催されている同会には何度か参加しているのですが、そのほかの場所ではどんな雰囲気なんだろうと思って、広島で開催しているものに参加してみることにしました。

これまでは横川のお寺で行っていたらしいのですけど、今回は趣向を変えて宮島での開催。

サラスバディという五重塔の近くにあるおしゃれなカフェの2階を借り切って。

場所と参加者が変わってちょっと雰囲気が変わってはいたものの、いつもながら、数学の歴史を紐解いたりしながら、今を生きていく上で考えていることについてなど刺激的な話を楽しませてもらいました。

(聞いた中から自分で思ったことも含めた書いた個人的な)メモ

例えば、自然数しかなかったところに、数式を導入することによって「マイナスの数」というものがでてきてしまって、当初は意味がわからなかったが、数直線というアイデアによって多くの人が受け入れるようになったと、いうふうに、意味の分からないものに辛抱強くつきあっているうちに新しいアイデアができて世界が広がっていくというふうに数学は発展してきた。

そうやって、近代科学はわかる範囲を広げてきたとも言えるが、そのわかる範囲をその他と分けてきれいな状態(理詰めでコントロールできる?)に保とうとすることを追求した結果、実は、いろんなものは思っていた以上に分かちがたく関わっていることがわかってきて、区分けすること自体に限界が来ていて、そのことに多くの人が気づきつつある。

自分以外のものと対話してまざりあっていくことによってのみ、自分が自分であり続けることができる。


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694_はやくもアスパラガスの芽がでてきました200222

[2020年02月23日(Sun)]
雨のため今期3回目の「焚き火で遊ぼう」が中止になってしまいましたが、昼からはいい天気になったので少しばかりはたけを。

一部残して、ようやくミニトマトを引き上げて、支柱を取り去りました。

ふと見るとアスパラガスの芽が早くも出始めてます。例年だったら3月中旬以降のように思います。

200222アスパラ01.JPG

少し大きくなっているのもありましたが、こちらは数日前のこの冬一番の寒さで痛んでます。

200222アスパラ02.JPG

遅くに苗を植えたブロッコリーは、まだまだ小さい。

200222ブロッコリ.JPG

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12『T-34レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版』2020イオンシネマ広島にて11

[2020年02月22日(Sat)]
『T-34レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版』
(監督:アレクセイ・シドロフ、出演:アレクサンドル・ペトロフ、イリーナ・ストラジェンバウム、ビツェンツ・キーファー、ビクトル・ドブロヌラボフ、アントン・ボグダノフ、ユーリイ・ボリソフ、139分、2019年、ロシア映画)

1912レジェンド・オブ・ウォー.JPG

2020年、映画鑑賞12作品目にして、劇場での鑑賞11作品目。

第二次世界大戦末期、ナチス・ドイツの捕虜となってしまったソ連の戦車士官が、ドイツ軍の戦車戦訓練のため、捕虜の中から戦車戦に適した兵士を選び、摂取されたソ連の戦車T-34を整備し直すことを命ぜられる。

満を持して迎えた訓練の日、戦車一台での無謀な脱出劇が繰り広げられる。

戦車戦のマニアックな世界を、特殊撮影技術を使って迫力満点に再現しつつ、主人公と収容所での通訳をさせられていた女性との恋ばなもからみ、はらはらドキドキのエンターテインメント作として楽しませてもらいました。

昨年公開されたものに26分を追加したダイナミック完全版。

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岩国徴古館企画展「岩国の街道」〜200308

[2020年02月21日(Fri)]
2020年1月12日(日)〜3月8日(日)9時〜17時
岩国徴古館(岩国市横山2-7-19)
入館無料(月曜休館、月曜が祝日の場合は翌日)

200112~0308徴古館展「岩国の街道」01.JPG

200112~0308徴古館展「岩国の街道」02.JPG

錦帯橋ちかくにある岩国徴古館の企画展示。
今回のテーマは、「岩国の街道」。

岩国の城下町は、山陽道のメインから少し外れてしまっていますが、流れにくい錦帯橋があったために、増水時のバイパスとして使われたり、錦帯橋が有名になると、錦帯橋を見るために通りかかることもあったようです。

徴古館に所蔵されている古文書や古地図をメインにした展示。結構面白いです。


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『言葉の魂の哲学』

[2020年02月20日(Thu)]
『言葉の魂の哲学』(古田徹也著、2018年、講談社選書メチエ)
1912言葉の魂の哲学.JPG

昨年の周防大島で開催された、「数学の演奏会」で講師の森田さんが紹介していた本。

一つの文字をずっと見続けたり、書き続けたりすると、突然単なる線の寄せ集めに見えてきて意味を感じられなくなる「ゲシュタルト崩壊」や、逆に見慣れていたはずの言葉にふと魂が入ったように感じる「ゲシュタルト構築」の例や、それにまつわる文学作品を手掛かりに、言葉が現実を完全には表現しえないことを前段にして、

1900年代の初めごろに主に活躍した哲学者ルートウィヒ・ウィトゲンシュタインさん(1889〜1951)と、作家でジャーナリストのカール・クラウスさん(1874〜1936)の言語論を、魂のこもった言葉とは何かということに焦点を当てて掘り起こしています。

言葉は、長年使われてきて複雑な背景があるので自律的な面を持っていて、人為的に意味を限定したり、語数を単純化したりすることはできないけれども、それを使う人が言葉を選び取る不断の努力をしていかないと、簡単に中身のない常套句によって、思考停止になり、敵意や差別意識を拡大させてしまう危険性があるということを、現在の言葉の状況にからめて強調しています。

日々わずかとは言え、文章を書いている私としても、ついつい紋切り調の言葉を使ってしまいがちになるので、気を付けないといけないなあと反省。

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693_大みそかに青い中玉トマトを収穫して玄関に置いておくと

[2020年02月19日(Wed)]
大みそかに青いまま収穫した中玉トマトが、夏の様に赤く熟すのかを確かめるために玄関に置いておいた結果です(ちなみに、玄関に空調はありません)。

まずは、2019年12月31日に枝ごと採ったとき、

19131中玉トマト.JPG

そして、2020年1月25日の状態。一部赤くなってきました。

200125青いまま収穫した中玉トマト.JPG

そして、2月15日。もう1か月半。熟すのが遅いので、熟すのといたむのが同時に進行している感じです。やはり、真冬にはいい感じには熟さないようです。

200215青いまま収穫した中玉トマト.JPG

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岩国宮島航路に乗ってみた200215

[2020年02月18日(Tue)]
2019年の12月下旬に、岩国宮島航路ができたということを知り、一度乗ってみたいと思っていたところ、宮島に行く用事ができたので乗ってみることにしました(江戸時代にも宮島〜錦帯橋は、観光ルートだったようですが、当時は、今はない今津の港経由だったのかな?)。

今回は、時間的に帰りの便には間に合わないので行きだけ。

2001岩国宮島航路.JPG

原爆ドームから宮島への航路も持っているアクアネット広島が運行しています。

岩国の新港から出発です。

200215岩国宮島航路01.JPG

普段見ることのない、宮島の外側を通っていくので、海に向かって建てられている鳥居などの案内地図も船内にあり、まじかとまではいきませんが、何か所か見ることができました(船から見える他の島々のわかる海図のようなものもあればより楽しめそう)。

200215岩国宮島航路02.JPG

200215岩国宮島航路03.JPG

右側が弥山の山頂。JR山陽本線と宮島の間には牡蠣筏がたくさんあるのは見知っていましたが、逆の側にも牡蠣筏がちらほら見え、牡蠣殻をうずたかく積んだ場所も(有機石灰肥料の原料にしたりするのでしょう)。

200215岩国宮島航路04.JPG

かつては、海水浴場としてにぎわっていたという絵の島も。台風被害を受けて再開のめどは立っていないようですが、いかにもいい雰囲気。

200215岩国宮島航路05.JPG

200215岩国宮島航路06.JPG

趣のある聖アを回ると到着。

200215岩国宮島航路07.JPG

あいにくの曇りでしたが、瀬戸内海の島々を見ることができて満足です。天気が良ければもっと風景を楽しむことができたことでしょう。


200215岩国宮島航路08.JPG

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ひろしま哲学カフェ「「自分の言葉」はどこからどこまで?」200211

[2020年02月17日(Mon)]
ソーシャルブックカフェ ハチドリ舎の一角、レンタルスペース土橋公民館を主な会場として開催されている「ひろしま哲学カフェ」。

今回のテーマは、「「自分の言葉」はどこからどこまで?」。

これまで私が参加した中では最大の15人の参加者とにぎやか。

参加した人は、基本的には自分たちが発している言葉は、誰かから聞いたものだったり、読んだ本からだったりしているという共通認識はあったように感じました。

その上でこういう時に発した言葉は自分らしかったなあと感じたことがあったり、知り合いと話していて興が乗って自分でも思っていなかった言葉を発してしまったりしたこと、外国語を学ぶと、その言葉で表現したほうがしっくりくる状況がある(文化的背景がそれぞれなので、その言語が表現するのに得意な分野があるのでしょう)こと、人によって言葉が軽く感じたり重く感じたりすることなど、言葉のまつわるいろいろなエピソードや思いが出てきて、一つのテーマでもいろいろな意見が出てきていつもながら楽しい。

同時に、選ぶテーマが、結構重要な気がして、「ひろしま哲学カフェ」の選ぶテーマは、興味をそそられることが多いです。


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11『i新聞記者ドキュメント』2020横川シネマにて10

[2020年02月16日(Sun)]
『i新聞記者ドキュメント』
(監督:森達也、出演:望月衣塑子、120分、2019年、日本ドキュメンタリー映画)

2001I新聞記者ドキュメント.JPG

2020年、映画鑑賞11作品目にして、劇場での鑑賞10作品目。

昨年、松坂桃李さんが主演しながら、テレビでほとんど取り上げられなかったものの話題になった映画『新聞記者』のモデルとなった東京新聞の望月記者を追いかけたドキュメンタリー映画。

映画終了後に、森監督のミニトークがあり、当初は、森監督に『新聞記者』とドキュメンタリーの両方を監督するようにプロデューサーからオファーがあったものの、現実的に無理と断ったけれども、ドキュメンタリーだけは引き受けることになって制作した映画とのこと。

官邸記者会見で、しつこく食い下がって質問する姿が印象に残る望月さんですが、方向音痴だったり、集団に合わせる行動が苦手だったりと若干ズッコケながら、地道に現場に赴いて取材を行い、それを元に質問をしている姿などがちゃんと描かれており、むしろ普通に疑問を投げかけているだけなのに、注目されているのはなぜ?と改めて思わせる。

菅官房長官、前川喜平さん、籠池夫婦、伊藤詩織さんなど最近話題になった人たちがたくさん登場し、テレビ報道などではあまり見ることのできない一面を見せてくれます。


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『しょぼい生活革命』

[2020年02月15日(Sat)]
『しょぼい生活革命』
(著者:内田樹、えらいてんちょう(矢内東紀)、中田考、2020年、晶文社)

2001しょぼい生活革命.JPG

イスラム法学者の中田考さんの司会のもと、多方面に活躍する内田樹さんと、「えらいてんちょう」さん(えらてんさん)こと、これまた多方面で活躍している若者、矢内東紀さんの対談を書き起こした本。

内田さんは、前書きの中で、才能のある人や、知的に卓越した人や、想像力に溢れる人の人口当たりの頭数は変わりがなくて、ただ、そういった人たちがそれまでいたのとは違うどこかにいるのだとし、そういった人たちが出会って化学変化を起こしたとき、「本当に新しいこと」が始ると思っていると言い、そう感じさせる一つの徴候としてえらてんさんとの出会いがあったとしています。

えらてんさんのことをほとんど知らないのですが、元東大全共闘世代だった両親の下で、共産制のコミューンで育ったというユニークな経歴の持ち主なのですね。ある意味吹っ切れている感のあるしゃべりが楽しい。

えらてんさんは、『しょぼい起業で生きていく』という著書も書いているようで、そこからこの本のタイトルも取っているのだと思いますけど、私が知っている起業家も、大儲けをするという観点ではなくて、そこそこいいから自分らしいとか自分が好きなことを、といった気持ちでやっている人が多いように思います(というか、そういう人の話を聞くのが面白い)。

印象に残ったフレーズを、2、3書き留めておきます。

 −「必要なんものが、必要なとき、必要な場所で手に入る」ということが「豊かな社会」の定義だとすると、日本は小さな企業が廃業することで、どんどん貧しくなっているということです。

 −株式会社に出資する人間は、その会社が提供しているサービスや商品をこれからも安定的、継続的に享受できるという事実そのものを「配当」とみなすべきだ。

 −「家の崩落を防ぐために、いてくれるだけでいい」という家主さんと「家にこもっているだけで何もしたくない」という店子さをマッチングできたら、過疎集落の問題って、ちょっと解決できるんじゃないですか。


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692_けなげなミニトマト

[2020年02月14日(Fri)]
暖冬ネタが若干しつこくなってしまっていますが。

昨年の春から苗を買って育てた黄色くて糖度の高いミニトマト。一番寒い時期なのに、少しずつですが収穫ができていて(しかもおいしい)、

200209ミニトマト01.JPG

そしてよく見ると、花が咲いていて、まだ、実を成らそうとしています。

200209ミニトマト02.JPG

200209ミニトマト03.JPG

下手をすると(うまくいくと?)、冬を越して多年草になりそう。


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10『さよならテレビ』2020横川シネマにて9

[2020年02月13日(Thu)]
『さよならテレビ』
(監督:土方宏史、109年、2019年、日本ドキュメンタリー映画)

1912さよならテレビ.JPG

2020年、映画鑑賞10作品目にして、劇場での鑑賞9作品目。

テレビや新聞などのマスコミ業界が厳しいといわれている中、東海テレビが、開局60周年記念番組として制作した「さよならテレビ」に、あらたなシーンを加えて映画化した作品。

テレビの制作現場に、自らがカメラやマイクを入れて取材するというありそうで、難しそうな企画。

取材当初から、社員から反発を受けながらも、取材を続けていく中で、主に焦点をあてられたのが、ニュース番組のメインキャスターと中堅の契約社員、就職1年目の派遣社員の3人。どちらかというと、特殊な人になってしまったところが残念(普通の正社員の葛藤や議論しているところなどが、他の人も見たかったのではないかと思う)。

視聴率という数字に一喜一憂している様子などはよくわかったり、学生のころから、マスメディア関係の書籍などを読んで自ら学んで使命感を持ち、マスコミ業界を転々として現在契約社員として働いている人が、共謀罪の問題などに独自にがんばっている姿が描かれているものの、そういった人は少数派である雰囲気も伝わってくる。

契約社員に逆に質問されてもちゃんと答えることができないなど、取材する側の目的意識がいまいち曖昧(意図通り撮ればいいというのでなくて)なので、鑑賞後、どうも釈然としない印象が残る。

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「Live tour 2020 旅する女たち〜春待ちの西へ〜」を聴いてきた200202

[2020年02月12日(Wed)]
岩国市出身で、アコースティックユニット“サンタラ”のヴォーカリスト、ソングライターである田村キョウコさんと、東広島市出身でRie&Qoonieのピアノ&コーラス担当のQoonieさんの2人の「旅する女たち」と題したライブツアー。

会場は西岩国の西福寺の本堂。

オープニングアクトとして行われた、西福寺の若い住職と、南岩国で鉄工所を営み、鉄工所で鉄細工の一般向けのワークショップを行っている牧平さんによるギターデュオの演奏&歌もなかなか素晴らしいものでした。

「旅する女たち」の2人は、ともに音楽活動が20年近く、いい感じで年を重ねている雰囲気が伝わってくるライブでした。

サンタラでも、また岩国でライブをして欲しいものです。


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「いろやの猫いろいろ展」行ってみました200201〜25

[2020年02月11日(Tue)]
2020年2月1日(土)〜25日(火)
(水曜と2/16はお休み)
いろやギャラリー(岩国市横山2-4-17)にて

200201〜0225いろやの猫いろいろ展.JPG

ねこモチーフの、フェルトやガラス、陶芸、絵画、イラストなど、かわいい作品がいっぱいです。ねこ好きに限らず楽しめると思いますので、是非。

直に見てほしいのであえて写真は撮りませんでした(いろやのインスタなどで見ることができますが)。


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食用鬼灯(食用ホオズキ)のジャムをもらいました

[2020年02月10日(Mon)]
昨年の春にいろんな苗を作っていろんな人にあげたのですが、食用鬼灯を分けた人の苗がとてもよく育ってたくさん採れて、ジャムにしてみたとのことで、おすそ分けをいただきました(暖冬の影響でこの時期に採れている)。

200203食用ホオズキジャム01.JPG

200203食用ホオズキジャム02.JPG

毎週買っている「石窯 手ごね自家製酵母パン nora」のパンを軽く焼いてクリームチーズとともに載せて食べてみました。

200203食用ホオズキジャム03.JPG

とてもおいしい。

人に苗を分けておきながら、食用鬼灯を生でしか食べたことがなくて、次期はやってみようかなと思う今日この頃です。

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