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MI ジャーナル

―はたけと芸術を楽しみつつ、仮説を立てながらいろんな人と協働して問題解決を図り、子どもとともによりよい社会を目指していきたい、そんなことを考えている人のヒントになりたい―


キーワードは、農業(はたけ)・仮説実験授業・楽しさ・子ども劇場・芸術文化・冒険遊び場(プレイパーク)・チャイルドライン・協働などなど(ただし、私の中でつながっているだけで、それぞれに直接的な関係があるわけではありませんので、誤解のないようお願いします)


「MI ジャーナル」とは、Micro Intermideate Journal(マイクロ・インターミディエット・ジャーナル)。元のタイトル「農芸楽仮説変革子ども」は私の関心領域のキーワードをつないだだけだったので、2010年3月3日より、私の日々の情報発信という意味で、MI(村夏至)ジャーナルとしたのですが、2014年9月4日から、MIの意味を変えて、小さいながら何かのきっかけや何かと何かをつなぐ内容にしたいという意味の名称にしました(詳しくは、カテゴリー「21MIジャーナル」をご覧ください)。

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8『幸福路のチー』2020横川シネマにて7

[2020年01月31日(Fri)]
『幸福路のチー』
(監督:ソン・シンイン、声の出演:グイ・ルンメイ、チェン・ボージョン、リャオ・ホェイジェン、ウェイ・ダーション、111分、2017年、台湾アニメ映画)

2001幸福路のチー.JPG

2020年、映画鑑賞8作品目にして、劇場での鑑賞7作品目。

1970年代に生まれ、台湾からアメリカに移住し、今はアメリカ人の夫と暮らす主人公は、おばあちゃんが亡くなった知らせを受けて、悩みを抱えながら久々に故郷に帰ることになる。

主人公が幼いころ一家で引っ越してきた台北の幸福路の運河は、かつてはごみが流れていたが、今ではこじゃれた親水公園のようになっていたり変化していた。

昔の同級生と再会したりする現在と、よみがえる子どものころから今に至る思い出を時代背景とともに行き来して、主人公はある徐々に決意にたどり着いていく。

台湾に行ったことはないし、年代が1周り以上ちがうのですけど、不思議と共感する部分が多く、郷愁を誘う。

主人公たちが、子どものころ科学戦隊ガッチャマンの歌を歌っていたりするのにちょっとびっくり(台湾でも流行ったのですね)。

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今期の焚火遊び2回目200126

[2020年01月30日(Thu)]
冬季に月一ペースで、主に地元の小学校にチラシを配布して希望者に参加してもらっている焚火遊びの2回目。季節はずれの雨続きで開催が危ぶまれましたが、日曜日だけ雨がやんでくれてなんとか無事に開催することができました。

200126焚き火遊び03 加工.JPG

1月は毎年恒例の、竹を使った炊き込みご飯づくり。
3本の竹で組んだ支えに番線でつるして、1時間炊き続けて、おいしく完成。
きれいに平らげてくれました。

200126焚き火遊び01 加工.JPG

今回は、3、4年生の男の子が多く、ひっつきもっつき遊んでました。
女の子たちが竹テラスの周りを竹の葉でせっかくきれいに囲っていたのに、走り回ってぐちゃぐちゃにして顰蹙(ひんしゅく)をかったりしていましたが。


200126焚き火遊び06 加工.JPG

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キネマ ケノービー2月の作品は『気候戦士〜クライメート・ウォーリアーズ』200223

[2020年01月29日(Wed)]
2020年2月23日(日)@11時〜、A14時〜
大人1000円
大学生以下 800円
定員:15人
会場:Media Space Knoby(岩国駅から徒歩3分)

200223キネマケノービー.JPG

環境・国際理解・平和・人権・多様性をテーマにしたドキュメンタリー映画(ユナイテッド・ピープル社が配給する作品)を上映する市民上映会。
原則毎月第4日曜日で同じ作品を2回上映します。

私は最近日程が合わなくてなかなか参加できていないのですが、日程が合う人は是非。

キネマ ケノービーのホームページからは、ユナイテッド・ピープル社が配給している映画の一覧を見ることができて、随時更新されているので新しい映画の情報を得ることができます。


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7『聖なる泉の少女』2020横川シネマにて6

[2020年01月28日(Tue)]
『聖なる泉の少女』
(監督・脚本:ザザ・ハルヴァシ、出演:マリスカ・ディアサミゼ、アレコ・アバシゼ、エドナル・ポルクヴァゼ、ラマズ・ポルクヴァゼ、ロイン・スルマニゼ、91分、2017年、ジョージア・リトアニア映画)

2001聖なる泉の少女.JPG

2020年、映画鑑賞7作品目にして、劇場での鑑賞6作品目。

東ヨーロッパにあり、黒海やロシア、トルコなどに面した国、ジョージアの昔話を背景にした作品。

町から離れた山村で、人々の心身の傷を癒す聖なる泉を代々守っている父親と娘。父親はその役を3人の息子の誰かに継がせたかったが、息子たちはそれぞれ思う道に進んでしまっていて、娘はこのままでいいのか悩みつつ役目を果たしている。

全体的に、美しい自然とともにある人々の暮らしや泉を守る様子が幻想的な映像で言葉少なに描かれ、時折上流で工事の進む水力発電所が対比的にでてくる。やがて川の水や、泉にも変化が起こってしまい・・・。

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『まとまらない人』刊行記念 坂口恭平全国ツアーin広島に行ってきた200120

[2020年01月27日(Mon)]
坂口さんは本当に面白い自由人なんだなあと実感したトーク&ライブでした。

広島の横川駅から程近い古本屋「本と自由」で、一部の本棚を寄せて若干スペースが作られていたものの、本に囲まれた狭い空間に何とか設置された簡単な椅子に二十数人が座るというスタイル。少人数ならではの一体感が楽しい。

少し早めに行ったので、位置は正面、坂口さんが近い。

ギターの弾き語りと参加者が書いた質問に答えることから脱線するトークが主で、本人はいたって真面目に取り組んでいると思われるのですが、いちいち面白くて、爆笑してしまうことが多く、印象に残る話もいろいろ。

最近はスマホなど情報機器が発達して、入ってくる情報が多すぎて、自分が何らかの形で表現して外に出すことが少ない。また、きちんと整ったものを出さないといけない雰囲気があるので、ますます普通の人が出しにくい雰囲気があるけど、その人なりに表現して外に出さないとたまるばかりで健康が保てないのでは、というのは共感します。

坂口さんは、小説や歌や絵画、編み物などより広く表現する場を持っているほかに、自分なりのコミュニティを作っていて、こういう状態のときにはこの人のところに行ったり電話したりしてコミュニケーションを図ることによって平衡を保つようにしているのだなあと感じました。


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カルディのノベルティマステが手に入った

[2020年01月26日(Sun)]
先日広島駅にあるカルディでコーヒー豆を買ったら、おまけでカルディの袋などと同じ感じのイラストを使ったノベルティマステがもらえました。

2001カルディマステ01.JPG

2001カルディマステ02.JPG

かわいい柄で好ましい。


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『AIに負けない子どもを育てる』

[2020年01月25日(Sat)]
『AIに負けない子どもを育てる』
(新井紀子著、2019年、東洋経済新報社)

2001AIに負けない子どもを育てる.JPG

2018年に刊行されて話題となった『AI vs, 教科書を読めない子どもたち』(2018年9月10日に簡単なメモをブログに書いています)の続編。とても面白いです。

結論は前作でも書かれていて至ってシンプル。学校教育の中で中学校までに、書いてあることが正確に読める読解力をつけることができれば、それぞれの必要にあわせて学びやすくなるので、そこが一番大切ということ。

AIの可能性と限界を社会に広く公開するために、わかりやすい目標として「ロボットは東大に入れるか」を掲げて研究開発するプロジェクトを展開する過程で、あらためてAIが苦手とするのは「事実について書かれた短文を正確に読むスキル」であることがわかってきた。

その能力を公正に測る問題を作るために、実際に作った設問を有償で受検できる形にして多くの人に実際に解いてもらうというRST(リーデイィングスキルテスト)が開発した著者。面白いのは、実際に多くの人がテストを受けることによって、たくさんのデータを集めることができるようになり、それぞれの問題が適切な問題であるかを統計的に検証・修正していくことができているということ(実際に、設問をこう変更した方が適切に能力を測ることができるのでは、という提案に対して、実際に変更してその結果を確認することができた例なども示されている)。

それを、AIに解かせてみることによって、AIの完成度を測ろうというわけですが、同時にわかった衝撃的な事実は、AIにとって難しいことが同時に多くの人にとっても難しいことだったということ。

実は、多くの人はそれぞれのやり方で文章を読んでいて、それなりに読めていると思っているものの、文章がちゃんと読めているかどうかを測るテストがなかったために、そのことが具体的にわかっていなかったわけです(こういったテストができるのは、比較的均一な背景と教育制度がある日本ならではのようで、日本発の研究になっているみたい)。

この本には28問からなるリーディングスキルテストの体験版も入っていて、実際にどんな問題なのかを知ることができ、そのあとに、分類ごとの問題の特質や、回答の仕方がタイプに分かれることなどの説明があります。

人間がコンピュータと本質的に異なり、そして優れている点について新井さんが考えている3つことを書いていて、それがなかなか興味深い。
1 意味が(なぜか)わかること
2 欲求があること
3 全力で怠けようとすること
 (ドリルなどによる単純な記憶によって成績が上がるという成功体験を積んでしまうと、ちゃんと文章を読む努力をしなくなる)

前作では触れていなかった読解力を培う授業の具体的でわかりやすい例も掲載されています(その中には、結果としてプログラミング教育と捉えることができる例となっているものがあるのも面白い)。

そして、「科学的」に検証されたものではないと断りながら、著者が、これまでの経験の中から、意味がわかって読む子どもに育てるために必要だと思うことを、幼児期から小学校高学年までを年代ごとにまとめて書いてあることは、当たり前のようなことなのですが、それが今おろそかになっているのだろうなあと考えさせられる(端的には、「すべての子どもに、ゼロ歳から十分に母語のシャワーを浴びる機会、インターネットから切り離されてリアルな外部の世界と接触する十分な機会、歩いたり、走ったり、同年代の子どもと喧嘩をしたり仲直りをしたりする機会が保障されるべき」と書いています)。

AIの開発プロジェクトにたずさわった著者にしては、ITの学校での活用が語られませんが、最後の方でようやくそのことに触れていて、新井さんが学校で検討したようがよいと考えるITの活用方法は、次の4つくらいだと書いていて、その上で、パソコン教室があってノートパソコンが1クラス分あれば十分だと書いていて、私も本当にそう思います。

1 高校の統計の授業での大規模データの分析
2 日本語が母語でない生徒の支援のためのIT
3 学校のホームページを完全に機械可読な形式にして、学校だより・給食だより・緊急連絡などを、ブラウザの機械翻訳機能を使って何語にでも翻訳できるようにし、日本語を読み書きできない保護者に確実に情報を伝えること
4 黒板に地図や五線譜、「詩」などをプロジェクターで投影できるKocriと呼ばれるツール

ここまで読んできて、じゃあ、大人になってしまったら、読解力を上げるのは無理なのだろうかという疑問に対して、前作では、具体例をあげずに大人になってから読解力が上がった人がいることを書いていたのですが、今回は、その人の了承を得て実名入りで体験談を紹介してくれています。実は、その人は、まさにリーディングスキルテストの開発メンバーの1人で、当初問題が解けないことをはずかしくて話せないまま、開発に関わっていく中で、自分で自分の読解力のなさに向き合ってひそかにこつこつ努力することによって、読解力が向上していったのだそうです。それまでも、論文を書くのが苦手で時間をかけることで何とか対応していたらしいのですが、それが解決したらしい。

最後に、新井さんはこの本の印税を使って、自らが立ち上げた一般社団法人「教育のための科学研究所」ですべての幼稚園・保育園・小中学校・高等学校に対して、基本的なホームページを(1機関5ギガの容量まで)無償で提供するプラットフォーム「edumap」を2020年春に向けて準備することが書いてあって、実際にホームページで調べてみると、1月から登録を始めているようです。教育改革のために自分ができる具体的なことを行っていて、心意気を感じる。


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YORIMICHIBAZAR vol.13 立川談笑独演会200322 周防大島落語 その5

[2020年01月24日(Fri)]
2020年3月22日(日)15時〜(開場14時)
周防大島町和佐公民館にて
一般前売3500円(当日4000円)
中高生前売1500円(当日2000円)

200322立川談笑落語.JPG

今年もやってきます。周防大島落語。

昔の公民館らしさを残す桟敷席のある趣のある和佐公民館は、老朽化が進んでいるのでここでできるのはもう最後かも、と昨年言われていましたが、今年もなんとか同じ会場で開催されるようです。

フライヤーに直接チケットを取り扱っているお店が書いてあります(岩国ではhimaarに置いてあります)。

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ひろしま哲学カフェに参加してきた200119

[2020年01月23日(Thu)]
ソーシャルブックカフェ ハチドリ舎の片隅、土橋公民館をメイン会場として月一ペースで開催されている「ひろしま哲学カフェ」。

2020年最初のテーマは、「「問題」は解決しないとだめですか?」。

「哲学カフェ」は、基本的なところの考え方はある程度共有されているけども、微妙なところではそれぞれの進行役にまかされているようです。「ひろしま哲学カフェ」では、まずそれぞれが当日呼んで欲しい自分の名前(本名でもあだ名でもなんでもOK)を決めて自分の前に書き、最初だけは、進行役が決めたテーマに基づいて、みんなが自分の名前とひと言ずつお話しする始め方がおきまり(あとは、無理にしゃべらなくてもいい)。

今回の出だしのテーマは、「自分の体験で、問題が解決した例」。ここで、参加者の多くが解決した例を出すのが難しくて、「そもそも問題は可決できてないじゃん」的な波乱含みのスタート。

しかし、その後は、話していくと解決した例がでてきたり、そもそも問題とは何なのかとか、保留にしたり、忘れたり、関係者が話し合ってその問題をないことにしようとすることにしたりするのは、解決したと言えるのか、とか、「ねばならない」ではなくて、同じ未来を見据えて問題点を共有できたら解決にむかうのでは、など、定義の話しから、人の性格や心情的な違いによる捉え方のあり方など、触れ幅の大きな話になって、面白いものでした。

哲学カフェの面白さを他の人に話したとき、「定義がはっきりしないとちゃんとした話しが進まないのでは?」と言う人もいるのですが、初対面の人もいるような場では、同じテーマでも考えていることや切り口が違ったりするので、いろいろ出し合って、相手がどういうことを考えているのかを知っていって、自分もその考えに影響されて考え直したりするのが楽しいので、あまり理詰めで考えすぎない方が楽しいのかな、と思ったりします。

次回は、2020年2月11日(月・祝)14時〜16時
ソーシャルブックカフェ ハチドリ舎にて
テーマ:「自分の言葉」はどこからどこまで?
参加費:1500円(1ドリンク込み)

おまけ
「哲学カフェ」終了後に軽く雑談しているとき、ハチドリ舎で月一ペースで開催している「セクマイBar」(性っていろいろ!セクシャルマイノリティー(性的少数者)たちと、性についての疑問や悩み、あれこれ自由に安心して飲みながら語り合いませんか?)に参加している人がいて、価値観が違いすぎる人ばかりで面白いと言っていてちょっと興味を持ちました(気になっていたのですが、実際の参加者から話を聞くと具体的なイメージが少しふえて興味が増します)。


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6『ジョジョ・ラビット』2020サロンシネマにて5

[2020年01月22日(Wed)]
『ジョジョ・ラビット』
(監督:タイカ・ワイティティ、出演:ローマン・グリフィン・デイビス、トーマシン・マッケンジー、タイカ・ワイティティ、レベル・ウィルソン、スティーブン・マーチャント、アルフィー・アレン、サム・ロックウェル、スカーレット・ヨハンソン、109分、2019年、アメリカ映画)

1912ジョジョ・ラビット.JPG

第二次世界大戦の末期、ドイツの10歳の少年が主人公。友だちがあまりいなくて、ひ弱だけど、妄想でつくりあげたヒトラーが友人で、ナチスの少年養成機関であるヒトラー・ユーゲントで訓練キャンプに参加したりする熱心なナチス信奉者。

父親は戦争に行って行方不明。優しい母親は、あえて直接的には子どもにナチス批判をしないものの、ひそかに壁の奥の部屋にユダヤ人の少女をかくまっている。

やがて、少年は少女の存在に気付き、少しずつ交流していくうちに偏見に気付いていく。

監督が自ら演じるおちゃめな妄想上のヒトラーをはじめ、全体的にユーモラスに描かれながらも、切迫した状況の中に光る大切な優しさなどが描かれていてなかなか素敵な作品です。


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子ども食堂(仮称)を見学してきた200119

[2020年01月21日(Tue)]
昨年の11月に知り合いの若いお父さんたちといっしょに子ども食堂の立ち上げに関する講座を受講して、一気に盛り上がって開催の運びとなった子ども食堂の初回を見学してきました(私は、地域のおじさん的な立場)。

中心メンバーは、PTAの役員などだったりするので、学校側との連携がスムーズで、フライヤーも学校が印刷・配布してくれ、地域の人たちにも使ってもらえるコミュニティルームとなっている空教室を集合場所にして、調理室も借りて、みんなで一緒にカレーを作って食べようという会になったようです(食事代は、子ども50円、大人200円)。

特に事前申込み不要にしたら、予想を超える子ども60人、大人20人くらいという大盛況。
調理台の数である6つの班にくじ引きで異学年にわけて、ぎゅうぎゅう状態でしたが、班長のお父さんの下、ちゃんと役割分担をしながら和気藹々と調理しているすがたはほほえましい。

200119子ども食堂01.JPG

200119子ども食堂00.JPG

食材もいろいろなところから提供してもらって、岩国ならではの蓮根(レンコン)もあって、カレーの中に入れたり、薄い輪切りにしてホットプレートでこんがり焼いてトッピングにしたりと楽しい。

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私は、お昼から別用があったので、残念ながら完成まで居ることができなかったのですが、その後、場所を分散してみんなでカレーを食べ、会の名前をみんなで決めたり、楽しく過ごしたようです。

とりあえずは無理せず不定期で開催していこうというゆるい感じで、みんなが楽しんでやっている雰囲気が伝わってきました。

応援していきたいと思っています。


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689_サニーレタスの逆植え替え

[2020年01月20日(Mon)]
10月下旬にタネをはたけに筋蒔きしたサニーレタスが大きくなってきたのですが、密集しているので、間引いて育苗ポットに植え替えてみることにしました。

普通の逆のパターンですね。

タネを植えたものの、この季節は明るい時間帯が短く、平日は暗くて朝夕に収穫にはたけに行っても寒いしよく見えないので、軒下で育ってくれば助かるなと思って。

200112サニーレタス01.JPG

200112サニーレタス02.JPG

200112サニーレタス03.JPG

まだ小さな苗は根も体も小さいので、大丈夫な気がしますが、結構大きくなったやつは、植え替えるときに微細な根がとれてしまって、大きな体を支えるだけ水分や養分を吸い上げられるか心配です。

植えた直後はこんな感じ。

200112サニーレタス04.JPG

1日後は、

200113サニーレタス01.JPG

そして1週間後はこんな感じで、寒いせいか、すごく元気なわけでもなく、枯れてしまうわけでもなくといった状況。一つ変わったのは紫色がぐっと増えたようです。

200118サニーレタス植え替え01.JPG

ちなみに、プランターにも植えてみたら、こちらのほうがやはり土が多いせいでしょう、元気です。

200118サニーレタス植え替え02.JPG

単純に、寒い時期なので、成長は遅い。そして、育苗ポットだと、朝晩の寒さははたけより厳しいだろうなあ。

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『IT全史 情報技術の250年を読む』

[2020年01月19日(Sun)]
『IT全史 情報技術の250年を読む』
(中野明著、2017年、祥伝社)

1910IT全史.JPG

生態学者、民族学者、情報学者、未来学者など多方面で活躍し、世界的にみても先駆的に1960年代に情報技術についてまとまって論じていた故梅棹忠夫さんならどう考えるだろうか、と思いながら、「情報技術の生態史観」(@それぞれの遷移の段階が前段階と断絶している、A遷移の後段階が前段階を必ずしも完全に駆逐するわけではない、Bテクノロジーは可能性の展開、など)を描くことを目指して書かれた本。

まず、書いておかないといけないのは、「情報技術」と本のタイトルにも書いてあるけども、(例えば、「どうやって電波に音声を乗せているのか」など)技術上の個別具体的なことが書かれているのではないということ。社会的背景に基づいたり基づかなかったりして、どういうキーパーソンの元に新しい情報技術が開発され、社会がそれをどう受け入れ、どう変化していったかといったことについての250年の大きな流れを見渡すことができるといった感じです。

情報技術の始まりを、フランス革命で国内外から注目を集めて、四方を敵国に囲まれたフランス革命政府が、国境を守る軍隊と迅速に情報のやり取りを行うために1794年に新たに開発された腕木通信にしているところは面白い。

腕木通信とは、1本の4メートルの腕木とその両端につけられた2本の2メートルの腕木を組み合わせたものが自由に角度を変えられるように作られた腕木通信機を10キロメートルごとに作り、そこに常駐している通信士が望遠鏡で隣の腕木通信機が示す形を確認してまねることによってリレー式に目的地まで信号を届けるという一見原始的な方法でありながら、今日の情報技術の基本的な性格を持ち合わせていることを指摘している。

それは、メッセージを、(手紙などのように手に持てるような媒体を使わずに)まずデジタルな符号に変換し、それを離れたところで受け取り、復号化して元のメッセージに戻すことによって、発信者から受信者へ伝える技術であるということ。

その後、ケーブルを使って記号を送り、音声も送れるようになり、それが無線でも送ることができるようになって、安価な受信機ができるようになると、ラジオ放送という不特定多数の人への一斉配信すると言う新しいコミュニケーションが生まれるようになるといった、新しい技術が新しい利用価値を生み出していく様子をさまざまなエピソードとともに一気に読ませてくれてなかなか興味深い。

しかし、現代に近づくいてくるほどに、論調があいまいになってくることは否めないような感じがしたのも確か。

いずれにしても、今注目を浴びている情報技術についての流れをおさらいすることで、情報やコミュニケーションについて考えていくうえでの参考にはとてもなる。


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sofa HIROSHIMA 一周年記念イベント 哲学カフェ200125

[2020年01月18日(Sat)]
2020年1月25日(土)16時〜18時
テーマ:「本は人生を変えるか」
進行役:中岡成文(一般社団法人 哲学相談おんころ代表理事)
ゲストスピーカー:辻川純子(himaar店主、編集者、ライター)
上村崇(ELCAP代表、福山平成大学附属図書館長)
定員:20人
参加費:1500円(ワンドリンク付)
会場:sofahiroshima レンタルスペース

広島の紙屋町にあるパセーラの3階に1年前にオープンしたsofa HIROSHIMA。1周年を記念していろいろな催しを開催するようです。

その中のイベントの一つに、哲学カフェがあることを最近知りました。
このところソーシャルブックカフェ ハチドリ舎を主な会場としているひろしま哲学カフェにちょくちょく参加していますが、ちがう進行役の場合どういう雰囲気になるのか体験してみたいと思っています。


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『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』

[2020年01月17日(Fri)]
『外国人が熱狂するクールな田舎の作り方』
(山田拓著、2018年、新潮新書)

2001外国人が熱狂するクールな田舎の作り方.JPG

先日、岩国でインバウンドに関するイベントがあって登壇してくれた山田さんの話がなかなか面白かったので、著書を買ってみました。

学生の頃から「海外でチャレンジしたい」と意欲的だった著者が、実際にマネジメントに関するアメリカ企業に就職し、また、パリに本社を置く日本法人に転職するも2001年のアメリカでの同時多発テロによって、自分が勤務していた会社の事務所のあるビルが崩壊するという体験を経て、より広い世界を見るためにスポンサーをつけて525日の世界放浪の旅に出かけ、その過程で、「日本と言う自分たちが生まれ育った国は、歴史ある豊かな国で、特に地方部にはそれらの要素が比較的濃厚に残されており、ある意味これからの社会で渇望される持続可能な社会の要素を沢山持っているのではないか」という思いに至って、縁もゆかりもなかった岐阜県北部の飛騨に移住し、「なにげない里山の日常」を売りにして外国人観光客から人気を集めるツアーを提供する仕事を始めた10年間について書き記した本(一文が長すぎました)。

地域のお祭りの役などを引き受け、地元のコミュニティの中に入り込みつつ、田舎の生活のに悪い影響を与えないように少人数単位で徒歩やサイクリングで解説しながら見せることがいろんな人のhappy(幸せ)に通じるという考え方のもとに地道に活動している様子が、失敗談なども含めて丁寧に書かれていてとても参考になる。

後半の方で、同じ事業は全国どこでもできるということと、それを進めるためのよい人材を確保することの大切さと難しさが語られていて、共感する部分です。こういったまねすれば成功する可能性の高い近道はいろいろと探せば見つけることはできる。ある意味、いろいろな答えは様々な人の積み重ねの中からいくつか見出されていて、それに向けて着実な努力をすればいいだけのはずなのですが、それがなかなか難しいのですよね。


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Live tour「旅する女たち 〜春待ちの西へ〜」200202

[2020年01月16日(Thu)]
2020年2月2日(日)14時〜(13時半開場)
西福寺(岩国市岩国2-6-32)
出演:田村キョウコ(from サンタラ)、Qoonie
 オープニングアクトあり
一般前売2500円(当日3000円)
学割前売1500円(当日2000円、小・中・高)
 いずれもドリンクとお菓子付)

200202旅する女たち.JPG

岩国市出身で、アコースティックユニット“サンタラ”のヴォーカリスト 田村キョウコさんと、東広島市出身でRie&Qoonie のピアノ&コーラス担当のQoonieさんによるコンサート。

サンタラのライブは、ヒマールで一度だけ聴いたことがあります。結構私の好みです。行ってみたいと思っています。


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5『パラサイト 半地下の家族』2020広島バルト11にて4

[2020年01月15日(Wed)]
『パラサイト 半地下の家族』
(監督:ポン・ジュノ、出演:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン、チョ・ヨジョン、チェ・ウシク、パク・ソダム、イ・ジョンウン、チャン・ヘジン、132分、2019年、韓国映画)

200111パラサイト.JPG

2020年、映画鑑賞5作品目にして、劇場での鑑賞4作品目。

定職を得ることができず、細々と内職をしながらごみごみした下町の半地下の部屋で暮らす極貧層の4人家族。

ある日、大学に合格していないが受験経験の豊かな息子は、友人から家庭教師の代役を頼まれて、美大志望の妹に大学の入学証を偽造してもらい、高台にある超高級住宅に住むIT企業の社長の娘の家庭教師となる。

そこからそれぞれ他人を装い、いろんな手を使って1人また1人と社長宅で働くことになる半地下の家族。

悪気のない裕福な家族やその友人たちと、何とか貧困状況から抜け出したい家族の対比。次々とスリリングに展開していく物語。楽しませながら考えさせられる。


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688_春に作った苗を秋に植えてみたら(結果)

[2020年01月14日(Tue)]
4、5月に人肌発芽させたりして育苗ポットで育てていた苗のうち、自分のはたけにも植えず、人にもあげそびれて、軒下で数か月間放置していたものを、思い立って9月下旬にはたけに植えてみました。もちろん、ダメもとです。

その時の状態。

190927春からの苗01.JPG

植えたときはまだ暖かかったので、特に茄子(ナス)は意外なほど旺盛に育っていたのですが、その後の寒さと共に衰えていき、やはり収穫までは至りませんでした。

1月に入って12日の状態です(見る方向が9月の時と逆ですけど)。

200112遅く植えたナス・ピーマン01.JPG

茄子はこんな感じ。

200112遅く植えたナス・ピーマン02.JPG

ピーマンはよく見ると、小さな(軍手をはめた指の大きさと比べてみてください)実が付いている苗もありました。

200112遅く植えたナス・ピーマン03.JPG

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4『男はつらいよ50 お帰り寅さん』2020_109シネマズ広島にて3

[2020年01月13日(Mon)]
『男はつらいよ50 お帰り寅さん』
(監督:山田洋次、出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、後藤久美子、前田吟、池脇千鶴、夏木マリ、浅丘ルリ子、116分、2019年、日本映画)

1912男はつらいよ50 02.JPG

2020年、映画鑑賞4作品目にして、劇場での鑑賞3作品目。

『男はつらいよ』シリーズ50周年にして50作品目。

同じ監督が製作している作品をオマージュと言っていいのかどうかわかりませんが、これまでの『男はつらいよ』シリーズの映像をふんだんに使って、当時と同じ俳優が現在を演じるという、ファンならずとも、郷愁に誘われると思われる作品。

シリーズに登場したあまたのマドンナたちの若かりし頃の姿もたくさん登場して何ともかわいい。

6年前に妻を亡くし、脱サラして現在は小説家として一人娘と2人暮らしをしている寅さんの妹の息子が主人公で、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)に勤める初恋の人が、仕事でたまたま帰国していて、再会する話が基軸。寅さんシリーズは、時事ネタや庶民の悲哀などが必ず込められているところが、監督らしい。

個人的には、昨年、岩国にある喫茶店ヒマールが関わって出版された『アフリカの難民キャンプで暮らす ブジュブラムでのフィールドワーク401日』を読んで以来、ヒマールでの難民に関する企画に参加したり、年末にたまたま国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんの特集番組を見たり、難民のことが私の中に来てるなあと思う今日この頃。


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687_遅ればせながらの里芋(サトイモ)の収穫

[2020年01月12日(Sun)]
例年は、11月下旬くらいに里芋の収穫をはじめるのですが、この冬は今のところ予報されていた通りの暖冬で、私の住んでいるところでは、まだ霜らしい霜が降りてません。

なのですっかり油断して、寒さで風邪(寒さで芋が半透明になってしまっておいしくなくなる)をひかないように草をかぶせたりとかもせずに里芋をそのままにしていて、しかも、普通1月だったら完全に倒れている葉がまだ一部残っている状態です。

200111里芋01.JPG

思い立って1株だけ掘ってみると、親芋が二つになっていて、1株としてはまあまあたくさん採れました。

200111里芋02.JPG

次の日に、里芋と鶏肉をたいて美味しくいただきました。

200113里芋と鶏肉.JPG

ちなみに、年末に施肥や草マルチをして整えた絹莢豌豆(キヌサヤエンドウ)とスナップ豌豆も、この時期にしては大きくなりつつあります。

200111絹サヤ・スナップ.JPG

ブロッコリーは、マイペースで大きくなってきています。

200111ブロッコリー.JPG

大根(ダイコン)、蕪(カブ)、小松菜(コマツナ)、葱(ネギ)などは間引きながらの収穫が順調ですし、ミニトマト(特に糖度の高い黄色い細長いの)が未だに収穫できています。


200112ミニトマト01.JPG

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